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    同級生

    kky_89

    TRAININGRKRN 夢小説 文×夢♂
    夢主=同級生設定 セリフあり 名前・容姿無し
    オリジナル同級生でもいいような気もしたけどそれなら夢小説と言い張る。
    文次郎に困り眉させたい。困り眉させるだけさせて自分は自分の道をゆきたい。

    学園に対する現状の解釈。
    https://wavebox.me/wave/1hk5yfe9ttwwns9q/ ←いいたいことはここに投げると吉
    「きみ」が早期卒業するまでの47時間【一寸の光陰】

    郷里の便りを受け取ってからの君の行動は素早かった。
    便りを見たのは梅の去り桜の至らぬこの季節に最後の斜陽が射す時分だったが、読み終えるやすぐさま内容を学園長に知らせ承諾を得ると、長く伸ばしていた髪を大人らしく切り揃えた。
    翌日、図書室の本と学校の備品はすべて返し、小綺麗な私物を髪と一緒に売り払った。僅かでも急ぎ金が必要になったとはいえ、まともに値がついたのが選りすぐりの品々よりも仙蔵への対抗意識だけで手入れをした髪だったことにどこかさみしく感じた。世は無情だ。
    量は減ったがそれでも、5年間集めたガラクタを広げると一人になったばかりの部屋がいっぱいになった。
    こういう光景はなにも珍しいことではない。3年生から4年生に進級するときには同級生の半分以上が就職、といっても家業に戻った、が決まって学園を去り、その形見物を君も受け取ってきた。先月も同室相手の私物をほとんど丸ごと受け取った。もうすこし長くいるつもりだったが思いのほかことが早く進んだ。それだけのことだ。
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    肝缶ω

    MOURNING絶対出さないであろうやつのネーム供養。
    半+ロナ。暗い。
    半が大怪我で死にそうになって転化することになる話。家族が来るまでサギョがずっと半に付いてて、カメも病室に駆けつけて、談笑したときはまだ半は気丈に振る舞ってたけど、カメが帰ったら朦朧としちゃって、目も見えていないであろう状態。まるで幻覚を見ているようにロに話し掛けるんだけも、やっぱりロは来ないし連絡もつかない。akmさんが来た所で家族以外面会できなくなって、見かねたヒヨがサギョと一緒にロを探すと病院の屋上にいて、「俺なんかと会うより」みたいなことを言う。サギョがそれにガチギレして、「意識を失うまで先輩はずっとあんたのことを気にしてた」「あんたのことを一方的に追っかけてるのは先輩の勝手で、あんたには迷惑なだけかもしれねーけど」「最後すら会ってやれねーのかよ!あんまりだろ!!」と胸ぐらを掴む。ロはそれでやっと半の病室に向かうが、そこにいた半は既に吸血鬼に転化済み。「やっと来たかバカめ」と笑う半の瞳は赤い。周りに吸血鬼が増えすぎて麻痺していたが、同級生として一緒に過ごした時間や関係性にはもう二度と戻れないのだとやっとロナは気付く。
    …とは言っても半は転化してもロナにガツガツ行くんですけどね。なのでロナにとって救いはある。