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    吸血鬼

    yowailobster

    DOODLE20220217 いや好きじゃないです
    バレバレでしょうが大好きなシチュは好き好き催眠です

    吸血鬼が親族にいたってランガから聞かされてランガくんの血が美味しいのそのせいか~と思ってる神道、それひいひい(略)ひいじいさまの兄が吸血鬼くらいの眉唾話だから早めに気づいた方がいい 好きな子ボーナス入ってるよ
    食糧くんは吸血鬼がお好き「あ」
     薔薇に触れるたび思い出す。そういえば茎には棘があり、棘は刺さると痛く、そして。
    「あー……出てる……」
     指先を確認したところやっぱりあった。小さいけれど確かな痕。花びらに負けないくらい真っ赤な血が。
     どうしよう。このくらいの傷でパニックになるほど子供じゃないけど、おそらく隣室に居るだろう二人にこれがバレたらと思うとたいへん焦る。
     見つかる前に何とか絆創膏でも。そんな思いは勢いよく開いたドアに弾き飛ばされた。
    「失礼。少々急いてしまった。君が傷を隠すつもりでは無いかとつい」
     近付く手に即傷のある側の手指が確保される。そんなに分かりやすいかと尋ねれば彼は傷痕を観察しながら真面目な顔で頷いた。
    「実に分かりやすい。香りの強さもあるだろうが僕にとっては所有物だからね。捧げられるべき一滴が流れているとなれば気も逸るさ……ということで」
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    式(shiki)

    MEMO※ 現代社会を生きる吸血鬼の末裔兄弟のお話
    ※「男子高校生 吸血鬼サスケくんの日常」シリーズ(全13話)はhttps://twitter.com/i/events/1546201655292887040
    ※ イタサス
    ※ X(旧twitter)の不具合で投稿できなかった箇条書き風メモの再投稿&続きのため、きちんとした文章ではありません。
    男子高校生 吸血鬼スケくんの日常2023-2日目_モブ子ちゃんに恋するモブ男くん 唐突ですが、男子高校生モブ男くんはクラスメイトのモブ子ちゃんに片想いをしています。
     モブ子ちゃんもモブ男くんのことは憎からず思ってくれているようですが、未だ友人以上恋人未満のモブ男くんとモブ子ちゃん。
     今日も今日とてモブ男くんは陸上部の練習に励むモブ子ちゃんを放課後の教室から恋のくそでか溜め息を吐きながら眺めます。
     その溜め息のあまりの大きさに自分でもびっくりモブ男くん。はっとして教室を見回せば、クラスメイトたちは疾うに部活や委員会に出払うか、あるいは帰宅しており、ただ一人を除いてはもう誰もいませんでした。
     残っていたのは窓際の席の男子生徒。
     9月に入っても連日残暑厳しい日々だというのに厚手のパーカーを制服のシャツの上に着込み、何ならフードまで目深に被っている学校一の変わり者にして、学校一のイケメン「うちはサスケ」くん。
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