乃
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INFO𝗖𝗮𝗹𝗹 𝗼𝗳 𝗖𝘁𝗵𝘂𝗹𝗵𝘂 𝟲𝘁𝗵洒落怖検証web 第1話八尺様
▍𝗞𝗣 さの
▍𝗣𝗟
ミツヒロム/帷 コウ
kstacooo/向坂 宵凛
紫乃/美吉野 色
𝗘𝗡𝗗 全生還
6時半のラッコ
SPOILERクトゥルフ神話TRPG「警察手帳紛失するとクビになるんだってさ」
(著 k)
ネタバレ注意!
クビになりそうな人
・どん兵衛
・希乃穂波
・早乙女智雪
警察手帳紛失するとクビになるんだってさ 警視庁で用意してもらったロッカールームで、狐は呆然としながらひとり言のように呟いた。
「本当に許可証無くなっちゃったぁ…」
その声に応えるように、早乙女が自分のロッカーの扉を閉めながらため息混じりに呟いた。
「俺の方も見つからないな…」
「俺もだな…」
希乃も舌打ちしながらロッカーを閉める。そもそも警察手帳はそう落とすような所持の仕方はしない代物であり、狐も警視庁から発行された許可証は、パスケースに入れて首から下げていたはずだ。
それを紛失するとは。それも、紛失すれば懲戒免職モノとは、無くすまですっかり忘れていた。
「クビになっちゃったらどうしようね…」
のろのろと口元に片手を当て、少し上ずった声で狐が泣き言を漏らすと、早乙女が励ますように肩を叩いてきた。
1584「本当に許可証無くなっちゃったぁ…」
その声に応えるように、早乙女が自分のロッカーの扉を閉めながらため息混じりに呟いた。
「俺の方も見つからないな…」
「俺もだな…」
希乃も舌打ちしながらロッカーを閉める。そもそも警察手帳はそう落とすような所持の仕方はしない代物であり、狐も警視庁から発行された許可証は、パスケースに入れて首から下げていたはずだ。
それを紛失するとは。それも、紛失すれば懲戒免職モノとは、無くすまですっかり忘れていた。
「クビになっちゃったらどうしようね…」
のろのろと口元に片手を当て、少し上ずった声で狐が泣き言を漏らすと、早乙女が励ますように肩を叩いてきた。
aya
INFO【お知らせ】pass 彩ちゃんの身長 例)110㎝のとき=110
夢主ちゃんのお名前は「夢乃 彩」ですが、省略のマークをつけよーと思います。
この子は🌙ちゃんとなりま〜すww夢主表記にもなるかもだけど、🌙ちゃんでよろです!
同じくあやにゃん(彩猫ちゃん)の表記は💚😺になります。あやにゃんのほうが可愛いからあやにゃん(💚😺)になると思う!
よろしくね!!
kono-saki
INFOCoC6【まずはダイスを振れ、話はそれからだ。】-KP:仔乃咲
-PL:深倉うみ/シャ・バーニ
初KPうまくできたかな?
二人ともノリノリでRPやってくれたので、
KPも楽しくシナリオ回せました!
