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    時系列

    綾崎寝台

    DONEうちの星の子小説。ヂュリ助と師匠との出会い編。
    時系列的にはナギちゃん、トルク君のしばらく後、ネーヴと会うより前くらい。
    思ったより師匠成分薄くなったけど、とりあえずヨシ!

    小ネタとして、あんぽんたんはあほ太郎+反魂丹(古くからある漢方薬、不味い)から生まれた言葉遊びの悪口だそうです。
    願いを奏でる鳥の声跳ねて、鳴いて、飛び回るのが良い事だ。
    俯いて、泣いて、立ち止まるのは悪い事だ。
    そうありたいと思ったから、そうしよう。
    例えどう言われようと、そう決めたのだ。

    だって、立ち止まったら、動けなくなってしまうから。




    「う…わ、あぁー…すごい…!」

    書庫の崩れた壁の割れ目にあった結界を通り抜け、狭く暗い岩壁の隙間を恐る恐る抜けた先に、優しく星が光る青と紫の混じった夜の空を見た。

    ついこの前、自分は初めて『使命』を果たして地上に帰ってきたが、一度来た筈のあちこちに、見たことがない精霊たちの記憶が座り込んで居てとても驚いた。
    友達の花の冠をつけた星の子が言うには、一度転生すると見えるようになる以前の季節?とやらの精霊達らしい。なんのことだかさっぱりだが、精霊から学べる感情を覚えて損はないに違いない。あっちこちに居る彼らに触れる為、以前通れなかった結界を超えて冒険していたら、この優しい色の砂漠にたどり着いたのだ。
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    hajimechannknk

    DOODLE志摩くんの違和感に気付いた燐くんとややバチギレする雪ちゃんです。

    明記していませんが、実際の病の話がでます。


    また同じような話のらくがきができて恥ずかしいのですが、蕎麦屋で蕎麦出てきたら嬉しいじゃんね✌️の気持ちでアップします。

    流石にこのパターン書きすぎなので清書(pixiv)は未来に……。
    らくがきなので細部も心情も時系列も詰まってません🙏
    馬鹿の耳には念仏より甘言「お前さ〜、まだ調子悪ぃの?」
    「へ?」

    塾が始まる少し前、次の授業の範囲をうんうん言いながら確認していた燐が不意に志摩に尋ねた。頬杖をついて見上げる青い目にきょとりとした勝呂と子猫丸が、こちらも同じ顔をした志摩を見る。同じところで暮らしていると表情って似るのかもな、と燐が気付きを得ている間に、「大丈夫か?」「いやなんも?」と京都の面々はわちゃわちゃやりとりして首を傾げた。

    「なんか反応悪ぃじゃん」
    「そぉか?」
    「言われてみれば、最近いつもより寝起き悪い気はしますけど」
    「それは夜更かしのせいちゃいます?」
    「相変わらずやなお前」

    呆れる勝呂が勉強モードに戻ろうとするので、待て待てと燐は頭をひねる。この様子だと気付いてなさそうだが、そろそろ周りは知っておいた方が良いと思っていたのだ。
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