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    行動

    CottonColon11

    DONE※小諸商工のモブ、ショートの奥田くん視点。
    ※守備コレをそのままさせると不可解な行動になりそうなので、三年生をそのまま入れた形になります。
    ※打席ログを見て書いてますがたまに間違ってるかも。雰囲気でお読みください。
    まめねこ工科高校、夏のドラマの裏側で たくさんのカメラの前で甲子園の黒土を掻き集める、まめねこ工科高校の選手たち。甲子園初出場、初戦敗退。ありきたりな終わり方をしたまめねこ工科高校。去年突如として岡山のベスト4に現れて、今年甲子園に出場した。
     前情報がほとんどない高校だったけれど、難なく突破した。先輩たちと笑いながらベンチへ戻る。甲子園の第一歩としては十分すぎる、6-1の快勝だ。


    「来年また来よう!」


     まめねこ工科の監督の声が、広い広いグラウンドを隔てたこちらにまで届いた。
     俺は振り返ってまめねこ工科の方を見る。マネージャーと一緒に監督に慰められている、どうやら俺とタメらしい、ピンク色の髪のピッチャーが目に入る。二年生が甲子園の先発ピッチャーなんて珍しいと田中先輩が言っていたのを思い出した。俺の打席では、フォアボール2回と凡打2回で、燃え切らない勝負になったけれど、チームが勝てたからまあ良しとしよう。
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    kinotokko

    MEMOめも。 相手も恐らくは同じ想いだろう事を察しているけれども、今は行動にうつさない両想い?両片想い?のアズとツラ
    a『口にすれば叶うはずの願い事』
    久しぶりにみんなで集まってアイツにも会えたけど時間は直ぐに終わりを告げる。帰ってほしくない、まだ一緒にいたい、私の想いと共にそう伝えたとしたら多分アイツは受け入れてくれる。でも、したくないのだ。私は此処でやっておきたいことがまだまだいっぱいあって、アイツは目標が彼方にあって。今はお互い時間がどれだけあっても足りないくらいで、真っ直ぐ進むアイツが好きだから、夢を現実にする為に頑張るアイツを一番応援したいから。私は今日も友人として最高の笑顔で見送る。力になれると思えたらもう迷わないから。覚悟して。驚かせてあげる。


    t『君に望まれたというだけで十分』
    多分だけど、勘違いだとすっげぇ恥ずかしいけど、オレとアイツは両想いなんじゃないかなって最近気付いたんだ。何がどうって説明はできねぇけど、なんでもないときに目が合ったときの視線が、なんか昔違うというか。久しぶりにみんなで遊んだ帰り、見送りにきてくれたハヤトたち。他のみんなはもう新幹線に乗っちまって、あとはオレの乗る新幹線が来るまであと少しで。ふと、アズサと目が合った。顔は笑っているけど少し陰りのある目もと。声を掛けようと思ったけど、気持ちを伝えちまうか迷ったけど。でもアイツはハッキリとオレとの間に『ダチ』って線を引いたから、オレは明日も夢を叶えるために全力で走る。そんで、いつか。絶対、全部掴んでみせる。
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