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    荀彧

    Ichi_marumaru

    DONE荀彧の日おめでとうございます!今回は先日むそうあぷりで開催された荀彧イベントの話を書きました。荀彧に肉まんを渡すと友達になれるという噂を聞いた民から肉まんが殺到してしまい、ほんの少し太ってしまった荀彧と魏軍師のメタ発言しかないほのぼのギャグです。メタ発言が苦手な方避けた方が良いです。さんむそあぷりをやっていないとよくわからないネタしかないです。少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。
    肉まん周回友達大作戦! 荀攸が遠征から帰ってくると、なにやら違和感をおぼえ、すぐに荀彧を探し始めた。
     おかしい。
     普段であれば荀彧が皆を代表し、出迎えてくれ、兵達を労ってくれるのだが、彼の姿はなく、風紀も少し緩んでいるような気がした。
     悪い意味ではなく、いつもぴりついた雰囲気が感じられず、どこか穏やかだったのだ。
     一体なぜと、荀攸は辺りを見渡すと、城の廊下にたたずむ荀彧らしき人物がおり、荀攸は叫ぶように年下の叔父の名前を呼んだ。

    「文若殿…!?文若殿なのですか!?」
    「はい!あっ、公達殿!おかえりなさいませ」
    「えっ、あっ、少しお待ちください。俺は疲れているのです。文若殿はわずかですが、ふくよかになられているような…」

     荀攸が声をかけた人物は、自身を荀彧と名乗ったのだが、荀攸は信じられず、顔を真っ青にした。
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    TRAINING嘉彧/小説/匂わせ程度のエロ

    小説練習
    荀彧運動音痴伝説の剣舞の話からの小ネタ
    匂わせ程度のエロ表現
    柘榴を塞ぐ 清廉潔白、頭脳明晰、品行方正、容姿端麗――等々、天から二物どころか四物、五物と与えられている我らが尚書令・荀彧殿は、どうやら運動神経だけは与えられていないようだった。彼が剣舞の真似事をして自らの太腿を傷つけてしまった事件はまだ記憶に新しい。荀彧を我が子房と呼び常に傍らに置き頼みにする主君の青くなった顔はなかなかの見物だったが、私だってそれどころではなく青ざめた。従子殿なんていつもの泰然自若は何処へやら、泡を吹いて卒倒しかけていた。

     陽に当たらない内腿に刻まれた傷は鮮やかに生々しく、果肉を思わせる端々さを覗かせ肌の白を際立たせる。士大夫たるもの易々と人目に晒すべき肌でもなく。当然の如く手当を買って出た情人である私の軟膏を塗る手を、擽ったいと吐息交じりに許す下衣を寛げた姿に、内心刺激されるところはまあ色々本当にその、あったのだが、持ちうる限りの理性を総動員させてなんとか傷跡を残すことなく、無体を働き傷を広げることもなく完治させた。薄らと線は残ってしまったが目を凝らさないと見つけられない程度ではあるし、場所も場所なので余程のことがなければ私しか気付かない。そう思うと傷跡にも仄かに愛着が芽生えた。
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