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    宇佐美

    sorano_yuume

    DONEプライベートゆるゆる女子と天然オカン月島さんの話③
    Pictsquair内で開催中オンラインイベント『いとしげラブ!』の書下ろしとして製作しました。
    ひとまずここまで!
    作中に出てくる杉元君と宇佐美さんは過去作品『圧倒的太陽属性杉元君』と『圧倒的兄属性宇佐美君』の彼らです。『圧倒的シリーズ』はほんのり世界観がつながってます。
    (プロフィールリンクの短編まとめから読めます)
    圧倒的オカン属性月島さん③【完】「最近雰囲気変わったよね」
    「えっ」
     休憩室で杉元君に言われて持っていた缶をぎゅっと強く握り締めてしまう。同期入社の杉元君は、数少ない私の素を知っている人であり、『外面』を作りすぎてしまった私の良き理解者だ。数ヶ月前に片思いが成就した、と報告してきてくれてから、休憩や飲みの席ではもっぱら彼の惚気を聞いていた。
    「雰囲気?え、そんなに変わった?」
    「あぁいや、『いつもの君』が滲み出てるとかそういうんじゃなくて、最近嬉しそうというか、肩の力抜けてるなーって思う事があるってだけ」
    「肩の力、ねぇ…」
     杉元君の言葉に首を傾げる。自分では変わったと感じることはなく、いつも通りのつもりだったから。
    「別に、普段どおりだけどなぁ」
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    imori_JB

    DOODLE村雨とにょたししが付き合ってることを知らなかった宇佐美班の面々に、真経津邸に入り浸るせいで自然と知った御手洗がうっかり暴露した話。
    村雨もにょたししも出てこない。あとほんのり宇佐美→にょたしし。
    しいな先輩が滅茶苦茶に村雨をディスりますが仕様です。
    シークレット・ラヴァーズ①「以上が当行の創立記念謝恩パーティーの概要になります。何か質問は?」
     カラス銀行特別業務部四課、宇佐美班。主任の宇佐美から三週間後に控えるパーティーの概要について説明されていた班員達は手元の書類から顔を上げ、それぞれ顔を見合わせる。
     毎年年に一度行われているパーティーであるからして既に数回経験している面々にとっては特段今更疑問を持つような内容では無い。
     しかし今回が初めてである御手洗にとっては疑問しかないイベントだ。
    「あの……何ですか、この……」
    「ギャンブル体験イベント?」
    「はい」
     普通課が主催するイベントとは異なり特別課が主催するイベントは勿論ギャンブルに関した物だ。
     創立記念謝恩パーティーの中でも特別業務部4課と5課が合同で主催する4リンク以上に所属しているギャンブラー達を招き、彼らを相手にVIP達がギャンブルを楽しむという企画はその中のメインイベントとして位置づけられている。
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    FrakPhemto

    PROGRESS原作軸の鶴見中尉と鯉登少尉は白の綿の靴下を履くし、宇佐美は鶴見中尉に憧れて洗える時は毎日手で、シャボンで洗ってそうだけども(その時は白の靴下しかなかっただろうし)、現代に居る鶴見は特にこだわりなく白の綿の足首丈の靴下を履く(どんな靴下でも履く)。だけど鯉登は明確な拘りで白の綿靴下。
    全然未完
    メリヤスメリヤスとは靴下の事です。渦巻く今に肉体を乗っ取ろうとする暴力と、ごちゃごちゃ鳴る思考がからだに存在しているのが月島だと思うんですよね。暴力を肉体から逃がす為の暴力が存在するんです。文章がやけにばらばらに感じるかと思われますが、それは仕様です。

      どんなに寒い日でも、彼の人は井戸端で白い木綿のメリヤスを、手で、洗った。一等に寒い日はメリヤスの白が雪と一緒になって、目が痛い。露西亜に来てから、「一等に寒い日」というのは日々、日々更新されていた。彼の人は、毎日白い木綿のメリヤスを、手で、洗っている。
      探訪する者がいない私へ物品を差し入れしてくださったとき、一つだけ見慣れぬ自分の物ではないものが真っ先に目に飛び込んできた。鉄窓から差し込む光を吸い込みにぶく輝くメリヤスが三対、入って居たのだ。
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