鮭
キツキトウ
DONE2024/1/12「朝に炊き立てのご飯を食べる」
布団に潜り、考えていたら何時の間にか眠りについていた。今が何時かも知らないままぼぅとしていたら、身体の底から生きる音が聞こえてきて。
だから久しぶりにご飯を炊いてみた。そしておかずには昆布の佃煮と卵を選んだ。……明日は塩鮭を焼いてみようかな?
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小説SS。
「朝に炊き立てのご飯を食べる」.
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こつん――、こつん――、こつん。
背後から、小さく乾いた音がする。
ハッとして振り向くと、月だけが照らす暗い空から何かが落ちてくる。それはきらきらと光る何かで――。
辺りが暗いのに、それがきらりと光るから。だからそれを見つける事が出来た。
身を屈め、真黒な地面に点々と転がる粒を一つ摘まんでみた。それに温度はなく、けれど白く淡く光る粒は月の光にも等しく思えた。鉱物のように煌めき続けている。
「……ああ、月から落ちてきているんだ。月が涙を流してる」
自嘲で駆けていく息が白い。月の舟の下で、また一粒音がした。
前に向きなおりそして俯く。濡れた瞳に溜まった粒がまた一つ落下してはさよならをしていく。
足元の水面から離れると、雲間を照らした粒を握ってそっと橋から離れた。
525.
こつん――、こつん――、こつん。
背後から、小さく乾いた音がする。
ハッとして振り向くと、月だけが照らす暗い空から何かが落ちてくる。それはきらきらと光る何かで――。
辺りが暗いのに、それがきらりと光るから。だからそれを見つける事が出来た。
身を屈め、真黒な地面に点々と転がる粒を一つ摘まんでみた。それに温度はなく、けれど白く淡く光る粒は月の光にも等しく思えた。鉱物のように煌めき続けている。
「……ああ、月から落ちてきているんだ。月が涙を流してる」
自嘲で駆けていく息が白い。月の舟の下で、また一粒音がした。
前に向きなおりそして俯く。濡れた瞳に溜まった粒がまた一つ落下してはさよならをしていく。
足元の水面から離れると、雲間を照らした粒を握ってそっと橋から離れた。
まいか
MAIKINGこの出会いはきっと一生の縁。ざっくりとここに出てくる2人の説明。
プロモちゃん
22歳。この時は14歳。9歳の時に父が亡くなってしまい母はアルコール依存症、姉もいたが既に一人暮らしをしていた。
インクリングのガール。
デュアルスイーパーちゃん
謎多き22歳。当時14歳。後に鮭畜となる。インクリングのガール。
脱出、そして遭逢「なんとかここまで来れた…」
自分が文字を読むのが好きでよかったと心の底から思う。
広報にハイカラシティの開発が進んでいると書かれていたのを思い出したのだ。
「一人やけど…まあ祝ってもらえないよりかはマシか」
開発が進むハイカラシティの片隅で一人寂しく笑う。
「うち、14歳おめでとう」
時刻は12月2日の0時を回った頃。一人で誕生日を祝っていたその時だった。
「うおっ、おねーちゃんそんなとこで何してんの」
「…誰ですか」
突然話しかけて来たインクリングらしきヒトを思わず睨みつけてしまう。
「わあ警戒心むき出し。アタシはデュアルスイーパー。まあデュアルちゃんとでも呼んでよ」
「…」
「そんな黙り込まなくてもいーじゃん、ほらほら名前教えな」
852自分が文字を読むのが好きでよかったと心の底から思う。
広報にハイカラシティの開発が進んでいると書かれていたのを思い出したのだ。
「一人やけど…まあ祝ってもらえないよりかはマシか」
開発が進むハイカラシティの片隅で一人寂しく笑う。
「うち、14歳おめでとう」
時刻は12月2日の0時を回った頃。一人で誕生日を祝っていたその時だった。
「うおっ、おねーちゃんそんなとこで何してんの」
「…誰ですか」
突然話しかけて来たインクリングらしきヒトを思わず睨みつけてしまう。
「わあ警戒心むき出し。アタシはデュアルスイーパー。まあデュアルちゃんとでも呼んでよ」
「…」
「そんな黙り込まなくてもいーじゃん、ほらほら名前教えな」
お弁当箱
DONEオルグエ現パロ小説拙作『鮭おにぎりとコーヒーゼリー』の続編です。
