st
nicnask
DOODLE狭い所に閉じ込められる話が好きなので書きたいところだけ書きました。ハルとアレックスが両片想いっぽい話です。
心音と雨音(アレックス×ハル)納屋の扉がバタン、と閉まった瞬間、「うそだろ……」とアレックスが呟いた。
外は突然の嵐。開け放っていたドアが風にあおられ、鍵が内側から落ちた。
「大丈夫?」
「いや、閉まった。……くっそ、なんでこんな時に限って……!」
慌てて引き戸をがちゃがちゃするアレックスの後ろ姿を見て、ハルは少しだけ眉尻を下げる。
「ごめんね、こんな天気なのに手伝わせちゃって──」
「お前のせいじゃないって。俺がちゃんとドア閉めてればよかったってことなのに、
そんな、すぐ謝んなよ……」
ふたりの距離が近い。
棚と干し草の隙間、せまい納屋の片隅。体を向け合えば膝が当たるほど。
アレックスの広い肩越しに、雨の音がぽたぽたと聞こえる。
「暗くなったらまずいな。携帯持ってるか……?」
1150外は突然の嵐。開け放っていたドアが風にあおられ、鍵が内側から落ちた。
「大丈夫?」
「いや、閉まった。……くっそ、なんでこんな時に限って……!」
慌てて引き戸をがちゃがちゃするアレックスの後ろ姿を見て、ハルは少しだけ眉尻を下げる。
「ごめんね、こんな天気なのに手伝わせちゃって──」
「お前のせいじゃないって。俺がちゃんとドア閉めてればよかったってことなのに、
そんな、すぐ謝んなよ……」
ふたりの距離が近い。
棚と干し草の隙間、せまい納屋の片隅。体を向け合えば膝が当たるほど。
アレックスの広い肩越しに、雨の音がぽたぽたと聞こえる。
「暗くなったらまずいな。携帯持ってるか……?」
choicestone
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須山。
DONEFirst flow①※stくん成長(中学生〜高校生)さとブラ
ふたりが暫く離れてしまう話です
stくんが😈への想いを自覚する話なので、イチャイチャはとくにないと思われます!
出来上がっていた話を組み直しながらの見切り発車なので、ゆっくり描いていきたいです
追記:ちょっとキャプションの言葉が不適切だったかなと思ったので削除しました💦
2025.06.29 3
__0tea_milk0
SPOILERCoC 『1st GAME-捜査一課は、英雄じゃない-』_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
KP:しゃもじさん
PC/PL
益巳 丈弘/おぎの
苧環 和陰/お茶さん
和良井 翡翠/カマタイチさん
立巻 嵐/やまさん
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
END:A
全生還嬉しすぎるし継続も楽しみ😊
noi
DOODLE【サイボーグアンダイン+ゴア博士】前垢にツイートしていたやつです。ダインが「sensei」と呼び慕う師弟のような関係でありながらも、実際には育ち盛りのおてんば長女とその父(※血縁なし)なところも可愛い……
kamataichi
INFO「1st GAME-捜査一課は、英雄じゃない-」2025/5/12-6/26KP:しゃもじさん
PL/PC:
荻野くん/益巳 丈弘
お茶さん/苧環 和陰
かまたいち/和良井 翡翠
やまさん/立巻 嵐
エンドA 全生還
「よーし、どっか遊びにいこーーー!!!」
自陣愛してる!!!
にもじ
MOURNING時系列は、1st D.R.B後。乱数が中王区からの情報を得に来た勝者である寂雷のプライドを性的な手段をもって精神的にへし折ろうとして、結局折るのに失敗する話。
首絞め、吐血あり。
仲が悪かった時の二人の話です。全体的にギスギスしている上に微妙にセンシティブなのでR-15つけてます。
大分昔の作品で書き途中だったものをなんとか繋げて形にしたので供養としてあげます。 6041
can0k_trpg
DOODLE夜天三叉路 げんみってほどでもないNPCアルマスの非公式イラストです。描きたかったので描いた~!
※本文中の描写と色々違います
よければ好きに!
https://www.dropbox.com/scl/fo/crsqtx8wak031fkfekp1r/AF-EQzrI8BwQauCHxrdvliI?rlkey=0v97ig6odrq0u319reknrfos7&st=bu2miyt6&dl=0
秋透🍁
INFO2025/06/24ストプレ【集真藍と猫】
そばこ様:作
STレス
人間:秋透🍁
猫:みぃ🐈⬛さん
梅雨の時期にやりたい!ってことでやった〜🎶
まぁ、こっちは梅雨明けしてるがな!
