Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    silk_pea

    SPUR MEコロナで出れなかった夏コミで出すはずだった及岩本、コロナ寛解後やる気が戻らずそのままになっているので1章を晒しておきます。やる気が戻ったら本になる。『#及川チャレンジ』の続編って位置付けですが支部に残してるサンプルを読んでいただければある程度の流れは汲めます。今回は日向視点ですよろしゅう。
    #及岩チャレンジ日向翔陽の誤爆
     そそっかしい性格だということは、自覚しているつもりだ。小学生の頃から通知表に書かれることといえば、落ち着きがないだとか元気が有り余っているとかそういうことで、大人になって多少心にゆとりを持つ術を身につけたものの、元来のそそっかしさというのはふと気が緩んだ時に顔を出す。
     その、顔を出す瞬間第一位と思われるのが、寝る前のSNS更新だった。
     SNSにおいては、ムスビィで言えば侑さんが熱心なタイプだと思う。写真を撮るのも撮られるのも大好きで、「俺も楽しい、ファンも喜ぶ、一石二鳥やろ」とのことである。広報の一環にもなると黒尾さんも嬉しそうだったし、だったら俺も頑張ろう! って。そうは思うものの、毎日体力の限界まで動き回って、やってもやっても課題が見つかって、楽しいと苦しいと嬉しいを毎日ぐるぐるやっていれば、なかなかSNS更新まで辿り着かないのが現実だった。
    14033

    ranl_l

    MOURNING今回はローさん生誕祭ということで…!
    ほっこりルローのお話です。
    ルフィが海賊王になった後の設定。
    余生と言うには若すぎますが、
    冒険してる間会えなかった時間を二人でゆっくり過ごしていたらいいな〜って所から思い浮かびました。
    個人的に金木犀が大好きなのでって所も入ってます()
    相変わらず自分の脳内ルローの性格ですが広い心で汲み取って頂けると幸いです。
    なにより、
    ローさんお誕生日おめでとう!!!
    キンモクセイと金木犀海賊王という座に君臨し、世界中を旅してから幾分過ぎただろうか。



    ここ2、3年は四季に賑わうこの島でルフィは恋人であるローと思いのまま過ごしている。
    夏の暑さは身を潜め、冬に向かい身支度をする秋の冷えた風が島には吹いていた。



    基本他のクルー達は思い思いに過ごし、ごく稀に両船の数人が遊びに来て他愛もない話をする日もあった。



    この日は女性陣が遊びに来ていた。

    ローとルフィの為にフランキーが建ててくれた寝室と水周り、キッチンのみある海沿いの小さな家のバルコニーでロビンが一人読書をしている所にルフィが近づき胡座を描き隣に座る。
    何か言いたそうだが口をへの字にして首をぐりんぐりん傾げながら、性に合わず悩み続ける船長に思わずロビンが古書から顔を上げ一声掛けた。
    2589