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    seki_shinya2ji

    DONE北組ネタ
    今日は特別暑かったから飯テロになれば……
    因みに今日は白ジャコの酢漬けでした。旨で馬でした。
    【北組】素麺と鯵の南蛮漬け思った以上に夏は、夜になっても寝苦しいくらい暑い。日中雨が降っても湿気の多い日本の夏は夜まで暑く感じる。西日がよく差し込む台所に居たのは治だ。
    治は料理が好きだ。料理人のように料理ができる訳ではないが、北組の中では台所の責任者である。衛生法を気にすることなく、好きな料理が出来るのは自由で楽しいのだ。いうなれば自由業の人間が極める自由が、料理なのだ。
    毎日料理をしている訳では無くても、この時間は直接的に北にも侑にも関われる時間だ。自分が好きな人は侑、そしてその侑は北が好き。好きという高校生同士の恋愛のようなモノではなく、魔獣を飼い殺しているような気持ちだ。治としては出来損ないの哀玩具が感情を持ってしまって魔獣になっているだけ、と理解している。そのため防波堤として料理があるのだと思っている。料理にはたくさん手順があり、没頭しやすい。アレをあ~してこ~して、とアレコレ考えている間に時間は過ぎてモノは完成する。そして完成したモノでみんなハッピー。怠惰を極めた料理で満足感を覚えるくらい、自分は駄目な人間になってしまったんだ、と諦めるのだ。
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    流菜🍇🐥

    DOODLETF主ルチ。大遅刻のクリスマスネタです。TF主くんとルチが一緒に夜ご飯を食べたりルチの枕元にプレゼントを置いたりする話。
    クリスマス クリスマスは、子供にとって夢のようなイベントだ。冬休みに入って最初の土日が来ると、地域の施設や友達の家で、クリスマスを祝うパーティーが開かれる。それは年の終わりを知らせると共に、イベントの訪れを教えてくれるのだ。冬休みの宿題は嫌だったけど、楽しみがあるなら耐えることができた。
     クリスマス当日になると、子供の期待は最高潮になる。夕食にはチキンや唐揚げが並んで、食後にはホールのケーキが出てくるのだ。身支度を整えてベッドに入ると、眠っているうちにプレゼントが置かれている。幼い頃の僕は純粋だったから、サンタさんがどうやって煙突もない室内に侵入してくるのか、不思議で仕方なかったものだ。
     しかし、大人になってしまうと、そんな幻想はなくなってしまう。食べ物は自分で用意しないと食べられないし、プレゼントをくれるサンタさんも、大人の元には訪れてくれないのだ。むしろ、サンタさんの正体を知ってしまったことで、関わる人々の苦労を考えてしまうようになる。そもそも、クリスマス当日だからといって、仕事や用事はなくならないのだ。
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