殿
カエデ
DOODLE【夢】ハーキーン 殿下の私服(ダサい)にNOができる女「今日は城下に行かないか」
優雅な朝、机で葉巻の頭をシガーカッターで切り落としながら殿下はどこか楽しげな声でそんなことを言う。
「どこへ?」
「買い物だ。なんでも買ってやろう」
ベッドの上で伸びをしながら問うと、ただの遊び女には勿体無い返答が返ってきたが私の内心は複雑だった。城下。つまり、寝室にとどまっていた私達の関係が外に出るということになる。
「い、いや、大丈夫です」
「……なんだ、嫌そうだな?」
淀みのある答えにむ、と声を低くするので対応をミスったと、内心で頭を抱える。
「…………」
理由を述べろと言わんばかりにこちらを無言で睨みつけてくる殿下に、私はどうしたものかと考える。
「殿下、こちらへ」
手招きをすると、火をつけたばかりの葉巻を置いてベッドに腰掛けるので私は覚悟を決めた。
1218優雅な朝、机で葉巻の頭をシガーカッターで切り落としながら殿下はどこか楽しげな声でそんなことを言う。
「どこへ?」
「買い物だ。なんでも買ってやろう」
ベッドの上で伸びをしながら問うと、ただの遊び女には勿体無い返答が返ってきたが私の内心は複雑だった。城下。つまり、寝室にとどまっていた私達の関係が外に出るということになる。
「い、いや、大丈夫です」
「……なんだ、嫌そうだな?」
淀みのある答えにむ、と声を低くするので対応をミスったと、内心で頭を抱える。
「…………」
理由を述べろと言わんばかりにこちらを無言で睨みつけてくる殿下に、私はどうしたものかと考える。
「殿下、こちらへ」
手招きをすると、火をつけたばかりの葉巻を置いてベッドに腰掛けるので私は覚悟を決めた。
タカミネ
DONE花咲く少尉殿4 開催おめでとうございます🌸ゆうおランドからの続きちいこパロになります。未完成(ほぼ線画)になってます…完成版は出来次第pixivに載せます。
ネットプリントも用意しましたのでよかったら…🤲🏻
ローソン/ファミマ
MUUP8L3UCQ 5
s_toukouyou
DOODLE水銀黄金/女神の治世で一般人してる獣殿と不審者してる水銀 彼にはすこしばかり不思議なところのある友人がいる。
いつ、どこで出会ったのかさえあやふやな、けども話の合う友人が。
それはいつの頃からか当然のように、彼の日常に紛れ込んでいた。ふとした瞬間に意識をむければそこにいて、視線が会えばにこりと微笑む。大抵の人間は気味悪く思うだろうが、彼は少々、いいや、人のそれとは思えない寛容さを持ち得ていたので、一度驚いたあとはそういうものなのだろうと受け入れた。
笑みには笑みを返し、挨拶には挨拶を。徐々に交わす言葉の量も増えて、彼らが互いを友と呼ばう日は存外早く訪れた。今思えば、それは最初から彼を友として扱っていたように思うし、彼もまた言い表せない友情をそれに抱いていたように思う。
2134いつ、どこで出会ったのかさえあやふやな、けども話の合う友人が。
それはいつの頃からか当然のように、彼の日常に紛れ込んでいた。ふとした瞬間に意識をむければそこにいて、視線が会えばにこりと微笑む。大抵の人間は気味悪く思うだろうが、彼は少々、いいや、人のそれとは思えない寛容さを持ち得ていたので、一度驚いたあとはそういうものなのだろうと受け入れた。
笑みには笑みを返し、挨拶には挨拶を。徐々に交わす言葉の量も増えて、彼らが互いを友と呼ばう日は存外早く訪れた。今思えば、それは最初から彼を友として扱っていたように思うし、彼もまた言い表せない友情をそれに抱いていたように思う。
能勢ナツキ
INFO5月25日の関西コミティア73スペース配置出ました。サークル:浪漫御殿
スペース:D77
→https://www.k-comitia.com/
お品書き等はまた近くなったら出します。
ホームページにも今後の予定など記載しています
→https://hihoo2301.wixsite.com/romangoten 2
真蔵(ポチ)
PROGRESS4/20 下書きほぼ1ページ完成。最後のコマだけ時間切れなので次回です…。て言うか、この明らかに詰みな状況な上でこの話から無駄に作画コストが上がると言うか、コマに描くものが増えていくと言う無計画の極みな内容なのでウワーー!と言う感じです…描くのは自分なんだぞ!何でこんなちまちましたコマばかり続くんだ!?ウワーー!!