ただ二人が飯作って食ってるだけの短いお話。
こんな感じの小さいお話しで、細々と連載していこうと思います。
あと前作よりもカップリング要素をがっつり入ります。
四畳一間のたたみごはん〜ペペロンチーノ〜 予想外に扉は開いた。
グエルは少し目を開いて驚く。
「てっきり鍵は変えてると思ったが……」
鍵穴に差し込んだ、五年前にもらった合鍵をまじまじと見つめる。用心深いあの男の性格ならば、もうとっくに鍵を変えていると思ったのだ。当時渡された鍵が今も使える、たったそれだけのことがグエルにじんわりとした懐かしさと安堵をもたらした。
音を軋ませながら、古いアパートのドアを開ける。
時刻は夜七時。薄暗いその部屋は殺風景で、ほとんど生活感を感じない。一つ隣の自分の部屋と全く同じ造りの部屋だ。しかしどことなくあの男の匂いを感じる。
グエルは遠慮なく靴を脱いで部屋に上がると、手に提げていたビニール袋を揺らしながら部屋の奥に入っていく。
3315グエルは少し目を開いて驚く。
「てっきり鍵は変えてると思ったが……」
鍵穴に差し込んだ、五年前にもらった合鍵をまじまじと見つめる。用心深いあの男の性格ならば、もうとっくに鍵を変えていると思ったのだ。当時渡された鍵が今も使える、たったそれだけのことがグエルにじんわりとした懐かしさと安堵をもたらした。
音を軋ませながら、古いアパートのドアを開ける。
時刻は夜七時。薄暗いその部屋は殺風景で、ほとんど生活感を感じない。一つ隣の自分の部屋と全く同じ造りの部屋だ。しかしどことなくあの男の匂いを感じる。
グエルは遠慮なく靴を脱いで部屋に上がると、手に提げていたビニール袋を揺らしながら部屋の奥に入っていく。
えにし🔰
DONE素敵な企画をありがとうございます!わたしの中のアレクシスさんイメージです!\(^o^)/✨
材料求めて旅してるとこを描いてみました。
秋鮭はどうしてもきりみちゃんが頭から離れなかったので、焼き鮭っぽい生物に秋っぽいどんぐりとかまとわせました。 3
キツキトウ
DONE2023/10/20贅沢な休息所。
そういえば合羽橋の食品サンプルのお店にお寿司あったねと思い出す。
よく「最後の晩餐は何食べたい?」なんて話あるけど、自分はマグロとねぎとろといくらの三色丼を食べたい。或いは焼きたての魚か鮭とお味噌汁と炊き立ての白米と幾つかの漬物で食べたい。多分、和食を食べてから死にたいのだと思われる。炊き立てご飯とか最高に美味しい。 2
Runa.
MEMO[飯鏡] Ring*分手+破鏡重圓
*劇情私設較多
與鮭魚和Yawara一同接龍創作,
5/20創集繪時曾作為無料小遊戲發放
內文共分四個篇章,大家在看的時候可以猜猜看每一篇是誰寫的
答案公布在文章末尾
鮭魚推特:https://twitter.com/bowlnofish
Yawara推特:https://twitter.com/Yawara_hoshi 9388
🐟️( ’-’ 🌭)
DOODLEカプリコでもよくやる。>リアクション
ありがとうございます!おにぎりの量すごいかぶってるかぶってるよのんのん…!!
なっちの喜ぶ顔が見たくてつい食べ物を買ってきちゃいます。以前こっそりおかかのおにぎりをあげたら具に到達した瞬間無言で返されたのでツナマヨか鮭固定です。
🚶♀️ark EX 🍎🐻
DOODLE最近本当にサーモンランNWにハマっています。ハマりすぎてサモランのイベントごと全部上位5%に入ってるぐらいハマっています。一度カンストチャレンジして達成した時はもう2度とやらんと思いましたが、俄に、ドンブラコカンストしたら俺はもっとかっこいい存在になれるのでは・・と禁断のチャレンジをしたくなっています、鮭畜になっています。ストレス発散に良いです。ゆるゆるカンスト勢仲間が欲しい。青棘(あおいばら)
MEMO11月のイラストについてのメモ意地でも何かわからない食い物は描かないぞという執念で描いた飯テロ月。まあわかりにくいのあるけど…(サンドウィッチはあつ森の鮭レシピ)。美味しそうな食べ物が沢山の月を絶対一枚は描きたいと思ってたので豆太と小ジャケちゃんに登場してもろて。杏月は他の月で目立ちすぎなので小さくなってもらったw3のことは実際にゲームを遊んでから決めようと思うけど、ビジュは最高に合うよなあ…。 5