太刀
そらからぽいぽい
DONE甘露寺蜜璃ちゃんのお誕生日漫画です蜜璃ちゃんが一番欲しいものといったら伊黒さんだと思ったので…
伊黒さんの自制心をひきちぎる為に軽率に色々詰め込み最終的には自制心にはお暇願いました
ガチガチに情欲コントロールの効いた太刀筋矯正のプロフェッショナルでなければ伊黒さんではない!という方は廻れ右。
⚠あと途中煉獄さんが二人を取り持とうとして何故か煉おば風味な展開と、腐女子みたいな蜜璃ちゃんいます⚠️ 15
こみちw
DONE前作【ジャスミン】の後日談。月見さんが友情出演。
【ジャスミン】後日談「…それで?迅君を泣かせちゃったの?」
「゛う………まぁ…」
「非道いわね」
「……そう言うなよ。俺だって切羽詰まってたんだ」
「慶君って、昔から好きな子ほど泣かせたくなるタイプよね。変わらないわ」
「………」
暗に成長がないとでも言われているかのような、容赦なく浴びせられる苦言に返す言葉もない。
本当は泣かせるつもりなんかなかった、とは言っても、結果泣かせたのだから、そんな自己満足の言い訳など聞きたくない、とでも言われてしまうのが容易に想像できるから反論はできない。
月見に口で勝てないのは、これまで嫌というほど経験している。
戦闘中の頭の回転は負けないぞと言ったことがあるが、それは半分以上が本能でしょうと返された。それまで感覚で戦っていた太刀川が、初めて壁にぶち当たった時——それは迅によってもたらされた壁だが——問答無用で戦術を叩き込み、乗り越えさせたのは彼女だ。だから今でも頭が上がらない場合が多い。浅い付き合いでは無いから、今日のように気軽に買い物に付き合ってくれたりはするが、あの時の厳しさを思い出すと今でも胃のあたりがヒヤリとする。
3773「゛う………まぁ…」
「非道いわね」
「……そう言うなよ。俺だって切羽詰まってたんだ」
「慶君って、昔から好きな子ほど泣かせたくなるタイプよね。変わらないわ」
「………」
暗に成長がないとでも言われているかのような、容赦なく浴びせられる苦言に返す言葉もない。
本当は泣かせるつもりなんかなかった、とは言っても、結果泣かせたのだから、そんな自己満足の言い訳など聞きたくない、とでも言われてしまうのが容易に想像できるから反論はできない。
月見に口で勝てないのは、これまで嫌というほど経験している。
戦闘中の頭の回転は負けないぞと言ったことがあるが、それは半分以上が本能でしょうと返された。それまで感覚で戦っていた太刀川が、初めて壁にぶち当たった時——それは迅によってもたらされた壁だが——問答無用で戦術を叩き込み、乗り越えさせたのは彼女だ。だから今でも頭が上がらない場合が多い。浅い付き合いでは無いから、今日のように気軽に買い物に付き合ってくれたりはするが、あの時の厳しさを思い出すと今でも胃のあたりがヒヤリとする。
こみちw
DONE読みやすい方であげなおし。太刀迅。
同年の仲間といる時は19歳の男の子してる迅さんと、それを見た太刀川さんのお話。
【ジャスミン】あの日。
太刀川さんがこう言ったんだ。
「なぁ、迅。もし俺たちに明るい未来ってのがあるとして、その時、俺と一緒にいるつもりは無いか?」
*****
三年と少しの歳月を経て、太刀川さんと和解した。
いや、和解というのもおかしいか。
風刃を手にして距離を置いたのは俺で、太刀川さんは特に変わりはなかった。ように見えた。
会えば普通に話をしたし、冗談のように風刃を手放してA級に戻れなんて言われた事もあった。
それに答えることは無かったけれど、変わらない態度に安心を覚えていたのも確かだ。
A級に戻ってからは、顔を見る度にランク戦に誘われていた。
そして、あの言葉を言われたんだ。
憎からず想っていた俺は、あのワクワクする日々の再来の予感に気分が上がっていたのか、いいよと応えてしまっていた。
6162太刀川さんがこう言ったんだ。
「なぁ、迅。もし俺たちに明るい未来ってのがあるとして、その時、俺と一緒にいるつもりは無いか?」
*****
三年と少しの歳月を経て、太刀川さんと和解した。
いや、和解というのもおかしいか。
風刃を手にして距離を置いたのは俺で、太刀川さんは特に変わりはなかった。ように見えた。
会えば普通に話をしたし、冗談のように風刃を手放してA級に戻れなんて言われた事もあった。
それに答えることは無かったけれど、変わらない態度に安心を覚えていたのも確かだ。
A級に戻ってからは、顔を見る度にランク戦に誘われていた。
そして、あの言葉を言われたんだ。
憎からず想っていた俺は、あのワクワクする日々の再来の予感に気分が上がっていたのか、いいよと応えてしまっていた。
ヒョウ
SPUR ME一生外せない結婚指輪をつける激重ウツハン♀を書いてる。書き上がる気が全くしないけど…愛弟子の武器は太刀。モブが出てくる。グロいっちゃグロいかもしれない
未定火の中から苦無を取り出し橙色に光る刃を見つめながら向き合う男と女。
男は女の左手の薬指に焼ごてのように刃先を押し当ててぐるりと一周。
皮膚はじゅうじゅうと音を立てて焼け女は痛みに呻きながら男の肩をぎりりと噛む。
