プチトマターKK プチトマターの朝は早い。
まず、起き抜けの頭をはっきりさせるために冷水で顔を洗った後、洗面台に置いてある500mlのペットボトルに水を入れて迷わずベランダに向かう。
カーテンの隙間から夏の日差しがリビングに差し込んでいる。冷房の効いた部屋から朝から蒸し暑い外に出ることに若干の躊躇はあるが、そこで怯んでしまってはプチトマター失格なので迷わずにカーテンを開けてベランダに出る。その際にテーブルに置いた煙草を取るのも忘れない。
ベランダが東側に面しているため、朝日が眩しい。この時期になると7時台でも汗ばむような気温になってくるため、少しベランダに出るだけでもじんわりと額に汗をかく。
朝から全く容赦のない太陽の日差しに気持ち打ち勝った後は、便サンを履き、確認するのはプランターに植わるプチトマトの苗だ。毎日見ているとは言え、一日一回程度なので、確認は念入りに。
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