脹相
蟹SUN
REHABILI現パロ悠脹。原作で脹相は九十九さんとバーで酒飲んでんだから悠仁とも飲んで欲しいよなあ!と思って書きました。酒の知識がないのでワヤワヤしています。続きです▶https://poipiku.com/45769/9297144.html
大人っぽくバーで兄を口説こうとしたら兄の方が大人だったぜ『大人な兄に相談しよう』
五月某日 20:00 悠仁自室
ティッシュの箱に立てかけられたスマートフォンには、ビデオ通話の画面が開かれていた。
「こんばんはー。おつかれー」
「こんばんは。お疲れ」
悠仁の労いの言葉に通話相手──次兄・壊相──も同じように返す。
「聞こえる? OK? OKだな! いやー久しぶり! 忙しいのに時間作ってくれてありがと!」
「GWに会ったばかりでしょう。どういたしまして」
「あれ。またピアス増やした? ゴツいのかっけーね」
「暑くなる前にね。ありがとう」
一通りの近況報告や世間話を済ませると
「さて、例の件ですが」
どこぞの秘密結社よろしく悠仁が仰々しく机上で手を組み、そう切り出した。壊相が応じる。
9039五月某日 20:00 悠仁自室
ティッシュの箱に立てかけられたスマートフォンには、ビデオ通話の画面が開かれていた。
「こんばんはー。おつかれー」
「こんばんは。お疲れ」
悠仁の労いの言葉に通話相手──次兄・壊相──も同じように返す。
「聞こえる? OK? OKだな! いやー久しぶり! 忙しいのに時間作ってくれてありがと!」
「GWに会ったばかりでしょう。どういたしまして」
「あれ。またピアス増やした? ゴツいのかっけーね」
「暑くなる前にね。ありがとう」
一通りの近況報告や世間話を済ませると
「さて、例の件ですが」
どこぞの秘密結社よろしく悠仁が仰々しく机上で手を組み、そう切り出した。壊相が応じる。
No13
PROGRESS【悠久堂キ譚 上巻】⚠悠脹⚠未来if
5/4 SUPER COMIC CITY 30 超妖言 2023
で配布予定の新刊です!冒頭5Pをご紹介!
生き残った二人が日々生活していきながら脹相が営む古本屋で本を巡っておこる不思議な話。
今回は上巻です。JB fest.では下巻を発刊予定! 6
ume_kula
PROGRESS2023/03/18 ジュゲムジュゲ夢vol.7で展示していた脹相夢。固定顔有りセリフ有り夢主です。結婚をする前の未来ifの話になります。途中までですが完成次第アップしたいと思っています。サンプル程度に見てください。 8
warabi0101
DONE※本誌バレ ※諸々終わった後の平和な世界脹相が花を贈るお話。
クリスマスローズは11月16日の誕生花。花言葉は「追憶」だそうです。悲しそうで幸せそうな綺麗なお花。
花贈るひと「花を選ぶのを、手伝ってほしい」
脹相にそう言われたとき、めずらしいこともあるものだと驚いた。
脹相が俺に頼み事をすることなんてほとんどなかったし、何より脹相の方が俺よりもずっと花に詳しかったから。不思議には思ったけど、頼られたことが純粋に嬉しくて。笑顔で頷くと、どことなく不安そうだった脹相はほっとしたように眉尻を下げた。
近所の花屋さんに、二人連れ立って歩く。誰に贈る花なのか。脹相は教えてはくれなかったし俺も聞かなかった。確信はなくとも気がついていた。手伝ってほしいとは言われたけれど、きっと俺にできることはあまり無い。それでも俺は脹相のそばにいてやりたかった。同じじゃなくても、同じだと思っていた。
2531脹相にそう言われたとき、めずらしいこともあるものだと驚いた。
脹相が俺に頼み事をすることなんてほとんどなかったし、何より脹相の方が俺よりもずっと花に詳しかったから。不思議には思ったけど、頼られたことが純粋に嬉しくて。笑顔で頷くと、どことなく不安そうだった脹相はほっとしたように眉尻を下げた。
近所の花屋さんに、二人連れ立って歩く。誰に贈る花なのか。脹相は教えてはくれなかったし俺も聞かなかった。確信はなくとも気がついていた。手伝ってほしいとは言われたけれど、きっと俺にできることはあまり無い。それでも俺は脹相のそばにいてやりたかった。同じじゃなくても、同じだと思っていた。
warabi0101
DONE「俺の推しが幸せ過ぎて涙が止まらないんだが」(悠脹)※現パロ(会社員) ※男性妊娠表現 ※モブ視点
脹相推しのモブ君が推しの幸せに涙する話です。
男性妊娠表現があります。お兄ちゃんのお腹が大きくなってます。
地雷に配慮しておりませんのでご注意ください。 8
あらい
ArtSummary20222022年お兄ちゃんログfromくるっぷ。ほぼ単体絵のらくがきばっかり。
アナログもごちゃまぜ。後半に本誌ネタバレあります。
