香水
yuyuoniku
MOURNING推しではないけど、お気に入り男の弊本丸大包平の香水が届いたので感想です。推しではない、推しではないんだ。
大包平の香水大包平の香水すごかった。
みつよとソハヤに引き続き、推し香水を頼んだ。
大包平が好きな方に会う予定があったので、そのフォロワさんの大包平の香水と嗅ぎ比べができたらと思って注文したけど間に合わず、、!残念
でもお会いしたときにわたしのみつよ香水とフォロワさんの大包平香水の嗅ぎ比べをした。
【フォロワさんの大包平香水(2種)】
①オーダーして調香するタイプ
レモンの優しい柔らかなにおい、
日曜の朝、カーテンから差し込む日差しで目覚めた大包平が身支度を整えた後、ベッドに戻ってきてまだ眠っている愛しい人の髪を撫でながら見つめてるみたいな良い香り
多分このあとフレンチトーストとかちょっと手のかかる朝ごはんを一緒に作って午前中はまったり過ごす
3107みつよとソハヤに引き続き、推し香水を頼んだ。
大包平が好きな方に会う予定があったので、そのフォロワさんの大包平の香水と嗅ぎ比べができたらと思って注文したけど間に合わず、、!残念
でもお会いしたときにわたしのみつよ香水とフォロワさんの大包平香水の嗅ぎ比べをした。
【フォロワさんの大包平香水(2種)】
①オーダーして調香するタイプ
レモンの優しい柔らかなにおい、
日曜の朝、カーテンから差し込む日差しで目覚めた大包平が身支度を整えた後、ベッドに戻ってきてまだ眠っている愛しい人の髪を撫でながら見つめてるみたいな良い香り
多分このあとフレンチトーストとかちょっと手のかかる朝ごはんを一緒に作って午前中はまったり過ごす
asebi_LarHyun
DONE10/15 ラーヒュン1dr1wr お題「香水」自分は、記憶と結びつく香りを嗅ぐと、一瞬で自分が自分の内面に囲まれて世界と切り離される感覚になるため、ラーハルトの主観で書く形になりました。
現代に転生後、自覚的な記憶なし。
オードパルファム・ヒュンケル→公式から出ているヒュンケルをイメージした香水。
龍涎香→名前に龍が入ってるので。
断片 「香水」***
今…は、いつだ
オレは何者としてここにいるのだったか
ここは世界のどの辺りだ
オレと関わりのない人間ばかりの雑踏で、動く背景となっていた誰かとすれ違いざまに包まれた、その香りが、オレを世界から切り離す。
一瞬で、まわりの景色も音も消え去り、己自身さえ見失う。
正体不明の焦燥感がビッグバンのように膨らんで全身を支配する。
苦しい、痛い。
思わず胸を掴む。
何か見える……。
眼前に迫り来る、土の色の上、銀色の美しい髪と、眩く光る鎖。
風を切る音を掻き消す、気迫に満ちた叫び声、次いで全身に感じる、凄まじい圧力。
この感情は……。
慎重に思い出す。
驚き。感嘆。敗北感。
血管が、強烈に収縮させられる。
思い出すだと……?
オレにそんな劇的な出来事の記憶はない。
2526今…は、いつだ
オレは何者としてここにいるのだったか
ここは世界のどの辺りだ
オレと関わりのない人間ばかりの雑踏で、動く背景となっていた誰かとすれ違いざまに包まれた、その香りが、オレを世界から切り離す。
一瞬で、まわりの景色も音も消え去り、己自身さえ見失う。
正体不明の焦燥感がビッグバンのように膨らんで全身を支配する。
苦しい、痛い。
思わず胸を掴む。
何か見える……。
眼前に迫り来る、土の色の上、銀色の美しい髪と、眩く光る鎖。
風を切る音を掻き消す、気迫に満ちた叫び声、次いで全身に感じる、凄まじい圧力。
この感情は……。
慎重に思い出す。
驚き。感嘆。敗北感。
血管が、強烈に収縮させられる。
思い出すだと……?
