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    構文

    ngvwaf

    PROGRESSアンケート結果のぐだ綱を書いています。冒頭のおじさん構文だけでも見てください‼️頑張った💪ので‼️ナンチャッテ😜‼️『お早う‼️ 卒業、おめでとう🎊
    これからの、君の、人生が、
    豊かな、ものに、なることを、祈って👏、います😄‼️』

    彼ーー藤丸立香ーーに出会ったのも、こんな春の穏やかな日だった。
    立香は、通勤途中の電車内でトラブルに遭っていた俺を助けてくれたのだ。彼の勇気とその凛とした瞳に、俺は恋に落ちた。それから不慣れな感情に翻弄されながらもなんとか気持ちを伝え、想いを実らせ今は恋人として彼の心に寄り添っている。
    当時まだ高校1年生だった立香も、今日で卒業を迎える。親元を離れ一人で学業に励んでいると知り、俺は彼をずっと支えていた。大学進学を目指し俺の部屋で懸命に勉強していた姿も見てきている。だから、なおさら感慨深いものがあった。
    コートのポケットが震えた。携帯の画面には、立香からの返信が表示されている。
    『ありがとうございます。
    これからも、ずっと一緒にいてください』

    俺があの日に限ってたまたまあの時間の電車に乗っていなかったら。立香があの日に限ってたまたまあの路線を使っていなかったら。俺たちは交わることはなかった。
    『もちろん、だよ‼️
    ずっと、立香💕の、そばに、いさせて、くださいナ? 752

    高間晴

    DONEモさんの好きな場所「海と雪原」を踏まえて、チェズモクが雪原の夜明けを見に行く話。
    巷で流行りの「おじさんが〇〇だった頃の話」構文が使いたかった。
    ■夜明けを見に行こう


     とある冬の夜更けに、二人で温かいカフェオレが飲みたいと意気投合した。ベッドから二人抜け出すと、寝間着のままでキッチンの明かりをつける。
    「……そういえば、前にあなた『ヴィンウェイにいたことがある』というようなことを言っていましたよね」
     コーヒーを淹れながらチェズレイが訊ねた。モクマはコンロから温め終えた牛乳の小鍋を下ろしながら「えー、そうだっけ?」と答え、火を止める。チェズレイはおそろいのマグカップにコーヒーを注ぎ分け、差し出される温かい牛乳の鍋を受け取る。その表面に膜が張っていないのは、二人で暮らすようになってからモクマが気をつけ始めたおかげ。モクマひとりで飲む分には膜が張っていても気にしないが、神経質なチェズレイはそれを嫌うためだ。
     チェズレイはモクマの記憶の引き出しを開けようと、言葉を続ける。
    「ほら、ここで暮らしはじめて間もない頃ですよ。ボスにヴィンウェイ名物を送るためにスーパーに行った日」
    「……んー? ……あ! あの燻製サーモンとナッツ送った、あの時の」
    「そうそう、その時です」
     チェズレイは鍋からコーヒーの入ったマグカップに牛乳を注ぎ、黄 3173