小夜
にいろ
DONE小夜なら、不可思議(@Yohukasi_TL )第三イベント第一話の少し後の出来事登場人物
▸彩葉様(https://twitter.com/5521kikaku/status/1577888130950205440)
▸碧倖(https://twitter.com/No1L6/status/1568618764333367297)
夜雀のある日の散策街に一人で散策するのは久々な気がする。
腹を満たす食べ物を購入しに行くじゃなく、人間が作った洋服を買いに行くでもない、ただただ目的地のない散策。
ここ最近帝都に流行ってる奇病が人間だけではなく動物、植物、無機物にも発症するらしく、一体帝都には何が起きてるんでしょうか。
――夜行生に入社して初めての事件がこれですか……、少し面倒くさいではありませんの。
烏病がかかった人間がまるで烏になったようで体の内側から宝石が出てくる。
実際烏たちの体にある宝石はどんなものなのかは未だ見たことないが、行商人か商売してるキラキラと輝いてる目も魂も吸われるほど美しい宝石ではなかろう。
「烏が攻撃的になってるって」
「そういう報告が多くなってるよ」
1633腹を満たす食べ物を購入しに行くじゃなく、人間が作った洋服を買いに行くでもない、ただただ目的地のない散策。
ここ最近帝都に流行ってる奇病が人間だけではなく動物、植物、無機物にも発症するらしく、一体帝都には何が起きてるんでしょうか。
――夜行生に入社して初めての事件がこれですか……、少し面倒くさいではありませんの。
烏病がかかった人間がまるで烏になったようで体の内側から宝石が出てくる。
実際烏たちの体にある宝石はどんなものなのかは未だ見たことないが、行商人か商売してるキラキラと輝いてる目も魂も吸われるほど美しい宝石ではなかろう。
「烏が攻撃的になってるって」
「そういう報告が多くなってるよ」
むらかみ
DOODLE俺屍はふとした瞬間に妄想が始まるゲームだなとおもった。呪いから解放されてすぐには髪の毛とか目とかの色も普通にはならなくて、絵の具が混じって最終的に黒っぽくなるみたいに何世代も重ねてようやく黒髪黒目になっていくのかな。
で、実際は賢牙が最後の一族だけど、次に生まれる予定だった顔の子がクリア後に生まれるとしたら、親は槍使い小夜で、父親はこの髪の毛なら銀牙かなとか文字数オーバーな妄想が止まらない。
むらかみ
DOODLEらくがきは天馬と小夜。天馬はめちゃくちゃ目が悪いので眼鏡取られたらなんも見えてない。小夜と行弥がやたら明るい性格なので、この世代はあんまり暗い雰囲気にはならない。
小夜もよく天馬にくっついてる。年齢近いので仲はいい。
というか、行弥と小夜は性格とか行動とかがそっくりなので懐く相手も同じ。どっちも天馬のことは天ちゃんって呼んで、よく抱きついている。というか、背後からぶら下がっている。
むらかみ
DOODLE行弥と天馬。ここは7ヶ月差なので、ちょうど天馬初陣前と行弥成人直後くらい。
クリア時よりもこの時代のが行弥は大人っぽかったと思う。当主なりたてで気を張ってたりなんだりで。この後、成長した天馬に甘やかされ、小夜のテンションに巻き込まれ、なんか色々吹っ切れたりして大人っぽさや落ち着きは消失するのであった。この辺りをらくがきしたいとてもしたい。 2
きっか(イルタ)
DOODLE昨年のハロウィンの時にも完成させられずに途中で放置してた猫耳貞ちゃん&小夜ちゃんの1ページマンガ。気が向いたらセリフを入れて塗り直しをするかもしれないけど、その可能性が低いのでポイピクに。
(2枚目の絵と描いた時期は同じで、一緒にpixivに載せたかったけど諦めた。2枚目の絵はちゃんと色塗りしたもの)
※貞ちゃんと小夜ちゃんは仲良しなお友達の関係。 2
天道 蠱毒
DOODLE2022描き収め。下が「なんであたしがセンター……?」という顔をしている栞里、右が「この少女、だらけすぎでは……」という顔をしている小夜、上が「あれ? 俺以外全員女子?」という顔をしている三星、左が我関せずな断定姫ですむらかみ
DOODLE裏京都クリア世代天馬と小夜。天馬が落ち着いているせいか忘れそうになるけど、天馬と小夜は3ヶ月差で年齢近い。行弥が3月生まれで、小夜と行弥が10ヶ月差だから小夜が生まれたのは冬のはず。小夜が来訪した月は行弥が小夜の訓練を担当したので「いくちゃんがさぁ、もうどうやって小夜に教えたらいいかわかんないって泣くんだよね」とか、そんなん天馬に愚痴ってる最中みたいな、そんなくがき。愚痴は黙って聞く派の天馬
むらかみ
DOODLEアフタークリスマス。どこまでも甘い男天馬と、どこまでも甘やかされる行弥と小夜。
天馬は行弥に「私は何があっても行ちゃんの敵にはならないよ」と宣言しているので、行にとっては遠慮なく甘えてもいい人で安心できる存在。奏牙天馬親子は徹底的に行弥の味方であり続けた感じ。まぁ、天馬行弥より大分年下だけどな。そして敵にはならないよって言ってるけど必ず味方になるよとは言ってないんだけどな。
むらかみ
Reuse Christmasもう一枚くらい行っときたかった。というか男だらけのクリスマス絵だなぁと思ったので急遽追加の糸鳴さん。小夜とか蒼火でもいいんだけど彼女らにはなくて糸鳴さんにはあるものがある。外見は鶴木一族でダントツで可愛いお嬢さんなのです。外見だけは笑
というわけでメリークリスマスでした!いっぱい描けて楽しかった!!ありがとうございました!!今見たら一個前の天馬のクリスマススタンプいっぱいめちゃ嬉しかったです!
