Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    農家

    しんした

    MEMO七灰
    いちご王子七海といちご農家灰原くん

    ご当地七海のあまおうが可愛い→高専だったらいちご王子七海では?という頭の悪い発想から生まれた、灰原くんが大切に育てたいちごの中からいちご王子の七海(手乗りサイズ)が現れて……というゆるいパロ。

    前半は会話文のみ。
    後半になるにつれてネタメモみたいな感じです。
    🍓

    ゆるゆるな設定

    手乗りサイズ七海はいちごを食べると人間サイズになれる。
    七海はいちごの国の王子なので魔法が使える。
    灰原くんは古い一軒家で一人暮らし。
    いちご栽培は始めたばかりor継いだばかりとか。

    🍓

    「きみの願いを叶えないと国へ帰れないんです」
    「願いなんてないんだけどなぁ」
    「じゃあ、願いが見つかるまでここに居ないと……(乗り気ではない)」
    「全然いいよ!ちょっと古いけど空いてる部屋いっぱいあるから!」
    「は?こんなボロ……いえ、なんとかなるので」
    「遠慮しないでって!」
    「いや、その」
    「えー?いちごの精ってことは僕のいちごそんなに良いいちごだったのかな?嬉しいなぁ!あ!じゃあ収穫したばっかりのいちごご馳走しちゃうね!」
    「……それは頂きます」

    そして絆されていくいちご王子

    🍓

    最初は早く帰りたくて仕方なかった七海だけど、一緒にいちごの世話をしたりしていくうちに灰原くんと一緒にいるのが心地よくなっていく。
    灰原くんは最初の七海の言葉通り、真剣に願い事を探してくれている。けれど、いつしか願い事がずっと見つからなければいいと七海は思うようになる。
    灰原くんも 1639

    kusekke_ura

    DONEとあるモブと桃農家の話。
    ※男体妊娠を含みます※
    果物直売所の並ぶ街道に最近できた直売所がある。
    その小さな直売所は桃と梨をメインとしていて、美人系黒髪イケメンと可愛い系茶髪イケメンの青年二人が営んでいた。あまり似ていないけれども、ご兄弟だろうか…。それはともかく、愛想の良い言葉に訛のある茶髪の青年に勧められるがままにとりあえず商品である桃を購入し、食べた。美味しい。硬さも甘さも丁度いい、飽きの来ない味だった。なのでその年は桃〜梨とその店で買うことに。お店に行くと高確率で何やら口論している彼等。最初は入店するのも憚れる程に険悪なムードだったけど、日を追う事に楽しそうに言葉の応酬をする彼らは、なんだかとっても楽しそうだった。

    翌年、桃の季節にオープンしたその店を訪ねると、二人の左手薬指にはお揃いの指輪が輝いていた。兄弟じゃなかったのか!思わず「おめでとうございます!」と上擦った声で言えば、二人は照れながら礼を返し、桃を一個オマケしてくれた。昨年とは打って変わって仲睦まじく寄り添い店を営む(でもたまに口論しているけど、それは犬も食わないなんとやらなので無視した)彼等に幸せをおすそ分けしてもらっているようで、今年も果物はここの直売所を利用 2718

    kusekke_ura

    MEMOとあるモブと、桃農家のお話の裏側~裏話~
    とある西暦2020年代に遡行軍の影があることを突き止めた政府は、ある本丸に調査に赴くように命じた。
    審神者が調べると、その遡行軍はなかなか尻尾を見せない相手だった。
    長丁場になるし、同時に情報収集もしなければならない。
    そんな審神者の目に、ターゲットの近くの果物農家が家と畑、そして直売所を売りに出している記事が目に入った。
    これならば近隣の情報収集も出来て長期任務にうってつけだと、審神者は日ごろから喧嘩ばかりしている和泉守と陸奥守をセットで送り出した。
    「共同生活して、ちょっとは仲良くなっておいで~」
    そして二振りは、桃農家になりすまし、潜入捜査を始めた。
    近所の人々と何故か呼んでもいないのに毎日やってくる桑名と博多に助けられ、なんとか桃を収穫し、販売を始めた。
    相変わらず喧嘩三昧の日々。
    しかし、喧嘩を続けていくうちに二振りは互いの本当の心を知り、惹かれ合い、お付き合いをする事に。
    梨シーズンが終わり一旦本丸に戻ると、仲間たちは彼等を盛大に祝福し、祝言を挙げさせた。
    「どうする?新婚さんなんだし、任務代わってもらう?」
    審神者の問いに二振りは頭を横に振った。畑には自分たちが 1626