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    新八

    和花🌼

    DOODLEワードパレットを使ったリクエストSS

    ワードパレット3
    以下の言葉を使用しています。
    ・出店
    ・あれもこれも
    ・楽しくて
    ・おいしく感じる
    ・ついつい

    九尾狐(銀時)に拾われた烏天狗(土方)が大きくなった設定の『ふぉっくろ』で書いています。
    背後にふわっと、この設定もあります。
    蛟(水神):高杉
    化け猫:神楽
    化け狸:新八
    夏祭り(ふぉっくろ) 道の両側に並ぶ出店の眩い光が闇を照らす。近くの山車からは威勢の良いお囃子が聞こえ、声を張らなくては隣にいる相手の話し声すら聞こえない。
     出店が並ぶ参道のあちこちは、ただでさえ人でごった返しているというのに、山車で道の中央が塞がれているため、それを避けようとする人々で路上はさらに混雑する。
     カランと下駄を鳴らしながら土方が隣を見ると、人混みに疲れてきた自分とは対照的に、楽しそうに目を輝かせている銀色の狐がいた。狐と言っても、今は人型をとっているのだから、白い毛並みを彷彿とさせるのは自由に跳ねまわる髪くらいで、常であれば九本もある尻尾も今はなく、頭の上にちょこんと出ている狐耳もない。その代わりに、形の良い人の耳が左右にある。土方はその耳に唇を寄せて狐の名を呼んだ。すると、すぐに狐の腕が土方の腰に回される。
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    pretty_konbuGX

    DOODLE年の差晴永の設定です。

    晴信12才 新八5才
    晴信16才 新八9才
    晴信20才 新八13才
    晴信24才 新八17才
    晴信29才 新八22才
    晴信32才 新八25才
    (晴信55才 新八48才)

    まで考えて長え!!!!!!!!!となって記載する次第です
    龍が如くの実況動画観ながら書いたので設定のファンタジー感はご愛敬で……
    年の差晴永の設定武田晴信
    大企業(車メーカー)の長男。生まれた数日後に上の兄が死亡している。
    幼い頃から厳格な父親・信虎に教育を施される。そのためこもりがちになり、小学生の頃は身体が弱かった。
    新八との出会いは行きつけの病院近くの公園で、近所だったためすぐ仲良しになる。
    中学生で乗馬クラブに入り始めてから一変、体つきは逞しく体力もつく。その頃家の教育は弟のほうに向けられていたため、自習が好きな晴信はめきめき成績を伸ばす。
    高校生の時、むしょうに喧嘩の強い女(景虎)と出会い、喧嘩が上手くなる。はぐれ者に顔が効くようになる。
    大学生の頃、父親が急逝。くも膜下出血と報じられている。父の意向で次期社長は次男信繁と噂されていたが、遺書には「晴信に任せる」と記載があったため、社内外で「晴信が財産や会社の乗っ取りを画策しているのでは?」「なんなら晴信が殺したのでは?」と囁かれている。
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    totoro_iru

    MOURNING米/津/玄/師の「ク.ラ.ン.ベ.リ.ー.と.パ.ン.ケ.ー.キ」を聴いたらこうなりました。
    バチバチにピアス開けている新八くんと、バチバチに刺青入れている銀さんの休日という「現パロ」と表記していいかも分からない話。
    微睡の休日 意識が夢の中から顔を出した。ぴったりくっついていた瞼を開けると、既に日が上ってからだいぶ経っているようだ。もしかしたら、もうすぐ昼かもしれない。
     僕はモゾモゾと手足に力を入れて起き上がった。眠い。頭の中はまだモヤモヤと霞がかった状態だ。身体が動き始めれば、この霞も晴れるだろうか。頭を軽く揺らせば、両耳を着飾るピアスたちがシャリシャリと鳴った。
     その音が聞こえたのか隣で寝ていた男が「うーん」と唸ったが、すぐにまた寝息を立て始めた。男の背中に彫られた虎の刺青が規則正しく動く様子が少し滑稽に見える。僕の方が疲れてるはずなのにな。まぁ、体力を使ったのはお互い様か。
     ベッドから部屋の中を見渡せば、床には服が散らばっていた。それらを洗濯したい気持ちは山々だったが、休日の朝を過ぎてしまった今はテキパキと動く気には到底なれなかった。朝ごはんはどうしようか。僕の手が自然と右耳に伸びた。シャリ、シャリと指でピアスを遊ばせながら考える。何か考え事している時、僕は右耳を触る癖があるらしい。寝ているあの人が教えてくれた。
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    totoro_iru

    DOODLE前にtwitterで呟いた新人俳優新八くんのラジオのゲストにバンドJOY4の高杉さんと勝手にきた銀さんの話。
    先輩に可愛がられる後輩新八くんを書けて良かったです。
    とあるラジオの文字起こし 蒸し暑い夏のラジオ局から明るい音楽が流れ始めた。徐々に音量が下がると、ハツラツとした声が話を切り出した。

    「皆さんこんばんは。『メガネ放送局』のお時間です。毎週月曜日は僕、志村新八が放送しています。では、さっそく今日のゲストを紹介したいと思います。まぁ、先週ゲストを発表した時にSNSが大盛り上がりだったので皆さんご存知でしょう!今日のゲスト、JOY4の高杉晋助さんです!」
    「…おう」
    「高杉さん、隣の天パも紹介した方がいいですか?」
    「ダメだろ。こいつ事務所の許可取らずに勝手に来ちまったんだから」
    「えっ勝手に来たんですか!?せめて許可取って来てくださいよ!僕アンタのせいで怒られるの嫌ですからね!」

    心底嫌そうに眉間に皺を寄せる高杉の隣で、同じJOY4メンバーの坂田銀時が座っていた。新八はスタッフブースの方を見ると、スタッフ全員が首を横に振っていた。どうやらこのまま続ける他ないらしい。新八は諦めて銀時の方に視線を向けると、銀時はニヤリと笑った。
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