オレにそんな劇的な出来事の記憶はない。
pagupagu14
DONE香りを染めて/浮唯(スタオケ)付き合ってる浮唯。御門が自分の好きな香水を唯に贈る話。イチャイチャしてるだけ。地味に堂本恒常SSRカドストネタ
香りを染めて「こちらを差し上げます」
そう言って唯は掌の上に置かれた小瓶に瞬きを繰り返した。
「これは…香水、ですか?」
「ええ、香ってみてください。」
蓋を開け、匂いを嗅ぐと勢いよく唯は顔を上げ浮葉の顔を見た。
「浮葉さんの香り!」
「…ふふ、ええ。私が気に入ってる香りです、付き合うことになったのですし贈りたいと思って」
「ありがとうございます!す、すごく嬉しいですっ」
興奮気味の唯に浮葉は笑みを返しながらそのまま腕を伸ばし香水に目を奪われている唯を抱きしめた。途端、唯は言葉を飲み込み顔を赤らめたまま浮葉の顔を見た。
「唯さん、これからは…私に会いに来るときはこの香水をつけてきてください。そうやって私色に染まってくれるあなたを待って、そしてこうやって抱きしめたいと…そう、思うのです」
756そう言って唯は掌の上に置かれた小瓶に瞬きを繰り返した。
「これは…香水、ですか?」
「ええ、香ってみてください。」
蓋を開け、匂いを嗅ぐと勢いよく唯は顔を上げ浮葉の顔を見た。
「浮葉さんの香り!」
「…ふふ、ええ。私が気に入ってる香りです、付き合うことになったのですし贈りたいと思って」
「ありがとうございます!す、すごく嬉しいですっ」
興奮気味の唯に浮葉は笑みを返しながらそのまま腕を伸ばし香水に目を奪われている唯を抱きしめた。途端、唯は言葉を飲み込み顔を赤らめたまま浮葉の顔を見た。
「唯さん、これからは…私に会いに来るときはこの香水をつけてきてください。そうやって私色に染まってくれるあなたを待って、そしてこうやって抱きしめたいと…そう、思うのです」
Zzz_nag0
MEMOベルスーズとサスピールの概念香水をオーダーしたときに書いた彼らの出自や性格など。概念香水オーダーメモ【ベルスーズ】
綺麗で整った顔立ち、身長180cm。
世界観は1900年代くらいのヨーロッパ風ファンタジー。彼は、女性の権力が強い貴族の家系に、珍しく生まれた男。その家系は人をたぶらかす才に恵まれることが多く、彼も例外ではない。
周りの親族、召使いも女ばかりで、幼い頃は髪も長く女の子のような風貌だった。成長するにつれ低くなる声、どんどん伸びる背など、“男”の部分が出てくるが、女性みのある色気や物腰柔らかな言動は健在で、それがより人を惹きつけるようになる。しかし、周りの親族の女たちは、今まで自分たちに向いていた目が、男である彼に集中していくことにいい気分ではなかった。
幸い、虐めなどには遭わなかったものの、普通貴族に与えられる政治の決定権や社交場への自由な出席は認められない一方で、他貴族との交渉材料にされたりなど女たちにいいように使われるようになり、自分の存在とは一体なんなのかと思い悩むことがたびたびあった。(このとき15歳くらい)
2054綺麗で整った顔立ち、身長180cm。
世界観は1900年代くらいのヨーロッパ風ファンタジー。彼は、女性の権力が強い貴族の家系に、珍しく生まれた男。その家系は人をたぶらかす才に恵まれることが多く、彼も例外ではない。
