Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    叩き

    z0ed0

    SPUR MEこちらは2023/8/6開催『床下クッキーパーティ』展示作品です。

    ヒナイチの生まれ変わりが事故で吸血鬼になったと同時に前世の記憶を取り戻してかつての伴侶だったドラルクに会いに行く話です。(未完成)

    製作途中のため途中を飛ばしたり読みにくいところがあります。
    私が読みたいので尻叩きにご協力いただけますようお願いいたします。
    転生・転化ドラヒナ(タイトル未定) 噛みつかれた痛みとともに覚えのない記憶が一気に脳に流れ出した。
     大好きなクッキーの味、優しく私の頬を優しく撫でる血色の悪い細い指、少し細めて優しく微笑む貴方の顔。
     どうして忘れていたのだろうと涙を流しながら目の前で崩れて塵と化す吸血鬼を呆然と見つめる。あの人はしょうもないことですぐ死ぬ吸血鬼だった。
     視界が霞んでいく。遠くで誰かが叫んでいる。それらの意味を理解できる余裕が私にはなかった。
    「…っああああああああああああああああああああ!!!」
     次の瞬間体中に激痛が走り地面に膝をつく。鼓動がいつもよりもずっと大きくてはち切れそうだ。これが前の私が感じるはずの感覚だったんだと頭が勝手に判断する。あいつが与えてくれるはずだった感覚なのだとナイフで傷口をなぞるようにひしひしと刻み付けられる。
    3659

    しいな

    PROGRESS8/20インテ新刊「ドラマティックな恋じゃない」

    ⚠ 真一郎が非童貞
    ※直接描写なし

    あらすじ
    真一郎は十二年こじらせたワカへの片思いに決着をつけようとするも、幼馴染みの武臣に「無理だから諦めろ」と一蹴されてしまう。それでも今のままではいけないと悪あがきをしながら、ある日酒の勢いでワカを抱いてしまい――……。

    真一郎→→→→→(?)ワカの話。
    推敲・校正前なのでサンプル未満の尻叩き進捗。
    ドラマティックな恋じゃない 恋とは、きらきらと輝いて、そっと触れなければ壊れてしまうほど、うつくしくて尊い思い。――なんて、そんな言葉とは到底無縁だった。
     自分自身でも抑えきれなくて、おぞましい色で蠢いて、直視することが嫌になる。そのくせ手放そうと思えば思うほど、強くて太い根が張って心から離れない。ほんとうに、簡単に捨て去ることができればどれほど楽になるのだろうか。
     もう、十二年。
     まだ十代の青臭さが残る少年が見つけた宝物は、今となっては手に負えない呪物になっていた。
    「あー……」
     ぼんやりと眺めた夜空は相変わらずで、東京のあちこちにそびえ立つビルで切り取られている。
     決して綺麗なものではないのに、見慣れているからこそ落ち着けるのか、気がつくといつからか夜空を見上げるクセがついたらしい。仕事終わりに店の裏で煙草を吸いながら、ゆっくりこの十二年間抱えた片思いに別れを告げた。
    3190

    kawatany_san

    PROGRESSオーカイ R18小説導入部分。
    尻叩きのためにあげるので、反応頂けると励みになりますー!
    「熱砂のオアシスに勇者の歌を」のセトの楽園が舞台です。ネタバレは無いはずですが、気になる方は回避してください。
    8/6オーカイ オンラインイベント原稿火照った肌が少しづつ冷やされていく感覚にほっと息を漏らす。
     任務で赴いた砂の街の太陽に容赦なく肌を焼かれ続け、湖から宿に辿り着いた頃には触れると熱を持っているのが分かる程になっていた。
     やや赤くなった肌に気付いたラスティカが魔法をかけてくれようとしたものの、今更のように持て余す。時間が経てば落ち着くだろうと断ったそれは、そろそろ寝ようかと思ったカインを中々寝付かせてくれなかった。
     素直に仲間の厚意を受け取っておけばよかったと後悔したところですでに遅く、他の仲間たちもすでに部屋に戻ってしまっている。声をかけるには遅い時間に、カインが考えた対処法は至ってシンプルだった。
     一人部屋のとれた今回は、更に運のよいことに小さな浴室が備え付けられていた。聞けば砂漠を越えてきた旅人にとって、何よりの労いは冷えた果実水と、水浴びだから、というこの街ならではの気遣いなのだという。
    2339