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    恋文

    iz_mife

    DOODLE【恋文💌をうっかりもらったアッシュくんがシルヴァンに相談に来るお話。付き合ってないのに嫉妬しまくりな色男書いて楽しかったです🤗

    前半はシリアス気味のシルアシュ
    後半はギャグ調の青獅子♡アッシュ】
    「あっあの……多分……ですけど、こっ恋文をもらってしまったみたいでっ君……に相談したくってですね……その、時間今いいですか?」
    講義が終わるなり自分のところに駆けてきて真っ赤な顔で、上目遣いに尋ねてくる青獅子の最年少の様子に皆の兄貴分を自負するシルヴァンは頬をこれ以上無いほど緩ませた。
    (うん可愛い、やっぱめっっちゃくちゃ可愛いなコイツ。やっぱ付き合おうな俺たち、それで卒業したら実家の近くの教会で結婚しよう、よし決めた!)

    シルヴァンは自らの頭の中で鳴り響く教会の鐘の音色を噛み締めた後、わざとらしい程の大声で目の前の少年をからかう。


    「へー恋文!? やるじゃんかアッシュ~お前も隅に置けないな! えっ誰? 俺の知ってる子かな? おいっ可愛い子だといいなぁ!」
    「ちょっ…シルヴァン! 声が大きいですって」
    講義が終わり、殆どの生徒はつかの間の自由時間を有意義に過ごすため我先にと教室を出ているが、まだ数名は残っているのだ。アッシュが騒ぐ自分を止めようと近づいてきたのを幸いにと、シルヴァンはその長身を折り曲げて、はしゃいだ振りをしてアッシュの小さい身体ごと抱きしめてしまう。
    煩い、と言わ 5104