周りの親族、召使いも女ばかりで、幼い頃は髪も長く女の子のような風貌だった。成長するにつれ低くなる声、どんどん伸びる背など、“男”の部分が出てくるが、女性みのある色気や物腰柔らかな言動は健在で、それがより人を惹きつけるようになる。しかし、周りの親族の女たちは、今まで自分たちに向いていた目が、男である彼に集中していくことにいい気分ではなかった。
幸い、虐めなどには遭わなかったものの、普通貴族に与えられる政治の決定権や社交場への自由な出席は認められない一方で、他貴族との交渉材料にされたりなど女たちにいいように使われるようになり、自分の存在とは一体なんなのかと思い悩むことがたびたびあった。(このとき15歳くらい)
ぼぶさん
DOODLEイチ日イチ一由くん71日目声帯の方にお会いしてきました、それで召されてるぼぶをツンツンしてる一由くんなので、閲覧注意
強欲ぼぶは、サインもらった上に、パンツ2つ買って手に入れてた晴希くんのブロマイド2枚ともに香水もらうってゆーね_(:3」∠)_
Jeff
DOODLEお題:「香水」#LH1dr1wr
ワンドロワンライ参加作品
2022/10/16
Shenanigans ……ぴちょん。
ひそやかな水音に、ヒュンケルはうっすらと瞼を開く。
岩肌に揺れる蝋燭の光が眩しい。この部屋の、唯一の光源。
清潔な枕からそっと頭を持ち上げて、自分の身体を見下ろしてみる。
闇の中に浮かび上がる白い胸から、力なくシーツに投げ出された腕、裸のままの腰と、足先まで。
つい先日まで鋼鉄の輪がはめられていた足首には、もうなにも戒めるものがない。
そんなものが無くても、もはや逃げることが出来ないと分かっているからだ。
逃げる、という選択肢が思い浮かばないくらい、完全に壊れてしまったのだから。
今までになく伸びた銀色の髪の先に、何か触れるものを感じる。鈍重な視線を向けると、彼の恋人は寝台の脇にかしずいて、熱心に毛束を布で拭っていた。
3230ひそやかな水音に、ヒュンケルはうっすらと瞼を開く。
岩肌に揺れる蝋燭の光が眩しい。この部屋の、唯一の光源。
清潔な枕からそっと頭を持ち上げて、自分の身体を見下ろしてみる。
闇の中に浮かび上がる白い胸から、力なくシーツに投げ出された腕、裸のままの腰と、足先まで。
つい先日まで鋼鉄の輪がはめられていた足首には、もうなにも戒めるものがない。
そんなものが無くても、もはや逃げることが出来ないと分かっているからだ。
逃げる、という選択肢が思い浮かばないくらい、完全に壊れてしまったのだから。
今までになく伸びた銀色の髪の先に、何か触れるものを感じる。鈍重な視線を向けると、彼の恋人は寝台の脇にかしずいて、熱心に毛束を布で拭っていた。
あかつき
TRAINING10/15のお題「香水」。公式香水のネタは団長で既にやってるので別バージョン。
クソ重い半魔の愛と執着に気付かない長兄。次兄辺りが聞いたらドン引きしそうだけど、長兄も何だかんだ重いので似た者同士だったりする。 1719
pmon13011301
DONEエージェントモチーフの香水(幻覚)の香り説明です。1枚目のDior香水(ブルーミングブーケ)の香りを参考にしています。ついているリボンがエジェの蝶ネクタイぽくてとても可愛いですし、香りも良いのでオススメです!!
