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    マリカ

    リク(riku)

    DONE1109
    前に描いたらくがきグレシルから着想を得たグレシル(ビアさんにベクトル向かってる表現アリ)小説
    一応シルビアさんにょビアさんどっちでも可
    攻めが受け好き過ぎてやべーことになる&受けに様々なベクトルが向かう的なの好きなのでそんな感じになってます

    話とは関係ないけどフリーレン面白いですね…ハマりかけてます…
    豊穣祭と呼ばれる日の一幕※シルビアさんもしくはにょビアさんでも可





    雲一つない闇夜。天高く聳える月から降り注ぐは、美しくて淡く儚さすら覚える穏やかな光。今宵の催し物にピッタリな光景を背に、ソルティコの町は人々で賑わいを見せていた。
    普段入ることが出来ない領主邸の庭や訓練所は特に賑わっており、観光に訪れた人々が楽しそうに眺めている。
    その様子を領主邸の入り口付近で眺めていた男がいた。皺一つないスーツを纏い真っ黒なマントを羽織った長身で強面の人物。彼らを一通り見終わったあと視線を扉の方へと移し「まだかかりそうか……?」と呟く男の正体。それはーーーー。

    「グレイグお待たせーーーー!!」

    大国デルカダールが誇る英雄だった。彼は恋仲(だが将来的に妻にすると内心画作中)であるゴリアテこと誰もが知る超超スーパースターシルビアを待っていたようだ。
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