shima_m0y0u
INFO+━━━━━━━━━━━━━━━+1945-RAGNAROK-
𝗞𝗣
志乃
𝗣𝗟 𝗣𝗖
リン Atlas
やなぎ Valentine・Valentine
灘倉 Patty Heyes
+━━━━━━━━━━━━━━━+
エンドB
hiko_kougyoku
DONE乃武金「龍の刺青を持つ男」⑤(終)
※乃武金と言い張る。
※捏造多々あり。かなり自由に書きました。
※ いつもと違う雰囲気。
※名前付きのモブ有。
※流血描写あり。
龍の刺青を持つ男⑤(終) 6
電光石火の動きで金勒が迫ってくるのを確かめた乃武綱だったが、しかし次の瞬間、目の前で銀色が閃いたことに気付くと、背筋がぞわりと粟立つのを感じた。金勒が逆手で抜き出した刀を、勢いのままに下方から振り上げたのだ。
素早い抜刀ができるという逆手持ちの利点が頭をよぎった乃武綱は、返す刀が真っすぐこちらの首を突き刺そうとしていることに気付くと、咄嗟に刀で受けとめた。目の前で小さな火花が散る。速いと思った時には金勒の姿はすでになくなっていた。開けた視界を目の当たりにし、一瞬呆けてしまった顔は直後、背中に冷たいものが走ったところで凍り付いた。
思考ではなく勘が体を動かした。乃武綱が振り向きざまに刀を水平に構えた瞬間、刀と刀がぶつかった衝撃が掌に伝わってくる。瞬歩で背後に回り込んだ金勒の、頸動脈を狙った突きを防いだのだ。まぐれとも天運とも言える防衛を、眉を顰めることで不快感を示した金勒は、刀をくるりと回して順手に持ち替え、畳みかけるように鋭い斬撃を繰り出す。空気を震わせた、三つの金属音。牽制でしかなかったのか、それら全てが刀身に当たるだけだったものの、瞬きする間もない攻撃に産毛が立ち上がるのを感じた。
15150電光石火の動きで金勒が迫ってくるのを確かめた乃武綱だったが、しかし次の瞬間、目の前で銀色が閃いたことに気付くと、背筋がぞわりと粟立つのを感じた。金勒が逆手で抜き出した刀を、勢いのままに下方から振り上げたのだ。
素早い抜刀ができるという逆手持ちの利点が頭をよぎった乃武綱は、返す刀が真っすぐこちらの首を突き刺そうとしていることに気付くと、咄嗟に刀で受けとめた。目の前で小さな火花が散る。速いと思った時には金勒の姿はすでになくなっていた。開けた視界を目の当たりにし、一瞬呆けてしまった顔は直後、背中に冷たいものが走ったところで凍り付いた。
思考ではなく勘が体を動かした。乃武綱が振り向きざまに刀を水平に構えた瞬間、刀と刀がぶつかった衝撃が掌に伝わってくる。瞬歩で背後に回り込んだ金勒の、頸動脈を狙った突きを防いだのだ。まぐれとも天運とも言える防衛を、眉を顰めることで不快感を示した金勒は、刀をくるりと回して順手に持ち替え、畳みかけるように鋭い斬撃を繰り出す。空気を震わせた、三つの金属音。牽制でしかなかったのか、それら全てが刀身に当たるだけだったものの、瞬きする間もない攻撃に産毛が立ち上がるのを感じた。
hiko_kougyoku
DONE乃武金「龍の刺青を持つ男」④
※乃武金と言い張る。
※捏造多々あり。かなり自由に書きました。
※ いつもと違う雰囲気。
※名前付きのモブ有。
※流血描写あり。
龍の刺青を持つ男④ 5
結果として、千日との会話は謎が謎を呼んだだけとも言えるものだったが、龍の刺青の男が生きているかもしれないという小さな灯は乃武綱の意欲を掻き立てるには十分なものだった。
この十日間は、乃武綱がこれまでの人生の中で最も積極的に働いた期間と言っても過言ではなかった。各地で暴れる手練れの討伐任務は片っ端から引き受け、尸魂界のあちこちを走り回り、倒した人間の背中に龍の刺青がないことを確かめるやいなやすぐに次の任務へと向かう。平素の自堕落さとはうって変わった働きっぷりを見た長次郎と知霧が、どこかで拾い食いでもしておかしくなったのではないかと胡乱な目を向けてきたが構わなかった。やみくもに動き回ることで、龍の刺青の男の手掛かりの欠片だけでも得られればそれで良いと思っていたし、何より気休めになった。
