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    リュカ

    オルト

    TRAININGリュカケ前提のタイカケ(タの片想いに近い)と言い張る「タイガきゅんて、眼鏡もスーツも似合わないね」
     セプテントリオンの面々はスーツに身を包み、髪を整え、眼鏡をかけて撮影に臨んでいた。来月発売の新社会人を応援する企画コーナーで、新社会人に扮した彼らのグラビアと、それに沿ったショートストーリーが掲載されることになっている。
     カケルは慣れた格好であるが、他の面々はめったに着る機会のないスーツに、着られているような状態だった。中でもタイガはそれが顕著だった。
    「なんかすげぇ動きにくいし、首の所苦しい。おめぇ、よくいつもこんなの着てられるな」
    「まぁ、おれっちにとっては慣れた格好だからね。タイガきゅんにとってのジャージとそう変わらないよ」
    「そうかぁ?」
     タイガは頭を掻きながら答えた。さらさらに梳かされたが指の間をすり抜けるのを、カケルはじっと見つめた。殆どのメンバーが前髪を上げて額を出しているが、タイガだけは前髪を下ろしたままだった。カケルはそれに安堵していた。
    (よかった。前髪まで上げてたら、あの人そっくりだった……)
    「髪、俺も上げてもらおうかな」
    「え?」
     タイガの言葉に、カケルの心臓が跳ねた。自分の心を見透かされたような気がして 837

    オルト

    TRAININGタイカケ前提のリュカケです……。ごめんなさい、発作が起きたもので……。「カケル」
    「あ、リュウガくん! 来てくれたんだ!」
     ふわふわのツインテールを揺らして、カケルが俺の元に駆けて来た。短いフリフリのスカートから覗く脚は、その辺の女のものよりよっぽどそそられる。滑らかそうな真っ白い肌、程よくついた筋肉、触って舐めて、痕を付けたい。
    「どう? 結構イケてるでしょ?」
     カケルがくるりと身体を回すと、それに合わせてスカートとツインテールが揺れた。これ、油断してたら強風でスカート捲れそうだな。下、何履いてんだろ?
    「リュウガくん、脚、見すぎ!」
     じっとカケルの脚を見ていたら、カケルは両手でスカートを抑えて隠すように脚を閉じてしまった。あぁ、せっかくの生足が……。
    「だって可愛いし、脚出してるからそりゃ見るでしょ?」
    「もう……」
    「IIZEもいっぱい押したんだぜ~?」
    「ホント!? 嬉しい!」
     心底嬉しそうに笑うカケルは、いつも以上に可愛い。あぁ、今すぐ抱きしめてめちゃくちゃに可愛がりたい。けどここはカケルの学校。変なことは絶対に出来ない。ギリギリの所までで我慢しよう。
    「ね、写真撮らせてよ」
    「いいよん! 特別だからね?」
     カケルは俺の手を引いて、会 1617