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    いちいち

    Adrasteia_2x4

    DONE講談師のカラ一
    ……に巻き込まれている末弟の話。
    講談のおそ松さんネタですが妄想100%のネタバレ無しです。既刊「雪女の裏話」の後日談のつもりで書いてますが、本を読んでなくても読めるはず。2023/2/4おれからいちいち言わせんな!2 に合わせて書き下ろしたものです。
    ウンザリする話'


     ボクも大概女の子からの評判には敏感だけど、カラ松兄さんだって負けず劣らずだと思う。寄席に女の子が何人いるか。その子が狙い通りに笑ってくれるかどうか。日々そんなことに一喜一憂して騒いでいるものだから、今となっては父さんも苦言を呈するのに疲れたのか呆れ返っている。
     そんなボクたちだけれど、「女の子に対する向き合い方」はちょっと違うようだった。
     ボクは女の子が好きだ。かわいくて気立ての良い彼女が欲しい。早々に良い仲になって童貞を卒業したい。それでゆくゆくはお嫁さんにきてもらって、二人三脚で生活しながら子にも恵まれて。なんてったってボクは六つ子の中でも要領が良くて人付き合いも出来る希望の星だから、きっと将来は勝ち組間違いなしだろう。数年後には末松座赤塚亭の跡取り講談師として父さんにも認められて、誰もが認める一軍の男になるわけだ。
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    トコノマ

    DOODLE逆鱗/白夜極光、タキとヒイロ

    どう仕上げようか定まらず途中上げ。
    普段は、手前勝手な使命とやらでとっととおっちん死まえぐらいの態度(本心だったりそうじゃなかったりもする)でいるけどいざやられたらぶちぎれるとかすごく好き。

    2022.6.26
    https://twitter.com/1228Tokoma/status/1540994250137309185?s=20&t=AHhjIITzL5J0kJaq8DvC7w


    逆にタキがやられた時にはヒイロはブチギレはしないけど、自分をかばって倒れた時にはタキにもかばわれるほどにすきがあった自分にブチギレそうなのよね

    前にも小説でつらつら書いたけど、ヒイロがいつか使命を果たして死んだ時には雲山まで運んで帰るタキだと思っているトコノマ。

    師匠の死を見届けられなかったタキがヒイロの最期を見届けて埋葬する未来があるかもなんですよ………(勝手に想像して泣いてる)

    タキもヒイロもかばわれて倒れられるとか勘弁してくれとお互いに思っている

    自分の出自を知らなくてそれを探すタキと、出自を知って使命を全うするヒイロというバランスがすごく好き

    ヒイロの短命という設定が、命知らずという意味で捉えていいなら、ワンチャン長生きする可能性があるんですよね。ヒイロの生き様を見届けるタキがいるのなら、長生きする確率が上がるってもんですわ………微々たる可能性だけど…

    タキはタキで、タキの人生があるんだよなあ…それをタキは無碍にしないところがあるから、比重がヒイロにガクンと偏ることはない安心感…を踏まえた上でヒイロに関わるのほんと…

    あれだけ酒飲む相手やヨウみたいに友だちと言ってくれてる人がいても、友だちなんてできると思うか?って言ってるくせに、幼い頃の友だちのことは未だに友だちと思ってるタキだもん、ヒイロがやられたらおこおこにもなるよ(友だちというのがヒイロであるならばだけど)

    くだらないやられ方をした時は特にブチギレそうよなタキ…ヒイロの生き方に賛同はできなくても尊重はしそうなのでそれに沿わないような事態になったら心の底から怒ったりなんだりしてほしい。自分をかばって倒れるとかおこ案件だし、そんな隙を作ってしまった自分にも怒る…あれ、ヒイロと同じじゃん…

    死ネタが好きとかそういうことではないんですよ、と一応添えておきますね…でも切って切り離せるものじゃないし、そこを踏まえた上で関係性とかキャラの在り方とか考えるの大好き

    今出ている情報だけでいったら、タキともヒイロとも、道場時代はどう考えてもすれ違った程度か、せいぜい手合わせしたぐらいなので、二人とはまた違う次元なんだけど、根本は近いんじゃなかろうかとも思う。特にヒイロには庇われたところで感謝はすれど、諸々を背負わされるのは勘弁ならないというか。

    山鬼的には「守りたきゃ勝手に守れよ」というスタンスなんだけど、状況的にヒイロはそれができない(その元凶を利用しておびき寄せてかつ殺そうとしていた張本人ではあるけど)のは理解してるから、結果だけ見たら代わりにおばあちゃんも道場もその土地の安寧を守っているのよなあ。でも代わりじゃない

    あくまでも結果だけを見たらそう見えるだけで、山鬼は自分で選んであの場所にいて守ってるんだから…というところで時間切れなのと話がそれにそれた(いつものこと)

    タキの逆鱗に触れる要素に昔の友だちというのがあるのすごくいいなあとここ数日考えていました(長い)

    瀕死のヒイロを何とか連れ帰るけど自身も疲労困憊で足を踏み外しそうになる一歩手前ぐらいで「そんなものか、栄角一門の意地は」と幻覚なのか栄角刀の見せるなにかなのか、師匠に笑われた気がして「あんたはいちいち選ぶ言葉が意地悪いんだよ」って踏ん張る本がほしいな…

    でも結局、死者は死者でしかなく、生者の中にいるから、タキ自身が見せたタキの中の師匠の言葉だった、というオチもすごく好き

    これがヒイロとタキ立場が逆なら、また違う言葉になるんですよね

    なんていうかな…むしろ出てきてくれるのかな…ねえ…師匠…

    何も言わずにただ見つめてそうだな……何か言ってやれよ…(泣いてる)

    「図体がデカくて運びにくいだろう」とか……そうしたら、「…この重みは、成長した証ですよ、私も」と返したり………なんじゃぁ…(また泣いてる)

    師匠は二人が大人になった姿を見ずに死んだわけだけど、きっとその背中は見えていたんだろうな…
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    rabimomo

    DOODLE月鯉全年齢小ネタ
    シブに投げるほどではないのでポイっとな
    ギャグとか軽いノリを書くのが下手すぎでしたね…

    概要はこんな感じ

    ・ゆるふわ樺太道中(往路)
    ・月島一人称でひたすら会話シーンなのでだいぶ疲れる構成
    ・付き合っていない月鯉
    ・付き合ってないし全年齢だけど発言がいちいち怪しい
    ・杉元が気の毒過ぎた
    ・常識人…?第七師団の良心…???
    ・あな救しなさそうな軍曹
    付き合ってない月鯉「月島軍曹って面食いだよね」

     唐突に投げられた言葉に、無意識のうちに眉間に力が入った。顔を上げれば、この旅路で見慣れた傷のある男の顔がある。
    「――藪から棒になんだ。そもそも俺は面食いではないぞ」
     一体この男は何を言い出すというのか。別に俺は、懇意にする相手の美醜にこだわった覚えはない。――確かに、ちよは愛らしい女性だったが、見た目の良さで彼女に惹かれたわけでは断じてない。
    「そぉお? じゃあ、鯉登少尉のどこがいいの? あのボンボン、顔くらいしかいいとこないと思うけど?」
    「ハァ?」
     杉元の口から飛び出したとんでもない一言に、俺は目を見開いた。
     俺と。鯉登少尉が。そういう関係に見えるとでも言うのか? 見える訳はないだろう? ……見えるのか? まさかそんなはずはないだろう?
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