(ちなみに後ろの造花フラワーブーケは手作りしました✨) 2
storytree4
DONE学パロ/シトラスソーダ(💛💙🧡)/10/12追加(33p~)一応、完結。結末結果要注意
School AU/JP/
pass:💛💙🧡の練り香水共通の香料/Common fragrance in all three perfume concoctions. 55
a_ya_su_gi
MOURNING公式からオードトワレが出る前に、友人に送った推しイメージ香水プレゼンを供養しておこうと思いまして...⚠️注意
※みか宗とニキ燐の話をしています
※素人がそれっぽく書いただけの散文です
※香水の選別は個人の好みと偏見です
※メーカーさんとは一切関係ないです
1p目:メーカーの紹介、おすすめの使用方法
2p目:みか宗の香り
3p目:斎宮宗の香り
4p目:クレビの香り
5p目:ニキ燐の香り 5
yuyuoniku
MOURNING2社で推し香水頼んだので比較と感想のまとめだよ夢女みんな推し香水注文しろ
推し香水のまとめ9月下旬、推し香水を2種類頼んだ。鼻で推しを吸いたい、目と耳ではもう足りない、その一心で。
(わたしは推しという表現をする自分が好きではないので日頃は好きな男と表現しているが、今日は便宜上推しと表現する)
ひとつはScently、もうひとつはCeles、推しを香りで表現してくれるサービスがあるだけでとんでもねえのにそれがふたつもあるのが驚きだ。
なんだかここ数年、よりオタクに優しいというか狙い撃ちにするようなサービスが多すぎる、人権を通り越して福利厚生ぐらいに優しい、、ありがとう、ありがとう、、
ふたつとも頼んだ結果、どちらともめちゃくちゃ良くて、全オタク注文してくれ〜!狂え〜!!!と思ったので良かったところを詳しく書き残しておこうと思う。
4710(わたしは推しという表現をする自分が好きではないので日頃は好きな男と表現しているが、今日は便宜上推しと表現する)
ひとつはScently、もうひとつはCeles、推しを香りで表現してくれるサービスがあるだけでとんでもねえのにそれがふたつもあるのが驚きだ。
なんだかここ数年、よりオタクに優しいというか狙い撃ちにするようなサービスが多すぎる、人権を通り越して福利厚生ぐらいに優しい、、ありがとう、ありがとう、、
ふたつとも頼んだ結果、どちらともめちゃくちゃ良くて、全オタク注文してくれ〜!狂え〜!!!と思ったので良かったところを詳しく書き残しておこうと思う。
ボルシチ
PROGRESSりあまたといえば向日葵!とイメージ香水に調合してもらったベルガモット向日葵→貴方だけを見つめる、貴方しか見えない
ベルガモット→燃える思い、野性的
どう足掻いてもヤンデレですね!(?)
yuyuoniku
MOURNING調香みつよの香水のメモ調香してもらうタイプの推し香水(おおでんたみつよ)調香するタイプの推し香水頼んだよ(おおでんたみつよ)
前回は市販の香水の三池だったけど、今日は調香してもらうタイプの推し香水届いたよ
「ここを押さえて上の点線を切り取って開ける」と箱に書いてあったけど、手が震えて蛮族のような開け方になってしまった
箱にはかわいいリボンついてた!えーん、三池ブレザーの色じゃん!!!ありがてえ、、
開いてみるとお手紙的なものが入っていて、香りの説明が書いてある
手紙「恐ろしく近寄り難い一方で、不器用な側面もあるところを、大きな棘を持つベルガモットで表しました」
べ、ベルガモットって何、、
調べたらミカンとレモンの間みたいなやつだった、確かにトゲトゲしている
ソハヤに柑橘は だよね〜!ってなるけど、みつよに柑橘は自分の中にはあんまりなかったので、わたしのみつよも爽やかな一面があるんですか、、?!と好きな男への理解がさらに深まる、
1581前回は市販の香水の三池だったけど、今日は調香してもらうタイプの推し香水届いたよ
「ここを押さえて上の点線を切り取って開ける」と箱に書いてあったけど、手が震えて蛮族のような開け方になってしまった
