サンダルフォン
Safu_nrt
DOODLEルシファー戦きっかけにカフェミレニアに通い始めるベール。少しずつ打ち解けてお互い大切な人を失った痛みを分かち合ってるといい…。でもベールは所詮光の男なので最後は救う側に回ります。 2akdew_rs
MAIKING愛しているものがあったら、自由にしてあげなさい。もし帰ってくればあなたのもの。
帰ってこなければ、はじめからあなたのものではなかったのだ。
ルシフェルは自由にさせようとして実は出来ず、サンダルフォンは自由に出来るけど帰ってこないと思い込んでいる。そんな恋愛話を書きたかったのですが長くなったので、とりあえず《前編》空の世界は、島ごとに独自の文化を持つ。
それは進化を見守っていたルシフェルも勿論知っている。そして、彼の心を惹くもののひとつであった。サンダルフォンをはじめ、多くの人々の尽力によって復活を果たした当初、その好奇心は役割の為にプログラムされたものかと思っていたものだが。どうやらそれは、ルシフェル自身が持つ気質の一つであると今は理解していた。
知らないもの、新しいものを知りたい、体験したいという欲。
特異点に誘われれば二つ返事でついていき。独特な文化や経験をしていたと聞いた団員にはルシフェル自ら話を聞きに行く。
サンダルフォンに対しての情とは異なるけれども、自発的に行動をとるほどにはその感情は大きい。まるで幼子のようですよ、と。いつだったかサンダルフォンが楽しげに笑ったものだが、正直相違ないだろうとルシフェル自身、思っている。
再顕現を果たしてからというもの、何もかもが目映く、新鮮だった。
特にサンダルフォンとふたりで何かをするという経験は、珈琲を一緒に楽しむことに匹敵するぐらいに、心が躍る。
だからこそ、今回補給の為に降り立った島で戯曲が特に栄えているのだと団員のひ 4647
aoi_sssnote
MEMO愛ゆえにサンダルフォンが泣いてもやめないル様、についてのネタメモ。支部に「Seventh Heaven」てタイトルで上げた話で書きかけてて、途中で放り出してる話の続きです。あの場所で再会後に転生して人間に生まれ変わったルシサンで、無事再会できて両者ともに記憶もあって、当然のように急速に親しくなるしお互い最優先の生活し始めるんだけど、そのうちサンダルフォンの方が悩み始める。
人間として生きてきて普通に生活してるから、今は自分にもだけどル様にも当然家族がいるし友人がいる。昔みたいにお互いしかいない、みたいな状況じゃない。役割も何もなく自由に生きれる。
ル様が会社の同僚女性あたりに慕われてる姿とか見て、ただの人間である今なら例えば女の人と結ばれて子供をもうけることもできるし、むしろこの世界では自分との関係を再構築しようとするよりそっちの方がル様にとっては幸せなのでは?とか思い始める。
お互いの家を行き来して、たまには泊まったりもしてたのに(全然清い、手も繋いだことない)、微妙に距離を置こうとし始めるサンダルフォン。
ル様は何となく、離れようとしてるのか、ということに気付く。理由も、フォンの言動とかから薄っすらと察してはいる。でも、だからこそ離れない。むしろぐいぐいいく。
でも好きとか愛してるとか言わないから、フォンはル様のそれは昔と同じ親愛で、失敗してしまっ 2239
かひか
DONE何でも言う事聞いてくれるサンダルフォンくん(ジタサン?)ジータ「ねぇ、どうして天井まで来てくれなかったの?君のタイツが破けたのはひねて来なかった君のせいだよ?それに誕生日の時、未来の君が何でも言う事聞いてくれるっていったから…」
酒浴びるゆう
PROGRESS■マロお返事(2件)>アインソフ
ぶっ○されるかなと思いつあのネタ自分でも好きです…すけべギャグもこなせるサンジタのポテンシャル最高!
似たようなネタあるので完成したらぜひ見て欲しい~
>期待で~
いらぬご心配お掛けしてしまってすみません…どうしようもねぇ
ジータちゃんはからかい半分でわざとやってると可愛いな~と思って描いてます。
掌で転がされろサンダルフォン!
ありがとうございました!
aoi_sssnote
DONE月下麗人お花の妖精サンダルフォンと妖精の王ル様なルシサン。
*ルシフェルという名の精霊がいる。
高位の精霊である彼は、花や草に宿る小さな精霊たちーー妖精とも呼ばれる儚い存在を、守護し育むものだった。
光を司る彼は、それらあらゆる妖精たちから「光の王」と敬われ讃えられていた。朝露に映える陽の光のように煌めく髪と、果てなく澄んだ蒼い瞳。すらりとした長身の美しい青年の姿をしている。
王には、ただひとりの想い人がいた。やわらかく渦を巻く茶色い髪に、甘く熟れた木の実のように艶やかな赤い瞳、白くなめらかな肌。いまだ幼さを濃く残した肢体がしなやかに瑞々しい、花の妖精。光の王ルシフェルがいつでも丁寧に大切に音にするその少年の名前は、サンダルフォンと言った。
天辺が見えないほど高く大きく伸びた、この世界で最も長命な樹を住処にして、ふたりはいつも傍にあって日々を過ごしている。
柔らかに萌える草を褥にして夜を過ごした王は、腕の中に横たわる少年のこめかみに唇を落として名前を呼んだ。ふわふわの癖毛に覆われた少年の頭が胸元に擦り寄ってこようとするのを、優しく窘める。
「ほら、サンダルフォン。そろそろ起きて支度をしなければ。ガブリエルたちが来てしまうよ」
渋々といった具合に 7952