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    安達

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    DONE若安達晴信×若政子5

    晴信は20前半、政子は19とかそこら。
    ノマカプでえっちなシーン書きたいなと思って書き始めたもの、完結。
    散々激しく愛し合った翌朝の様子です。
    続き





     もはや目を閉じてじっとしている状況でも、昨夜…というより明け方までやりすぎてしまったことはわかっている。まるで自慰を覚えたての少年のように酷い有様だった。途中から政子は殆ど意識を失っていたように思う。あぁ、これはもう起きがけで一発二発と怒られる。否、怒られるべきだ。
     いや、まぁ、戦の後である。華々しい戦勝の後だ。褒美として不特定多数の美女を求めたのではなくただ一人の妻を愛でたいと思ったこの漢の本能をいっそ褒めてほしい…いやいやそれは虫が良すぎる。政子の知ったことではない。
     あぁ、叱られるのだろう。政子は夫に拳を振り下ろすようなおなごではないが…出会った初日に顎に一撃を食らったがそれは夫婦になる前であり野盗と勘違いされたからである…頰をぺちんと叩かれるくらいはあるかもしれない。まぁそこに物理的な痛みはないが。政子の張り手は普通のおなごよりは大層痛いだろうが、政子のことが大好きな晴信からすれば殆どご褒美でしかないのだった。
     しかし、政子はもしかしたら許してくれるかもしれない。目を開いたら寄り添うように気絶…いや眠っている政子を掻き抱いて、甘い言葉を幾つかぽつぽつ囁い 3573

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    PROGRESS若安達晴信×若政子

    晴信は20前半、政子は19とかそこら。
    ノマカプでちょっとえっちなシーン書きたいなと思って書きました。
    r18ほどではないです。
    途中までです。
     安達晴信は至極優しい男である。見た目は熊のように大きく初対面の童などは号泣必至だが、慣れれば大いに懐かれる。十代中頃においては平均以上におなごと夜を共にするくらいには、その優しさと安達の嫡子という身の上故引く手数多だったが、十代後半、おなご遊びはぴたりと止んだ。生涯愛し抜くおなごを見出したからである。そのおなごとは、無論。
    「政子…」
    「と、とのっ、待…」
    「ならぬ」
     弱い力で胸を押し返してくる政子を組み敷いて、晴信はベストポジションから可愛い嫁政子を見下ろした。否、巷では決して可愛いと評判のおなごではない。何せ男が癒しを求めるにしては、男勝りで気が強い。だが晴信にとっては、この政子の狂犬っぷりがとにかく可愛らしい。
    「わかっておるだろう」
     晴信は政子の寝巻きの襟に太い指を引っ掛けて低くぐるぐると唸った。
    「戦の後は昂るのだ」
     安達晴信は至極優しい男である。だが、戦を終えた後の晴信は実に猛々しい。雄としての本能が抑えきれず帰陣すれば、そこに愛しい女が待っているのである。まだハタチそこそこの性欲はそうそう宥められるものではない。夜を待っただけでも褒めてもらいたいくらいである。
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    PROGRESS花屋と女子高生2

    現パロ安達晴信×政子の続き💐
    翌日から晴信は、イベントのときに使う軽トラをオシャレに改造した移動販売車で、三駅隣の駅前で花の販売を始めた。さして売れないだろうと思っていたが、物珍しさもあって切り花から鉢植えまで様々売れた。ガタイの良さと髭…一見声をかけるに足踏みする見た目ではあるものの、花に詳しく優しい晴信には固定の客もいるので、そのような人達が店の貼り紙を見てわざわざ移動販売にまで足を伸ばしてくれたし、そのおかげで通りがかりのお客さんも花を覗いてくれた。
     無論、晴信の目的は花を売ることではない。盛りが過ぎてしまえば可哀想に枯れてしまう花は勿論売り切ってやらねばならないが、その目的さえ達成すれば、あとは通りかかるかもしれない政子を待つばかりである。政子はフルーツキャンディーの店にまた来るだろうか…とその近くに許可を得て移動フラワーショップを展開していたが、政子は姿を見せなかった。五日粘ったが駄目だった。政子を探すことに苦はないが、延々と移動販売し続けるわけにはいかない。店舗経営に戻らねば。
    「…なぁおまさ、お前、政子を探せやしない…よなぁ。匂いもわからんしなぁ…」
     この五日ですっかり新規のお客さんの人気者となっ 3474

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    PROGRESS花屋と女子高生

    安達晴信×政子の現パロ進捗です。
    安達殿→三十路の独り身の花屋さん、記憶あり
    政子殿→高校生で剣道部主将、女子にモテるタイプ

    気が向いたら続くかも????
    花屋と女子高生






     生まれた時から不思議な記憶があった。歳を重ねるごとに鮮明になっていった。
    「おまさ〜ただいま〜」
     一人暮らし、ワンルームのアパートの電気をパチリと灯す。もうそろそろ三十路を迎える。実家の母には〈彼女の一人でもいないの〉と呆れられる始末。実際、晴信は雌の柴犬と二人暮らしなので、この子が彼女だと言ってしまえば彼女のようなものだが。
    「はいはい、おっと、待て?服に花粉がついてら。ユリの花束触ったからかな…。おまさ、ご飯、ちょっと待ってな」
     晴信がリュックを片付いた部屋の奥の窓際のベッドにぽーんと投げると、まさはぴょこぴょこ飛び跳ねるようにそれを追いかけた。こんなパーカーには、天の川のように黄色い花粉が付着している。晴信はパーカーをひゅうっと洗面所の洗濯籠に投げ入れた。ぴっちりした黒のタンクトップの下には、鍛え上げられた分厚い筋肉が詰まっている。
    「さぁてさてさて。わんちょ〜る買ってきてやったからなぁ。いつものフードの横にちょっと添えてやろうな」
     まさの前に水とご飯を置いてやると、まさはがつがつ大慌てで食べ始めた。晴信はソファに腰掛け、テレビをつけた。惰性 2042