添付は作画コストの一端を担うセ…中尉殿。この絵だけでもう内容が察せられますね…。
まほろ
DONEレオン王子殿下お誕生日おめでとうございます。rstm軸、盟友コンビのほのぼの話です。盟友コンビの持つ空気感いいですよね。
ふんわり奪還戦後婚約者確定までの間、プラ様視点パートは6月初旬、レオ王子視点パートはフリージアの花火大会の日。 8
べにふじ
DOODLEこれ(https://bsky.app/profile/benifuji-kun.bsky.social/post/3lmvpbqwqdc2p)をもう少し文章っぽくしたやつ。うっかり所長に顔射してしまったが、それが不思議と腑に落ちてしまったデ殿。魂で感じでほしい系のデル所です。 493はぎわら
REHABILI今日はルーファスの練習。VP2の水上神殿ってお姫様生足イベでほのぼのしたり皆でタコ刺し楽しんだり(私の中ではボス戦の後タコ料理パーティーが開かれている)して和気あいあいな感じなのに、VP1の水中神殿って結構過酷じゃないですか…?あんな長時間潜水して面倒くさい仕掛け動かすとかかなりのハードミッションでしょあれ。あんなのを丸投げされてたらレナスだってアーティファクトの一つや二つパクりたくなっちゃうよ。金木犀
INFO🔞🔸🐳新刊
20250504 超神ノ叡智2025 発行予定
【公子殿の育乳(失敗)日記】
〇鍾離×タルタリヤ
pass: お品書きに記載しております(う5)
※4月13日になったら非公開にします 33
晴宮りゅうか
MOURNING長くなりそうな何でも許せる人向けアレオシュ・・・って言っていいのか?これ・・・原題が「殿下とオシュ君が添い寝をすることになった話」なんだけど、話の助走が長過ぎてまだ添い寝のその字も出てません\(^o^)/
時系列的にまだ出会ってそれほど経ってない頃を想定しているので甘さも控えめ(当社比)です。
※オーシュ君処刑ルート匂わせあり。苦手な方はブラウザを閉じて記憶から抹消してください。 8617
rioi023_e
CAN’T MAKEスケベパート直前、殿下の状況説明まで書いたが、普段かぷものを書かないので挫けてきた!つづかないかも軽い𝑲𝑰𝑺𝑺のみです
マ注時空ル殿のつづきの書きかけ まず感じたのは、柔らかな布の感触とそして身体の痛みだった。
重い瞼を薄く開くと、いつも寝かされている場所とは違う、柔らかなシーツの上だった。ふかふかの布団が掛けられていて、あたたかい。寝床の快適さとは裏腹に身体は全身が痛く、重いが、普段の棘が刺すような痛みでもなければ指一本動かせないほどの身体の重さでもない。恐る恐る胸元の方に視線を下げると、いつも忌まわしいほどに巻き付いている呪いの蔓は全くなかった。
「一時的なものだ。あと何日持つかも分からん」
遂に解呪されたのではと一瞬浮きかけた心を諌めたのは、聞き覚えのある男の声だった。声の方に視線をやると、白い軍服姿のクレマール族の男が僕の寝ている寝台に近づいてくる。陽光に照らされる金髪の下で、みどりの鋭い目が僕を見下ろす。
2002重い瞼を薄く開くと、いつも寝かされている場所とは違う、柔らかなシーツの上だった。ふかふかの布団が掛けられていて、あたたかい。寝床の快適さとは裏腹に身体は全身が痛く、重いが、普段の棘が刺すような痛みでもなければ指一本動かせないほどの身体の重さでもない。恐る恐る胸元の方に視線を下げると、いつも忌まわしいほどに巻き付いている呪いの蔓は全くなかった。
「一時的なものだ。あと何日持つかも分からん」
遂に解呪されたのではと一瞬浮きかけた心を諌めたのは、聞き覚えのある男の声だった。声の方に視線をやると、白い軍服姿のクレマール族の男が僕の寝ている寝台に近づいてくる。陽光に照らされる金髪の下で、みどりの鋭い目が僕を見下ろす。
真蔵(ポチ)
PROGRESS4/11 下書き半ページ完成。全部で4コマしかないページの半分なので、つまり2コマ描いて力尽きたと言う事です…ギャーー!
そして明日の出勤時間と言う現実の前にはここへむにむにと何かを書く余裕もないので、添付は中尉殿とogt氏の絵の落差が激し過ぎるコマの下書き。ogt氏はこんなに丸くないが??とはいつも思うのだけど、手癖としてどうしても顔を丸く描いてしまう…!
カエデ
MOURNINGハーキーン殿下はピエロ「ハーキーン、王になるのならば、全ての民に寄り添わねばならん」
父上はこんなことを言って、よく俺を嗜めた。
王とは強きものだ。膝をつけば惰弱する。下を向けば足元を掬われる。王たる資質。俺は父上の言葉でなく背中で学んだ。だから、ゼルージュの王には、父上の跡を継ぐには、俺が一番相応しいのだ。
狂い始めたのは、アイツが母上の胎に宿った時からだった。
「第一王女……! 第一……第一だと!? この国で! 唯一は! 一番は! 俺だ……!! 俺だけが! 父上の……! う……ぅうう!!」
部屋中の物を引き倒し、シーツを裂く。
新生王女の誕生。城内も国も熱狂し祝賀ムードに包まれていた。唯一、俺だけを除いて。
父上の愛は、王位は、誰にも渡さない。
822父上はこんなことを言って、よく俺を嗜めた。
王とは強きものだ。膝をつけば惰弱する。下を向けば足元を掬われる。王たる資質。俺は父上の言葉でなく背中で学んだ。だから、ゼルージュの王には、父上の跡を継ぐには、俺が一番相応しいのだ。
狂い始めたのは、アイツが母上の胎に宿った時からだった。
「第一王女……! 第一……第一だと!? この国で! 唯一は! 一番は! 俺だ……!! 俺だけが! 父上の……! う……ぅうう!!」
部屋中の物を引き倒し、シーツを裂く。
新生王女の誕生。城内も国も熱狂し祝賀ムードに包まれていた。唯一、俺だけを除いて。
父上の愛は、王位は、誰にも渡さない。