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    totoro_iru

    @totoro_iru

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    totoro_iru

    MOURNING米/津/玄/師の「ク.ラ.ン.ベ.リ.ー.と.パ.ン.ケ.ー.キ」を聴いたらこうなりました。
    バチバチにピアス開けている新八くんと、バチバチに刺青入れている銀さんの休日という「現パロ」と表記していいかも分からない話。
    微睡の休日 意識が夢の中から顔を出した。ぴったりくっついていた瞼を開けると、既に日が上ってからだいぶ経っているようだ。もしかしたら、もうすぐ昼かもしれない。
     僕はモゾモゾと手足に力を入れて起き上がった。眠い。頭の中はまだモヤモヤと霞がかった状態だ。身体が動き始めれば、この霞も晴れるだろうか。頭を軽く揺らせば、両耳を着飾るピアスたちがシャリシャリと鳴った。
     その音が聞こえたのか隣で寝ていた男が「うーん」と唸ったが、すぐにまた寝息を立て始めた。男の背中に彫られた虎の刺青が規則正しく動く様子が少し滑稽に見える。僕の方が疲れてるはずなのにな。まぁ、体力を使ったのはお互い様か。
     ベッドから部屋の中を見渡せば、床には服が散らばっていた。それらを洗濯したい気持ちは山々だったが、休日の朝を過ぎてしまった今はテキパキと動く気には到底なれなかった。朝ごはんはどうしようか。僕の手が自然と右耳に伸びた。シャリ、シャリと指でピアスを遊ばせながら考える。何か考え事している時、僕は右耳を触る癖があるらしい。寝ているあの人が教えてくれた。
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    totoro_iru

    DOODLE前にtwitterで呟いた新人俳優新八くんのラジオのゲストにバンドJOY4の高杉さんと勝手にきた銀さんの話。
    先輩に可愛がられる後輩新八くんを書けて良かったです。
    とあるラジオの文字起こし 蒸し暑い夏のラジオ局から明るい音楽が流れ始めた。徐々に音量が下がると、ハツラツとした声が話を切り出した。

    「皆さんこんばんは。『メガネ放送局』のお時間です。毎週月曜日は僕、志村新八が放送しています。では、さっそく今日のゲストを紹介したいと思います。まぁ、先週ゲストを発表した時にSNSが大盛り上がりだったので皆さんご存知でしょう!今日のゲスト、JOY4の高杉晋助さんです!」
    「…おう」
    「高杉さん、隣の天パも紹介した方がいいですか?」
    「ダメだろ。こいつ事務所の許可取らずに勝手に来ちまったんだから」
    「えっ勝手に来たんですか!?せめて許可取って来てくださいよ!僕アンタのせいで怒られるの嫌ですからね!」

    心底嫌そうに眉間に皺を寄せる高杉の隣で、同じJOY4メンバーの坂田銀時が座っていた。新八はスタッフブースの方を見ると、スタッフ全員が首を横に振っていた。どうやらこのまま続ける他ないらしい。新八は諦めて銀時の方に視線を向けると、銀時はニヤリと笑った。
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