むらかみ
Reuse Christmasクリスマスクリア世代バージョン。メインが天馬っていうより天馬オンリー。アイビスのバグにやられて下書き一枚死んだので…、さっくりと天馬を。クリスマスなのに割烹着着てるところは消えた下書きと同じ。生活能力ありまくりだと思うので、天馬。まず間違いなく何をやらせても生きていける。おねだりしているのは行弥と小夜。天馬はこの生活能力皆無組にめちゃめちゃ甘いので、多分つまみ食いさせちゃう。
むらかみ
DOODLE鶴木さん家の最終当主行弥。上着は銀牙のを借りてる寒がりだから。鶴木一族で誰に1番思い入れがあるかっていうとやっぱり行弥。プレイ時には行弥と刀牙。性格を掴もうと必死になった結果の椋牙冥牙辺りは愛してるっていうレベルかと。真耶とか小夜とか天馬とか奏牙とか糸鳴とかも気に入ってんだよねって言い始めるとキリがない。それが俺屍一族の沼まじ沼。
どうでもいい話ですがコロナ感染してつらってなってる、今。
月語@
DOODLE登場人物は第七~八世代メイン、ラストは第五世代からいる一家煉緋先生はまだ独身時代かな?後から皇后になってるので。
園長先生=サンケケ=散華(宵姫の夫で煉緋の父)
姫女苑の父=コンペイトウ=紺碧
小夜啼=ナイチンゲール
ドマイナーなドラマパロなんですがサンケケブラザーズ元ネタは白雪姫殺〇事件に出てくるバンド
多分2019年執筆 11
yuyuoniku
MOURNINGフォロワさんの本丸に修行行くわたしの小夜左文字の話③小夜の料理修行 2話 乱藤四郎と貴婦人のカツ丼2話 乱藤四郎と貴婦人のカツ丼
新宿から少し歩き、政府の管轄らしい小綺麗なビル内のエレベーター転送装置を使い、最寄駅に転送され、駅構内の非常口と書かれた扉を大包平の持っていた鍵で開くと、あっという間に豊前国本丸に到着した。
「"転送酔い"は大丈夫か?」
「ううん、なんとか」
転送にはかなり多くの"力"を必要とするため、審神者の力で励起されている刀剣男士たちは影響を受けやすい。転送酔いとは、頭痛や吐き気、目眩、脱力感、精神の錯乱、霊力の乱れ等、転送の利用で起こるいろいろな不具合の総称で、顕現されて日が浅い刀剣男士や練度の低い刀剣男士、力が弱い審神者の刀剣男士によく顕れる。
2811新宿から少し歩き、政府の管轄らしい小綺麗なビル内のエレベーター転送装置を使い、最寄駅に転送され、駅構内の非常口と書かれた扉を大包平の持っていた鍵で開くと、あっという間に豊前国本丸に到着した。
「"転送酔い"は大丈夫か?」
「ううん、なんとか」
転送にはかなり多くの"力"を必要とするため、審神者の力で励起されている刀剣男士たちは影響を受けやすい。転送酔いとは、頭痛や吐き気、目眩、脱力感、精神の錯乱、霊力の乱れ等、転送の利用で起こるいろいろな不具合の総称で、顕現されて日が浅い刀剣男士や練度の低い刀剣男士、力が弱い審神者の刀剣男士によく顕れる。
yuyuoniku
MOURNINGフォロワさんの本丸に修行に行くわたしの小夜左文字②小夜の料理修行 1話 小夜左文字と黒い稲妻1話 小夜左文字と黒い稲妻
2階、1階、地下1階、と過ぎ、存在しないはずの空間を進んでいく。
(東京までは10分くらいで着くって言ってたな)
心配で通夜状態(ドラマで見た遺産相続バトルみたいだったな:ソハヤ談)の審神者一行を他所に、小夜はエレベーターの中で忘れ物をしていたら待ち合わせまでに自分で調達しなくてはいけないと、手持ちの荷物を確認していた。
リュックサックの中には数日分の着替えと洗面道具、親友の秋田とお揃いの猫のメモ帳、巴形にもらったすごく書きやすい3色のボールペン、道中のお供であるカルピスとお菓子。
お小遣いが入ったポケモンの財布も お守りも首から下げているし、お土産の詰まった紙袋は手に持っている。
32322階、1階、地下1階、と過ぎ、存在しないはずの空間を進んでいく。