なんか入れ忘れとかありそうな気がする… 24
warabi0101
DONE※本誌バレ&捏造書かずにはいられなかったので書きました。まとまってないですが。
本誌呼んで以来ずっと泣きながら生きてます。感想を、全然うまく言葉にできません。言葉にできないので下手でもなんでもいいのでお話を書こうと思います。 4858
warabi0101
DOODLE※※捏造注意※※夢の中で、脹相がある男と語り合うお話です。
どうしても今書かねばならんと思って書きました。
傘と夢(脹相)※※捏造注意※※
夢の中で、脹相がある男と語り合うお話です。
どうしても今書かねばならんと思って書きました。
捏造許せる方はどうぞ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
夜毎、夢を見る。
雨が、降っている夢だ。
受肉して初めて夢を見たその日からずっと、夜になれば耳の奥から雨音が聞こえてきた。
夢の中で、脹相は雨に打たれて立っている。
冷たい秋の雨。まるで咎人を鞭打つかのような重い雨。
水たまりのような鏡面が一面に広がる薄暗い世界の中で、脹相は雨粒に背中を打たれながら罪を受け入れるように頭を垂れていた。体の芯まで冷え切ってしまうまでずっと、肌を乱暴に撫ぜた雨水がぽたりぽたりと頬や髪の先から落ちて、足元で鈍色の波紋として広がっていくのを見送る。
3737夢の中で、脹相がある男と語り合うお話です。
どうしても今書かねばならんと思って書きました。
捏造許せる方はどうぞ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
夜毎、夢を見る。
雨が、降っている夢だ。
受肉して初めて夢を見たその日からずっと、夜になれば耳の奥から雨音が聞こえてきた。
夢の中で、脹相は雨に打たれて立っている。
冷たい秋の雨。まるで咎人を鞭打つかのような重い雨。
水たまりのような鏡面が一面に広がる薄暗い世界の中で、脹相は雨粒に背中を打たれながら罪を受け入れるように頭を垂れていた。体の芯まで冷え切ってしまうまでずっと、肌を乱暴に撫ぜた雨水がぽたりぽたりと頬や髪の先から落ちて、足元で鈍色の波紋として広がっていくのを見送る。
warabi0101
DOODLE悠脹⚠️二人の子供捏造
「ヤバイ…ムリだわ…俺、結婚式で号泣する自信しかないんだけど…」
「悠仁、まだ7歳だぞ」
娘ちゃんはちょっぴりシャイ。
脹相そっくり。瞳の色は悠仁譲り。脹相よりも髪質が柔らかいのは、脹相の母譲り。
ume_kula
DONE脹相の長編連載完結祝いとして、よそ様の夢主ちゃんを描かせていただきました!いわゆる三次創作です。(ご本人には許可を頂いてます)大好きな作品⇒https://www.pixiv.net/novel/series/1546429
※ひとりのファンとして描いたのでこの連載の夢主ちゃんはみなさんです。こちらに限らず小説の方は自由な夢主ちゃんで読んで頂ければなと思います。 3
ぽえうぉ
DONEめぐゆじ、ツイッターにあげた220820~220826までの再録です。※突然のバブパロ注意。※脹相注意。
※明るくない話が一個入っています。
今週もハチャメチャにめゆを駆け抜けさせて頂き、本当にありがとうございました。 12
warabi0101
PAST※童話パロディ ※攻め女装 ※若干無理やりっぽい赤ずきん悠仁×オオカミ脹相。全体的にあほなノリ。頭を空っぽにしてアゲアゲで読むやつです
(過去pixivに投稿したものです)
むかしむかし、ある森に赤ずきんちゃんという、とても可愛らしい子が住んでいました。
今日はお出かけの日。
赤ずきんはお気に入りの赤い頭巾と柔らかな袖の白いシャツ、花柄模様の赤いフリルスカートを着て、元気いっぱいに家の扉を開けました。
「タバコと酒と、ツマミと……おし!準備万端!」
腕に掛けたバスケットの中身を確認すると、赤ずきんちゃんは森向こうに住んでいるおじいさんの家に向かって歩き始めました。
おじいさんは最近腰を痛めてしまって、こうして赤ずきんちゃんが必要なものを届けてあげているのです。
心優しい赤ずきんちゃんは、楽しそうに鼻歌を歌いながら鬱蒼とした森の中へと続く道を歩いていきました。
「おい」
赤ずきんちゃんが森の中を歩いていると、突然茂みの中から黒い影が現れました。
5280今日はお出かけの日。
赤ずきんはお気に入りの赤い頭巾と柔らかな袖の白いシャツ、花柄模様の赤いフリルスカートを着て、元気いっぱいに家の扉を開けました。
「タバコと酒と、ツマミと……おし!準備万端!」
腕に掛けたバスケットの中身を確認すると、赤ずきんちゃんは森向こうに住んでいるおじいさんの家に向かって歩き始めました。