猫さんといっぱいお話したどん🎶
HisuI0m0_
DONEノイズなし⚠️画像の保存加工等はご本人様方のみでお願いします⚠️
༘⋆✿①ⓢⓣ Ⓐⓝⓝⓘⓥⓔⓡⓢⓐⓡⓨ❀˖°
【いずれ菖蒲か杜若】デビュー1周年
おめでとうございます!!! ᡣ੭ ̖́-
あやかきのみんなと出会えて
毎日より楽しく過ごすことができました!
ほんとうにありがとう🥹🙏🏻💖
これからも是非みんなのことを応援させてくださいෆ˚*
p.s.遅刻しちゃってごめんね😖😖
ちまき
MOURNINGステバキ。学パロ。第13話片思いスティーブ×無自覚バッキー
冬休み明けの話。SS三本立て。
すれ違う廊下冬休みが終わり、雪がまだ残る校舎の裏庭を抜け、スティーブとバッキーは並んで寮へと戻ってきた。
手にはそれぞれ、実家から持ち帰った荷物。少し重たいけれど、肩を並べて歩くこの時間が、楽しくもあった。
ドアを開けると、二人の部屋は数週間前と変わらずそこにあった。
スティーブがバッグをベッドに置きながらちらりと視線を向けると、バッキーの手元の鍵にふと目が留まる。
黒革に《B》の刻印が入った、あのキーチェーン。
スティーブが年末、少し緊張しながら渡したプレゼントだった。
「……ちゃんと、つけてくれてるんだ。」
思わずこぼれた言葉は、自分でも気づかないくらい小さな声だった。
けれど、すぐそばにいたバッキーには、しっかりと届いていたようで。
2277手にはそれぞれ、実家から持ち帰った荷物。少し重たいけれど、肩を並べて歩くこの時間が、楽しくもあった。
ドアを開けると、二人の部屋は数週間前と変わらずそこにあった。
スティーブがバッグをベッドに置きながらちらりと視線を向けると、バッキーの手元の鍵にふと目が留まる。
黒革に《B》の刻印が入った、あのキーチェーン。
スティーブが年末、少し緊張しながら渡したプレゼントだった。
「……ちゃんと、つけてくれてるんだ。」
思わずこぼれた言葉は、自分でも気づかないくらい小さな声だった。
けれど、すぐそばにいたバッキーには、しっかりと届いていたようで。
秋透🍁
INFO2025/06/16ストプレ【エヴァンズの証明】
夏目美緒様:作
ST:Sofaさん
PC/PL
HO1:フォルセ・スピネル/秋透🍁
HO2:クレア・プラニス/みぃ🐈⬛さん
世界観が作り込まれてて最初読んで噛み砕くのが大変だったけど、いっぱいお話して楽しかった!🎶
R2heimer
MEMOTony gave Steve A toy (I used translator sorry if it doesn't make sense)マジでくだらんネタすぎるので絵に起こす気もない→もう描くしかなくなっちゃったよ・・・
ちなこの玩具はトニーさんがしっかり検品済みなんですねえ! 2
kimacabre
DOODLEIn this scene, Luna paid a visit to Raka's residence for the 1st time after talking intensively for 6 months online. Luna couldn't resist Raka's charm and they decided to hook up that night...ちまき
MOURNINGステバキ。学園パロ。11話片思いスティーブ×無自覚バッキー
付き合うまでの馴れ初め。
季節外れだけど、クリスマスネタ。
誰か宛のプレゼント。十二月。街が浮足立つようにきらめき始めた頃――。
ここ最近、バッキーは妙な違和感を覚えていた。
それはスティーブの態度が「冷たくなった」とか、そういう分かりやすいものではない。むしろ逆だった。
「バック、また手袋忘れた?」
授業終わり、ロッカー前で声をかけられたと思ったら、スティーブは新品の手袋を手にしていた。
「これ、予備にって買っといた。前に貸してくれたし、返すつもりで」
――そんなこと、あったっけ?
その日だけじゃない。
バッキーの好物のスナック菓子を購買部帰りに差し出したり、風邪をひかないようにとポケットティッシュを放り投げてきたり、カバンの中にこっそりカイロが入っていた日もあった。
(なんなんだ、最近のスティーブ……やけに気が利くっていうか)
778ここ最近、バッキーは妙な違和感を覚えていた。
それはスティーブの態度が「冷たくなった」とか、そういう分かりやすいものではない。むしろ逆だった。
「バック、また手袋忘れた?」
授業終わり、ロッカー前で声をかけられたと思ったら、スティーブは新品の手袋を手にしていた。
「これ、予備にって買っといた。前に貸してくれたし、返すつもりで」
――そんなこと、あったっけ?