箱にはかわいいリボンついてた!えーん、三池ブレザーの色じゃん!!!ありがてえ、、
開いてみるとお手紙的なものが入っていて、香りの説明が書いてある
手紙「恐ろしく近寄り難い一方で、不器用な側面もあるところを、大きな棘を持つベルガモットで表しました」
べ、ベルガモットって何、、
調べたらミカンとレモンの間みたいなやつだった、確かにトゲトゲしている
ソハヤに柑橘は だよね〜!ってなるけど、みつよに柑橘は自分の中にはあんまりなかったので、わたしのみつよも爽やかな一面があるんですか、、?!と好きな男への理解がさらに深まる、
etieti_gabriel
MEMO香水届いたので気持ちを整理するために…⚠注意⚠
香りに詳しくない人間が感想を書いています。香りの近いものの例えが特に酷いです。傷ついたり、怒ったり、する可能性のある人は絶対見ないでください。 2074
あいぐさ
TRAININGフィガファウ、アレな香水の話リビドーロゼ 露店で薬草を買ったファウストに渡されたおまけは、リビドーロゼだった。
「はぁ……」
ポケットに入った白い瓶をファウストは恐る恐る触る。正直すぐに捨ててしまいたいが、彼は真面目だった。生態系を壊しかねない物体を街中に捨てることはできなかったのだ。
リビドーロゼ、人間たちの中では主に女性が好きな男性を惹きつけるために使う香水らしい。鍛えられた肉体の店主はどうして自分に渡してきたのだろうか。ファウストはさっぱり分からない。
「というわけだ。お前にやる」
「えぇ……」
やんわりと拒否の意を込めて手を腰に回すが、ぎゅうとファウストから腹に瓶を押し付けられる。久しぶりに部屋に訪れた彼からの特異なプレゼントにフィガロは眉を下げた。いらない、と分かりやすく態度と表情で示したが、彼は何処吹く風である。
1528「はぁ……」
ポケットに入った白い瓶をファウストは恐る恐る触る。正直すぐに捨ててしまいたいが、彼は真面目だった。生態系を壊しかねない物体を街中に捨てることはできなかったのだ。
リビドーロゼ、人間たちの中では主に女性が好きな男性を惹きつけるために使う香水らしい。鍛えられた肉体の店主はどうして自分に渡してきたのだろうか。ファウストはさっぱり分からない。
「というわけだ。お前にやる」
「えぇ……」
やんわりと拒否の意を込めて手を腰に回すが、ぎゅうとファウストから腹に瓶を押し付けられる。久しぶりに部屋に訪れた彼からの特異なプレゼントにフィガロは眉を下げた。いらない、と分かりやすく態度と表情で示したが、彼は何処吹く風である。
しじみ
DOODLEスバル君と隊長が香水を選んでいるだけの起伏のない二次創作の小ネタ。チョイスは完全なる独断と偏見だよ。なお、最後のペアフレグランスの使い方はモデルにした香水の公式が実際に提案しているよ!
Perfume 真白い光が黒い石の床に落ちて磨き上げられたその表面に一層黒い影を映す。足音ひとつにも気を遣うような優雅な雰囲気にも、こんなフロアの片隅までほんのりと漂う柔らかく粉っぽい香りにも慣れない。スバルは勧められるまま背の高い椅子に腰かけてからずっと、瀟洒な造り付けの棚にずらりと並んだ様々な意匠の瓶を文字通り地に足のつかない心地で眺めていた。
彼の隣の席から小さなテーブル越しに販売員と二言三言交わしていた男が振り返ったと思うと顔を見るなり鼻先から笑いを漏らす。
「こういう所は初めて?」
「……はい」
スバルが慎重にいらえると隣の男、ケイトは少し目を細めてから自らも壁の棚に視線を投げかけた。
スバルたちが訪れているのは百貨店の香水売り場。奇抜な形や模様の瓶やシンプルなガラスの内側に赤、青、緑と色とりどりの液体を湛えた瓶など、それぞれがオブジェのように個性的な顔をして並んでいるのは数多のメゾンの香水たちだ。そのひとつひとつが香る前から存在を主張しているようでスバルはいささか圧倒されていた。
2700彼の隣の席から小さなテーブル越しに販売員と二言三言交わしていた男が振り返ったと思うと顔を見るなり鼻先から笑いを漏らす。