おじいさんは最近腰を痛めてしまって、こうして赤ずきんちゃんが必要なものを届けてあげているのです。
心優しい赤ずきんちゃんは、楽しそうに鼻歌を歌いながら鬱蒼とした森の中へと続く道を歩いていきました。
「おい」
赤ずきんちゃんが森の中を歩いていると、突然茂みの中から黒い影が現れました。
warabi0101
PAST※獣人パロ ※ふたりに子供ができます虎獣人悠仁君×山犬獣人脹相です。九十九さんはどの世界線でもふたりのキューピッドであってほしい。
(過去pixivに投稿したものです)
「じゃ、この子をよろしく頼むよ!」
暗い洞窟に似つかわしくない快活な声とともに、ずずい!と目の前に差し出されたしましまの毛玉。
脹相はとてつもない嫌な予感に眉間にしわを寄せた。
山犬の獣人である脹相と鷹の鳥人である九十九が出会ったのは、脹相の弟八人が立派に巣立ちしてからしばらくたってからの事だった。ひどい雨の日に脹相が住む洞窟にびしょ濡れで転がり込んでくるや否や「どんな女が好みかな?」とウィンクしてきたのが始まりだった。その時からというもの、鷹であるのに渡りをするこの自由気ままな女との腐れ縁に脹相は辟易としていた。
今日も今日とて突然現れたかと思うと、脹相の前にしましまの毛玉――小さな虎の子を差し出してきたのだった。まだ人型になることはできないのだろう。柔らかい首の皮を九十九に掴まれてゆらゆら揺れる毛玉はまさしく毛皮をまとった虎の子の姿だった。橙のような明るい茶色に白が混ざったふわふわの毛。ころりと丸い頭に、これまた丸い小さな耳。小さな体躯に見合わないずんぐりと太い手足と広い手のひら。首の皮を九十九に掴まれているのに楽しそうにきらきらと輝く青色の瞳と目が合った。脹相と目が合ったことに気づいたその毛玉は、ひどく嬉しそうに目をつむって小さく「きゃぅ!」と鳴いた。
3559暗い洞窟に似つかわしくない快活な声とともに、ずずい!と目の前に差し出されたしましまの毛玉。
脹相はとてつもない嫌な予感に眉間にしわを寄せた。
山犬の獣人である脹相と鷹の鳥人である九十九が出会ったのは、脹相の弟八人が立派に巣立ちしてからしばらくたってからの事だった。ひどい雨の日に脹相が住む洞窟にびしょ濡れで転がり込んでくるや否や「どんな女が好みかな?」とウィンクしてきたのが始まりだった。その時からというもの、鷹であるのに渡りをするこの自由気ままな女との腐れ縁に脹相は辟易としていた。
今日も今日とて突然現れたかと思うと、脹相の前にしましまの毛玉――小さな虎の子を差し出してきたのだった。まだ人型になることはできないのだろう。柔らかい首の皮を九十九に掴まれてゆらゆら揺れる毛玉はまさしく毛皮をまとった虎の子の姿だった。橙のような明るい茶色に白が混ざったふわふわの毛。ころりと丸い頭に、これまた丸い小さな耳。小さな体躯に見合わないずんぐりと太い手足と広い手のひら。首の皮を九十九に掴まれているのに楽しそうにきらきらと輝く青色の瞳と目が合った。脹相と目が合ったことに気づいたその毛玉は、ひどく嬉しそうに目をつむって小さく「きゃぅ!」と鳴いた。
蟹SUN
MEMO悠仁と脹相がラーメン食べてるだけ。脹相が辛さをこらえてるのカワイイなという話辛い「赤くないのにな……」
そう呟いた脹相のこめかみに一筋の汗が流れた。
ピリ辛を想像して頼んだラーメンが想像以上に辛かった。透き通ったスープはさっぱりとした口当たりを思わせる見た目をしていたが、鋭い辛味が味蕾と喉を刺激し、一口ごとに止まる箸に対して水を飲む手が止まらなかった。
脹相のただならぬ様子にメニューを改めて確認した悠仁が納得する。
「あ〜青唐辛子か。コレ見た目より辛いんよな。続き食おっか? 俺のと交換する?」
大盛りのチャーシュー麺の丼を寄せようとした。
「自分で食べる……。俺はお兄ちゃんだからな……」
「えー……責任感つよ。だいじょぶかよ。つらくなったら言ってな。あ! スミマセン! お冷やおかわりくださーい!」
318そう呟いた脹相のこめかみに一筋の汗が流れた。
ピリ辛を想像して頼んだラーメンが想像以上に辛かった。透き通ったスープはさっぱりとした口当たりを思わせる見た目をしていたが、鋭い辛味が味蕾と喉を刺激し、一口ごとに止まる箸に対して水を飲む手が止まらなかった。
脹相のただならぬ様子にメニューを改めて確認した悠仁が納得する。
「あ〜青唐辛子か。コレ見た目より辛いんよな。続き食おっか? 俺のと交換する?」
大盛りのチャーシュー麺の丼を寄せようとした。
「自分で食べる……。俺はお兄ちゃんだからな……」
「えー……責任感つよ。だいじょぶかよ。つらくなったら言ってな。あ! スミマセン! お冷やおかわりくださーい!」