その日だけじゃない。
バッキーの好物のスナック菓子を購買部帰りに差し出したり、風邪をひかないようにとポケットティッシュを放り投げてきたり、カバンの中にこっそりカイロが入っていた日もあった。
(なんなんだ、最近のスティーブ……やけに気が利くっていうか)
onettfarts
DOODLE100line/hndr) modern paro- good idea to have 1st 100 days done
- uh..........
- eitaku-esque.....
- shion BIG LOVE 2
徳田ネギヲ
DONE【ス夕八゛レ】セバスチャンと結婚後のディメトリウスの台詞に関する話。「Comfort Zone」https://poipiku.com/2213141/10046505.html の続編になります。蛇足の蛇足。もはや百足。
Comfort Zone -Reconsideration- 月曜日。
牧場に嫁いだセバスチャンが、毎週顔を出しに寄ってくれる日。ロビンはいつもこの日を心待ちにしていたが、今日に限っては憂鬱だった。ディメトリウスが持ちかけてきた提案を、セバスチャン本人に伝えなければならなかったからである。
「――地下室を?」
「そう……ラボを広げたいんだって」
セバスチャンの自室だった地下室は、まだ本人の荷物が少し残っているものの、部屋としては使われていない。何かあった時のために、ロビンはその部屋をそのまま残しておくつもりでいた。
しかしとうとう、ディメトリウスが空き部屋を使いたいと言い出したのだ。温度変化が緩やかな地下室は、デリケートな生物や薬品などの保管に都合がよいのだという。いよいよ本格的に息子を追い出しにかかっているように感じられて、ロビンも反対はした。だが一度は退けたものの、二度、三度と説得が続くうち――わかった、今度来たときに聞いてみるから、もうその話はよして――そう言わなければ、今でも説得は続いていただろう。
3078牧場に嫁いだセバスチャンが、毎週顔を出しに寄ってくれる日。ロビンはいつもこの日を心待ちにしていたが、今日に限っては憂鬱だった。ディメトリウスが持ちかけてきた提案を、セバスチャン本人に伝えなければならなかったからである。
「――地下室を?」
「そう……ラボを広げたいんだって」
セバスチャンの自室だった地下室は、まだ本人の荷物が少し残っているものの、部屋としては使われていない。何かあった時のために、ロビンはその部屋をそのまま残しておくつもりでいた。
しかしとうとう、ディメトリウスが空き部屋を使いたいと言い出したのだ。温度変化が緩やかな地下室は、デリケートな生物や薬品などの保管に都合がよいのだという。いよいよ本格的に息子を追い出しにかかっているように感じられて、ロビンも反対はした。だが一度は退けたものの、二度、三度と説得が続くうち――わかった、今度来たときに聞いてみるから、もうその話はよして――そう言わなければ、今でも説得は続いていただろう。
ちまき
MOURNINGステバキ。学パロ。第10.5話片思いスティーブ×無自覚バッキー
【休日、二人で映画を見に行く話。ssエピローグ】
また今度…寮の部屋に戻った二人は、それぞれの棚に荷物を置くと、自然と明日の授業の準備に取り掛かっていた。
ふと、教科書を鞄にしまいながら、バッキーがぽつりとこぼした。
「……また映画、行こうな」
視線は教科書のページに落としたまま。
でもその声は、どこかほんの少しだけ、照れくさそうで。
そんなバッキーの何気ないひと言。けれどそれは、確かな“希望”だった。
期待してもいいのかな、なんて。
そんな気持ちが、胸の奥で小さく灯る。
(また――君と過ごせる時間があるなら)
少しだけ、前を向ける気がした。
その夜、スティーブは眠りにつくまで、バッキーの無邪気な笑顔を思い出しては、ひとりで何度も頬をゆるめていた。
312ふと、教科書を鞄にしまいながら、バッキーがぽつりとこぼした。
「……また映画、行こうな」
視線は教科書のページに落としたまま。
でもその声は、どこかほんの少しだけ、照れくさそうで。
そんなバッキーの何気ないひと言。けれどそれは、確かな“希望”だった。
期待してもいいのかな、なんて。
そんな気持ちが、胸の奥で小さく灯る。
(また――君と過ごせる時間があるなら)
少しだけ、前を向ける気がした。
その夜、スティーブは眠りにつくまで、バッキーの無邪気な笑顔を思い出しては、ひとりで何度も頬をゆるめていた。
ちまき
MOURNINGステバキ。学パロ。第10話片思いスティーブ×無自覚バッキー
【休日、二人で映画を見に行く話。その3】