女の指に一生消えない痕が焼きついたら今度は男の薬指に焼けた苦無を押し付ける。
奥歯が砕けそうなほど強く噛み締めながら女がつけた肩の歯形に口付けて耐える男。
誰もいない、二人だけの婚礼。
薬指の『指輪』を重ねあい静かに口づけを交わす。
その二人の影は轟音とともに消えていった。
―その一年前のこと。
カムラが誇る英雄はギルドに入った救援要請に応じて溶岩洞にいた。ヤツカダキを目的としたハンターは突如としてラージャンに襲われて装備を失い虫の息。そこに駆けつけたのはカムラの英雄と、もう一人。すらりとしなやかな身体を持った長身の男。
4278男は女の左手の薬指に焼ごてのように刃先を押し当ててぐるりと一周。
皮膚はじゅうじゅうと音を立てて焼け女は痛みに呻きながら男の肩をぎりりと噛む。
女の指に一生消えない痕が焼きついたら今度は男の薬指に焼けた苦無を押し付ける。
奥歯が砕けそうなほど強く噛み締めながら女がつけた肩の歯形に口付けて耐える男。
誰もいない、二人だけの婚礼。
薬指の『指輪』を重ねあい静かに口づけを交わす。
その二人の影は轟音とともに消えていった。
―その一年前のこと。
カムラが誇る英雄はギルドに入った救援要請に応じて溶岩洞にいた。ヤツカダキを目的としたハンターは突如としてラージャンに襲われて装備を失い虫の息。そこに駆けつけたのはカムラの英雄と、もう一人。すらりとしなやかな身体を持った長身の男。
WT68116570
DONEラブホで太刀川さんの髪を洗ってあげる鋼くんの話。その後はお好きに太刀川隊との合同防衛任務が終わってから、引きずられるようにして連れてこられたラブホでたっぷり愛されて。くたくたになったオレの身体を、太刀川さんはいつも優しく洗ってくれる。溢れるほど出されたナカまで洗われるのは、最初の頃は恥ずかしさで死にそうになったが、今ではその指の感触にすら快楽を見出してしまうほどになった。今も、太刀川さんは綺麗になったオレの身体を後ろから抱きしめてご機嫌だ
「なぁ、鋼」
「ん、はい。なんですか?」
ちゅっ、ちゅ、と項に口づけられる度に声が漏れるが、太刀川さんが前にオレの声が好きだと言ってくれたから、抑えることなく素直に声を上げることにしている
「髪の毛、洗ってくれよ」
「え?」
しかしそんなおねだりを受けたのは初めてで、思わず聞き返してしまった
1442「なぁ、鋼」
「ん、はい。なんですか?」
ちゅっ、ちゅ、と項に口づけられる度に声が漏れるが、太刀川さんが前にオレの声が好きだと言ってくれたから、抑えることなく素直に声を上げることにしている
「髪の毛、洗ってくれよ」
「え?」
しかしそんなおねだりを受けたのは初めてで、思わず聞き返してしまった
shigxx
DOODLEまたも懲りずにオトマタパロのらくがき。某方のイラストのオマージュです。S型ちょぎちょぎくんがB型くにくんになんだかんだ言いつつもサポートしたり敵にハッキング仕掛けたりするところ見たいですし、実は国広くんが後ろに持ってる大型の刀は大太刀の長義くんで(S型だから装備するシステムないけど渋々持たせてやってもいい的な感覚で使わせて(?)もらってる)それ振り回しながら踊るように戦ってほしいです…🙏
KIKYOU_1004
DONE『宿怨の小太刀』能力:小太刀でつけられた傷の痛みが一定時間全身に広がって感じる。
ーーーーーーー
漏瑚がマナに持たせた呪物。
大したものじゃないと言って投げて寄こしたソレを彼女は、《プレゼントだ》と肌身離さず持っていたお気に入りの品。いつだってマナに対して無関心な漏瑚が初めて感情を向けた時だった。
故に、抱えて眠るほど喜んだのだ。
326Wall
REHABILIカカルクモナキモンハン(ライズ)クロスオーバーカブユウ。
太刀使いカブさんと新妻受付嬢ゆちゃん。R18です。
地雷ない人向け。いろいろ荒い早朝、中庭から水を使う音がする。伏していた床からはたと起きて、ユウリは障子の先を見やった。朝の光がしらしらと障子紙を照らし、部屋は薄明るい。着崩れた浴衣の襟元を整えながら立ち上がり、裾を払って障子を開け縁側に出た。
雨は昨晩まで続いていた。庭木の一つ一つに名残りの雫が宿って、燦然と朝日を反射している。
庭の右手には井戸があった。見れば夫の姿もそこにある。裸の背が清水に濡れている。伺う端から夫は、汲んだばかりの井戸水をがばと被った。
肩のあたりから湯気が昇るようだ。ひどく張り詰めているのが分かった。早々、狩りに出るつもりなのだ。ユウリは声をかけず、黙ってその一連の動作を見守る。二度、三度、夫は繰り返し水を浴び、最後に深く長いため息をついて
「使うかな」
背を向けたまま低く言った。
「ごめんなさい」
ユウリは身を縮める。
ほつれた襟足の毛を慌てて整えながら、
「邪魔するつもりでは」
「…大丈夫だよ」
カブはたちあがり、水気を拭ってからこちらにやってくる。
「起こしてしまったかな」
首にかけた手拭いを掴みながら、微笑んだ。
「いえ、その」
「無理はしなくていい」
ユウリは、思い切って尋ねた。 4055