10813結果として、千日との会話は謎が謎を呼んだだけとも言えるものだったが、龍の刺青の男が生きているかもしれないという小さな灯は乃武綱の意欲を掻き立てるには十分なものだった。
この十日間は、乃武綱がこれまでの人生の中で最も積極的に働いた期間と言っても過言ではなかった。各地で暴れる手練れの討伐任務は片っ端から引き受け、尸魂界のあちこちを走り回り、倒した人間の背中に龍の刺青がないことを確かめるやいなやすぐに次の任務へと向かう。平素の自堕落さとはうって変わった働きっぷりを見た長次郎と知霧が、どこかで拾い食いでもしておかしくなったのではないかと胡乱な目を向けてきたが構わなかった。やみくもに動き回ることで、龍の刺青の男の手掛かりの欠片だけでも得られればそれで良いと思っていたし、何より気休めになった。
hiko_kougyoku
DONE乃武金「龍の刺青を持つ男」③
※乃武金と言い張る。
※捏造多々あり。かなり自由に書きました。
※ いつもと違う雰囲気。
※名前付きのモブ有。
※流血描写あり。
龍の刺青を持つ男③ 4
生の終焉がどうなるかなど誰にも分からない。例え自分自身でも、だ。それにしても、かつて名を馳せた龍の刺青の男の最期にしてはやけにあっさりとした終わりだった。胸に空いた穴を埋めるかのように、この三日間そんなことばかりを考えていた乃武綱は、頭の下で腕を組んで仰向けに寝転がっていた。
七番隊舎はほとんどの隊士が鍛錬や見回りで出払っており、人が活発に動き回るはずの昼間にも関わらず人の気配がない。無人の静けさは乃武綱の部屋に不気味な空気を運び込み、視線の先にある天井の仄暗さと相まって背筋をぞっとさせた。
だからといって、職務で気を紛らわせるという気分でもない。机に山積みになった書類を一瞥したがすぐに目を逸らし、いっそこのまま不貞寝でもしてしまうかなどと考えていたと時だった。すぐ傍に誰かが立つ気配がした。
6726生の終焉がどうなるかなど誰にも分からない。例え自分自身でも、だ。それにしても、かつて名を馳せた龍の刺青の男の最期にしてはやけにあっさりとした終わりだった。胸に空いた穴を埋めるかのように、この三日間そんなことばかりを考えていた乃武綱は、頭の下で腕を組んで仰向けに寝転がっていた。
七番隊舎はほとんどの隊士が鍛錬や見回りで出払っており、人が活発に動き回るはずの昼間にも関わらず人の気配がない。無人の静けさは乃武綱の部屋に不気味な空気を運び込み、視線の先にある天井の仄暗さと相まって背筋をぞっとさせた。
だからといって、職務で気を紛らわせるという気分でもない。机に山積みになった書類を一瞥したがすぐに目を逸らし、いっそこのまま不貞寝でもしてしまうかなどと考えていたと時だった。すぐ傍に誰かが立つ気配がした。
___
DOODLE皆のおやじを目指しましたなんていうか、一番年上でこれまで戦士としての信念をおらずにここまで来たという感じで。
男で一つで若いメンバー育てた(カエンさんとセイザンさんは、若いメンバーを見守るスイケンさん支える側の方)感じの強さが欲しいなと。
BGM:”黄金魂”湘南乃風
https://youtu.be/Uis0osR0Wi4?si=nLpTILiR8id8C74G
hiko_kougyoku
DONE乃武金「龍の刺青を持つ男」②
※乃武金と言い張る。
※捏造多々あり。かなり自由に書きました。
※ いつもと違う雰囲気。
※名前付きのモブ有。
※流血描写あり。
龍の刺青を持つ男② 3
夜の帳はとうに降り、多くの人間が寝静まった頃。普段であれば寝酒を嗜む乃武綱だったがこの時ばかりは違い、七番隊舎を出て一番隊舎へと向かっていた。
昼間の喧騒はどこへ行ったのか、すれ違う人間どころか木々のざわめきすらも聞こえない、厳かな静謐。あると言えば自分が発する足音と、布と布が触れた時の摩擦音。夜は慣れているはずだが、この夜は苦手だ。思いつつもすっかり熱の抜けた空気が肌に染み込み、その冷たさに頭の中が緩やかに研ぎ澄まされてゆくのを実感していると、鮮明になった思考に突如桜達の顔が差し込まれ、口元を大きく歪めた。