ちょい長め。
ポップコーンペアセット、コーラ2つでアップルパイを食べ終えカフェを後にしたふたりは自然と並んで歩き出す。さっきまでの軽口も落ち着き、ちょっとした沈黙が心地いい。
「映画館、こっちで合ってたっけ?」とバッキーが尋ねれば、スティーブが少し得意げにうなずく。
「うん。ほら、あそこにポスター見えてきた」
遠目にも分かるほど大きく貼り出されたクラシック映画のポスターに、バッキーはふっと笑った。
「授業で観たとき、途中ちょっと寝てたよな。俺」
「うん。でも今日の君は、ちゃんと最後まで起きててくれそうだ」
「どうだろな、途中で寝たら肩貸してくれよ?」
冗談混じりに言ったバッキーに、スティーブは少しだけ頬を赤らめながら、
「……いいけど、君が先に俺の肩に寄りかかっても、起こさないからな」
1366「映画館、こっちで合ってたっけ?」とバッキーが尋ねれば、スティーブが少し得意げにうなずく。
「うん。ほら、あそこにポスター見えてきた」
遠目にも分かるほど大きく貼り出されたクラシック映画のポスターに、バッキーはふっと笑った。
「授業で観たとき、途中ちょっと寝てたよな。俺」
「うん。でも今日の君は、ちゃんと最後まで起きててくれそうだ」
「どうだろな、途中で寝たら肩貸してくれよ?」
冗談混じりに言ったバッキーに、スティーブは少しだけ頬を赤らめながら、
「……いいけど、君が先に俺の肩に寄りかかっても、起こさないからな」
ちまき
MOURNINGステバキ。学パロ。第9話片思いスティーブ×無自覚バッキー
【休日、二人で映画を見に行く話。その2】
よりどりみどり道中迷うことなく着いたカフェに足を踏み入れると、ほんのりと甘いシナモンの香りが鼻先をくすぐった。
木の温もりを感じる店内は、落ち着いた照明と秋らしい装飾で包まれていて、席に着いたふたりの間にもどこかやわらかな空気が流れる。
「ほら、これがアップルパイのメニュー」
スティーブが渡してきたメニューには、シンプルなクラシックタイプのほかに、クリームチーズ入り、紅茶の茶葉が練り込まれたもの、ラム酒風味の大人向けまで、バリエーション豊かに並んでいた。
「…悩むな、これ」
思わず声が漏れるバッキー。
スティーブも眉をひそめて「なあ、アップルパイってこんなに種類あるもんだったか?」とメニューとにらめっこしている。
「どれにする?」
1097木の温もりを感じる店内は、落ち着いた照明と秋らしい装飾で包まれていて、席に着いたふたりの間にもどこかやわらかな空気が流れる。
「ほら、これがアップルパイのメニュー」
スティーブが渡してきたメニューには、シンプルなクラシックタイプのほかに、クリームチーズ入り、紅茶の茶葉が練り込まれたもの、ラム酒風味の大人向けまで、バリエーション豊かに並んでいた。
「…悩むな、これ」
思わず声が漏れるバッキー。
スティーブも眉をひそめて「なあ、アップルパイってこんなに種類あるもんだったか?」とメニューとにらめっこしている。
「どれにする?」
ちまき
MOURNINGステバキ。学パロ。第8話片思いスティーブ×無自覚バッキー
【休日、二人で映画を見に行く話。その1】
懐かしいアップルパイ秋も中頃、街路樹の葉はところどころ色づき始めていた。
風邪をひいたあの日から少しずつ、季節と一緒に何となく空気も少しずつ変わってきた気がした――そんなある日。
放課後、なにげない会話を交わしながら並んで歩く二人。
そんな時、バッキーがふとスマホを見て声を上げる。
「お、見てみろよスティーブ。この前、授業で観た映画――週末にリバイバル上映だってさ」
「ほんとだ…すごい偶然だな」
画面を覗き込んだスティーブが、どこか懐かしそうに笑う。
バッキーは少し冷たい風に軽く肩をすくめて、ポケットに手を突っ込みながら言った。
「あの時、せんせーには真面目に観ろって言われてたけど、正直あんま頭に入ってなかったんだよな。…せっかくだし、観に行くか?」
790風邪をひいたあの日から少しずつ、季節と一緒に何となく空気も少しずつ変わってきた気がした――そんなある日。
放課後、なにげない会話を交わしながら並んで歩く二人。
そんな時、バッキーがふとスマホを見て声を上げる。
「お、見てみろよスティーブ。この前、授業で観た映画――週末にリバイバル上映だってさ」
「ほんとだ…すごい偶然だな」
画面を覗き込んだスティーブが、どこか懐かしそうに笑う。
バッキーは少し冷たい風に軽く肩をすくめて、ポケットに手を突っ込みながら言った。
「あの時、せんせーには真面目に観ろって言われてたけど、正直あんま頭に入ってなかったんだよな。…せっかくだし、観に行くか?」