(東京までは10分くらいで着くって言ってたな)
心配で通夜状態(ドラマで見た遺産相続バトルみたいだったな:ソハヤ談)の審神者一行を他所に、小夜はエレベーターの中で忘れ物をしていたら待ち合わせまでに自分で調達しなくてはいけないと、手持ちの荷物を確認していた。
リュックサックの中には数日分の着替えと洗面道具、親友の秋田とお揃いの猫のメモ帳、巴形にもらったすごく書きやすい3色のボールペン、道中のお供であるカルピスとお菓子。
お小遣いが入ったポケモンの財布も お守りも首から下げているし、お土産の詰まった紙袋は手に持っている。
yuyuoniku
MOURNINGフォロワさんの本丸に修行に行くわたしの小夜左文字の話①小夜の料理修行 プロローグ「…頼みたいことがあるんだ、もう一度修行に行かせてほしい」
とある小春日和の昼下がり、越中国に所属する とある本丸の執務室には、審神者と数振の刀が集まっていた。
「小夜、なんだって??」
審神者はもう一度と、聞き返す。問いかけの相手は小夜左文字。
まだ着任して1年にも満たない新人審神者の彼女にとって この小夜左文字とは、4振り目の自分の意思で初めて鍛刀した刀であり、一番最初に修行の旅へ送り出した特別思い入れの深い刀でもある。
小夜は子猫のような瞳で審神者を見据えてもう一度言った。
「豊前国の審神者さんの本丸に料理の修行をしに行きたい」
"豊前国の審神者さん"とは、この越中国の新人審神者が日頃特別世話になっている友人の内のひとりのことだ。
4438とある小春日和の昼下がり、越中国に所属する とある本丸の執務室には、審神者と数振の刀が集まっていた。
「小夜、なんだって??」
審神者はもう一度と、聞き返す。問いかけの相手は小夜左文字。
まだ着任して1年にも満たない新人審神者の彼女にとって この小夜左文字とは、4振り目の自分の意思で初めて鍛刀した刀であり、一番最初に修行の旅へ送り出した特別思い入れの深い刀でもある。
小夜は子猫のような瞳で審神者を見据えてもう一度言った。
「豊前国の審神者さんの本丸に料理の修行をしに行きたい」
"豊前国の審神者さん"とは、この越中国の新人審神者が日頃特別世話になっている友人の内のひとりのことだ。
むらかみ
DOODLE最終戦参戦一族、小夜と行弥。行弥は技力も実は歴代最強の700超え。小夜は最終戦に挑むメンバーとしては結構やばい200以下の技力の持ち主。小夜の訓練期間の2ヶ月目を行弥が担当したのだけど、大変すぎて泣いたのは行弥の方。小夜はもう開き直っている。行弥も途中でこういうもんだって納得した。
まぁ、実際最終戦は小夜は槍使いなのでずっとずっと無敵陣してたんで、最終戦の槍使いに技力は必要ない間違いない。 4
で@Z977
DOODLE小夜啼鳥の夜明け(side I)アイマヴェ答え合わせ編。
⚠話の繋がり上UPしていますが、中身はほぼほぼグス(→)←マヴ←アイのアイマヴェ(未満)です。
小夜啼鳥の夜明け(side I) 危なっかしい足取りで歩くその男は、まるで亡霊のように暗い空気を纏っていた。思わず周囲を見回すが、目当ての姿を見つけることはできない。おかしい。
仕方なく歩を進めて男に近付く。ふらふらと歩いていたマーヴェリックは漸くこちらに気づいたようだ。険しい顔をされたが、逃げる気配はない。視線を逸らされただけだ。
「……大丈夫か?」
何があったのかは聞かなかった。聞く必要がなかったと言った方が正しいかもしれない。こんな状態でこの男が一人でいるのは彼のRIOを頼れなかったからだろうし、グースもマーヴェリックを一人にしなければならない何かがあったということだ。
彼らの関係は端から見ていても明らかに近い。そこにどんな名前を付けているのかは自分の与り知らぬことだが、この男の脆い部分の多くを相棒のグースが占めているであろうことは想像に難くなかった。