嫌なもんを思い出しちまった……少しでも気分を晴らそうと遠くに目をやると、ぼう、と小さな明かりが目に飛び込んできた。一番隊舎だ。乃武綱は時間が時間ということもありすでに固く閉じられた正門を通り過ぎ、漆喰の塀伝いに進んで周囲をぐるりと回りこむ。そうして裏に設えられた小さな門から敷地内へと入ると、すぐ目の前に隊舎とは別の建物が現れた。
8831夜の帳はとうに降り、多くの人間が寝静まった頃。普段であれば寝酒を嗜む乃武綱だったがこの時ばかりは違い、七番隊舎を出て一番隊舎へと向かっていた。
昼間の喧騒はどこへ行ったのか、すれ違う人間どころか木々のざわめきすらも聞こえない、厳かな静謐。あると言えば自分が発する足音と、布と布が触れた時の摩擦音。夜は慣れているはずだが、この夜は苦手だ。思いつつもすっかり熱の抜けた空気が肌に染み込み、その冷たさに頭の中が緩やかに研ぎ澄まされてゆくのを実感していると、鮮明になった思考に突如桜達の顔が差し込まれ、口元を大きく歪めた。
嫌なもんを思い出しちまった……少しでも気分を晴らそうと遠くに目をやると、ぼう、と小さな明かりが目に飛び込んできた。一番隊舎だ。乃武綱は時間が時間ということもありすでに固く閉じられた正門を通り過ぎ、漆喰の塀伝いに進んで周囲をぐるりと回りこむ。そうして裏に設えられた小さな門から敷地内へと入ると、すぐ目の前に隊舎とは別の建物が現れた。
hiko_kougyoku
DONE乃武金「龍の刺青を持つ男」①
※乃武金と言い張る。
※捏造多々あり。かなり自由に書きました。
※ いつもと違う雰囲気。
※名前付きのモブ有。
※流血描写あり。
龍の刺青を持つ男① 1
「龍の刺青の男?」
ぐい呑みから口を離した乃武綱の唸りに、鈴虫の鳴き声が重なった。秋の夜は長いと言うが、肴にするには陰鬱な内容だ。それは言い出した方も感じているのか、目の前に座る有嬪はにっと笑って見せる。
「ああ、聞いたことねえか?」
「知らねえな……有名なのか?」
「俺の周りで知らないやつはいなかった。昔、背中に龍の刺青を持つ男がいた。男はとにかく剣の腕が立つらしく、何人もの手練れが葬り去られた。出会ったが最後、瞬きをする間に殺されちまう。残された死体の顔はどれも驚きで目を見開き、一瞬で絶命されたということが分かるものだった……」
一気に緊張を孕んだ部屋の空気に、有嬪の声が響く。背筋に感じた怖気は、何も夜の冷たさによるものではない。粟立った皮膚をさすりながらも、しかし頭の片隅で引っかかるものがあった乃武綱は、空になったぐい呑みをそのままに口を開く。
11661「龍の刺青の男?」
ぐい呑みから口を離した乃武綱の唸りに、鈴虫の鳴き声が重なった。秋の夜は長いと言うが、肴にするには陰鬱な内容だ。それは言い出した方も感じているのか、目の前に座る有嬪はにっと笑って見せる。
「ああ、聞いたことねえか?」
「知らねえな……有名なのか?」
「俺の周りで知らないやつはいなかった。昔、背中に龍の刺青を持つ男がいた。男はとにかく剣の腕が立つらしく、何人もの手練れが葬り去られた。出会ったが最後、瞬きをする間に殺されちまう。残された死体の顔はどれも驚きで目を見開き、一瞬で絶命されたということが分かるものだった……」
一気に緊張を孕んだ部屋の空気に、有嬪の声が響く。背筋に感じた怖気は、何も夜の冷たさによるものではない。粟立った皮膚をさすりながらも、しかし頭の片隅で引っかかるものがあった乃武綱は、空になったぐい呑みをそのままに口を開く。
edajimap
DONEいのりの六花。一生好き。このカード、全文見たことある人なら分かると思うんですけど芳乃は別にこれ言われて特に照れてないんですよね
なんなら間髪いれずに嬉しそうにしてるぐらいで。
ただこれ早朝にプレゼントを用意してるときに遭遇するってカードなんでPはその後二度寝したりで芳乃ひとりになる時間が多少あるはずで、その時にどんな顔してるのかな~~~っていう、妄想