「こういう所は初めて?」
「……はい」
スバルが慎重にいらえると隣の男、ケイトは少し目を細めてから自らも壁の棚に視線を投げかけた。
スバルたちが訪れているのは百貨店の香水売り場。奇抜な形や模様の瓶やシンプルなガラスの内側に赤、青、緑と色とりどりの液体を湛えた瓶など、それぞれがオブジェのように個性的な顔をして並んでいるのは数多のメゾンの香水たちだ。そのひとつひとつが香る前から存在を主張しているようでスバルはいささか圧倒されていた。
saaroinkarubi
DOODLE太刀忍。忍田さんがなにやら香水をつけている話。
試供品、ノベルティ、差し入れ、お見舞い、お下がり、私的なプレゼント。
いや、まさかな。脳内に挙げつらった可能性の、そのどれもがしっくりこなくて、太刀川はさてと首を捻った。
と、同時に、轟音がブオンと太刀川の左耳を掠めていく。たった今まで自分の頭部が存在していた場所を、巨大な虫の脚が撫でていった風切り音だった。宙で蠢くモールモッドの脚を、太刀川は横目で見守る。見守りながら、自分の右肩目掛けて飛んできた鋭利なブレードへ、弧月を振り落とした。
モールモッドが、身体の一部を失った怒りにか咆哮を上げる。白い怪物は勢いのまま、最後の一本となった左足部のブレードを、軋みと共に高く掲げた。その一矢が振り下ろされるのも待たず、太刀川は孤月を怪物の脳天へと突き立てる。そしてモールモッドの活動停止を目視で確認した後、おもむろに、溜め息をついてみせた。
3447いや、まさかな。脳内に挙げつらった可能性の、そのどれもがしっくりこなくて、太刀川はさてと首を捻った。
と、同時に、轟音がブオンと太刀川の左耳を掠めていく。たった今まで自分の頭部が存在していた場所を、巨大な虫の脚が撫でていった風切り音だった。宙で蠢くモールモッドの脚を、太刀川は横目で見守る。見守りながら、自分の右肩目掛けて飛んできた鋭利なブレードへ、弧月を振り落とした。
モールモッドが、身体の一部を失った怒りにか咆哮を上げる。白い怪物は勢いのまま、最後の一本となった左足部のブレードを、軋みと共に高く掲げた。その一矢が振り下ろされるのも待たず、太刀川は孤月を怪物の脳天へと突き立てる。そしてモールモッドの活動停止を目視で確認した後、おもむろに、溜め息をついてみせた。
arin_sasayama
DOODLE博士の香水ネタ。絶妙に前の夢っぽい落書きと続いているようないないような。書きたかったとこだけ移り香ヴィンさんの香水、意外だったなあ。
「聞こえますよ」
「……いや褒めてるんだけど」
もっと薬品というか、煙草っぽい香りかと思ってた。そう言われて小さく笑った。
「そこはさすがに意識したんじゃないですかね」
まあ、僕たちもイメージを伝えて形にしてもらったんですし、調香師さんが頑張ったんでしょうね。
「私、先生の香り好きだぞ?」
「僕もレイン君のトワレ好きですよ。もちろん、レオス君のも」
オリエンタルでいい香りだと思います。
「寺っぽいよな」
「……レイン君、褒めてます?」
「褒めてるぞ?」
あんまりエデンでは感じない香りだけど、嫌いじゃないし。
――面白い会話だと思った。けれど、割り込む必要性も、怒る理由も思いつかず。
「言いたいことを言ってくれますねえ」
667「聞こえますよ」
「……いや褒めてるんだけど」
もっと薬品というか、煙草っぽい香りかと思ってた。そう言われて小さく笑った。
「そこはさすがに意識したんじゃないですかね」
まあ、僕たちもイメージを伝えて形にしてもらったんですし、調香師さんが頑張ったんでしょうね。
「私、先生の香り好きだぞ?」
「僕もレイン君のトワレ好きですよ。もちろん、レオス君のも」
オリエンタルでいい香りだと思います。
「寺っぽいよな」
「……レイン君、褒めてます?」
「褒めてるぞ?」
あんまりエデンでは感じない香りだけど、嫌いじゃないし。
――面白い会話だと思った。けれど、割り込む必要性も、怒る理由も思いつかず。
「言いたいことを言ってくれますねえ」