5181仕方なく歩を進めて男に近付く。ふらふらと歩いていたマーヴェリックは漸くこちらに気づいたようだ。険しい顔をされたが、逃げる気配はない。視線を逸らされただけだ。
「……大丈夫か?」
何があったのかは聞かなかった。聞く必要がなかったと言った方が正しいかもしれない。こんな状態でこの男が一人でいるのは彼のRIOを頼れなかったからだろうし、グースもマーヴェリックを一人にしなければならない何かがあったということだ。
彼らの関係は端から見ていても明らかに近い。そこにどんな名前を付けているのかは自分の与り知らぬことだが、この男の脆い部分の多くを相棒のグースが占めているであろうことは想像に難くなかった。
で@Z977
DOODLE小夜啼鳥の夜明け(side G)グスマヴェ答え合わせ編。
小夜啼鳥の夜明け(side G) 少しの酩酊が、理性の糸を緩ませる。泥酔しているわけでもなく、ゆらゆらと良い気分でマーヴェリックのベッドに向かった。甲斐甲斐しく支えようと伸ばされた手を掴んで、逃げられる前にベッドに引きずり込む。しなやかな筋肉を纏う身体は、キャロルや他の女性のものと違って硬く重い。それでも身長差のおかげか、マーヴの身体はすっぽりと腕に収まって馴染み良いのだ。
腕の中から出ようと踠いているのがわかる。しかし、自分は酔っぱらいなのだからそんなことには気づかない、と己に言い聞かせ、動きを封じるように腕の力を強めた。今日こそ逃がすものか。
いつからか、マーヴェリックを抱きしめて眠ろうとすると、するりと逃げられるようになった。酔っぱらったふりをして拘束を強めれば、仕方がないとばかりに眠ってくれるが、大抵は捕まえる前に一人でソファに逃げて行った。無理矢理連れ戻すのも違う気がして、そんな日は一人寂しくベッドで寝る。勝手にベッドを占領しておいてこの言い草。怒られそうだ。
3757腕の中から出ようと踠いているのがわかる。しかし、自分は酔っぱらいなのだからそんなことには気づかない、と己に言い聞かせ、動きを封じるように腕の力を強めた。今日こそ逃がすものか。
いつからか、マーヴェリックを抱きしめて眠ろうとすると、するりと逃げられるようになった。酔っぱらったふりをして拘束を強めれば、仕方がないとばかりに眠ってくれるが、大抵は捕まえる前に一人でソファに逃げて行った。無理矢理連れ戻すのも違う気がして、そんな日は一人寂しくベッドで寝る。勝手にベッドを占領しておいてこの言い草。怒られそうだ。
で@Z977
DOODLE小夜啼鳥の夜明け(side M)(グスマヴェ未満、アイマヴェ未満)
小夜啼鳥の夜明け(side M) 酔い潰れて「帰るのが面倒だ」とへべれけなグースを自身のベッドに寝かせることはこれまでに何度もあった。ソファにでも押しやりたい気分だが、グースの身長でそれをするとかなり窮屈なことになる……どころか収まりきらないので渋々ベッドを譲る。酔っぱらったグースと寝ると抱き枕にされる可能性が高いため、いつもは枕になる前に僕の方がソファに逃げていた。
―――
その日はまだそんなに飲んでいない内から気怠い空気があった。連日の慣れない訓練と緊張感の中、疲れも溜まっていたのかもしれない。早めに切り上げようとして、隣りから「帰るのが面倒だ」と聞こえた。こんな時間から馬鹿なこと言うなよ、と紡ぎたかったのに、「少し眠ってから帰ればいいんじゃないか」と口走る。単身者用の官舎の方が近いから、仕方がない。
4463―――
その日はまだそんなに飲んでいない内から気怠い空気があった。連日の慣れない訓練と緊張感の中、疲れも溜まっていたのかもしれない。早めに切り上げようとして、隣りから「帰るのが面倒だ」と聞こえた。こんな時間から馬鹿なこと言うなよ、と紡ぎたかったのに、「少し眠ってから帰ればいいんじゃないか」と口走る。単身者用の官舎の方が近いから、仕方がない。