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    ROM

    REHABILI「嘘はまことになりえるか」https://poipiku.com/4531595/9469370.htmlの萌目の2/22ネタです。22日から二日経ちましたが勿体無い精神で上げました
    猫の日「……えっと、つまり。漫画君は猫耳姿の僕を見たいのですか?」
    「今日は2月22日だろう?猫の日に因んだイベント事をこう言う形で楽しむのも、恋人がいるものならではの体験だと思うよ」

    2/22。2という数字を猫の鳴き声と準えて猫の日と呼ばれているこの日。そのイベントに乗じてインターネット上では猫をモチーフとしたキャラクターや猫耳姿のキャラクターが描かれたイラストが数多く投稿されている。そして、猫耳を付けた自撮り写真が数多く投稿され、接客系のサービス業に勤めている女性達が猫耳姿になるのもこの日ならではの光景だろう。
    古のオタクを自負する萌にとって、猫耳とは萌えの象徴であり、身に付けたものの可愛さを最大限までに引き出すチートアイテムである。そんな最強の装備である猫耳を恋人にも身につけて欲しいと考えるのは自然な流れの筈だ。けれど、あくまでそれは普通の恋人同士ならの話。萌と目金の間に結ばれたこの関係は、あくまで友として萌と恋人のごっこ遊びに興じる目金と、目金に恋慕する萌という酷く歪な物であった。
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    lunalatteluna

    DONEパスワードはピクスぺの私のサークル、からーぱれっと内のサークル説明文と展示作品の説明欄に載せています。カリパが終わった後、支部にアフタータグとともに公開いたします。

    ※反応いただいたのがとっても嬉しくて消すのが勿体なさすぎるので残させてくださいすみません……鍵は外して置いておきますので、今後も閲覧可能です。同じものを支部に3本に分けて投稿しました。
    あまりか短、中編まとめ言葉の甘みは砂糖のおかげ?
    「理解さん」

     そう呼ぶ声が明らかにほかの人を呼ぶ時とはほんの少し違うトーンだと気づいたのは、いつからだったろうか。ふみやを呼ぶ時などには見えないほのかな甘さが声に混ざっている。ただ、その甘さの原因なんて理解には分からない。分かるはずもなかった。ただ、名前を呼ぶだけ。その行為に差が生じる原因なんて、さっぱりわからない。でも、それによって嫌な気持ちになることはない。それが、理解にとって一番の悩みだった。
     屋根裏部屋に天彦を呼び出して、甘さの原因についてひと思いに聞いてしまおうかと何度思っただろうか。それを行動に起こせないのは、また言いふらされてしまうかもしれないという先生への不信感。それと、あのわずかな誤差のような甘さに恐らく気づいていないだろう天彦に聞いてしまってもいいのだろうかという疑問によるものだった。最近はこのことについて考えては気が付くと9時になってしまっている。日記はいつも通り何も書くことがない素晴らしい状態なので何ら問題ないのだが、本を読むことさえままならないのは気に食わない。これ以上睡眠前の秩序を乱すわけにもいかない。今日はひとまず寝ることにして、また明日対策を練ることにしよう。
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