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    名無し

    観凪のえる

    TIRED誤字から爆誕したツナ監
    いや、ツナ←監←ツナ(???

    グリ「もうオレ様イヤなんだゾ…」
    デュ「どうしたんだ?」
    グリ「子分のやつ、『やだ無理そんなことできないよぉ』って泣くんだゾ」
    エー「うっわ重傷じゃん」
    グリ「ふなぁ、ツナ缶食べたい…」

    友情出演:❤♠😺🐙🐬🦈
    モブ生徒(?)あり
    名無し監
    「かっ監督生!」

    緊張しているような上擦った声で後ろから呼び止められ、監督生はまた厄介事に巻き込まれるのかと溜め息を吐き出した。しかしその声には聞き覚えがある。1-Aでクラスメイトのオクタヴィネル寮生、ツナくんだ。彼のフルネームはめちゃくちゃ長いので、正直なところ監督生は覚えてはいない。誰が呼び始めたのか、まぁおおよそ見当はつくが、ツナくんというあだ名が定着している。
    そんなこんなで呼び慣れた名を口にしつつ振り向いた監督生は、NRC本校舎西廊下において、蛍光ピンクのねっとりとした液体を頭からぶっかけられた。

    「……は?ツナくん……?」
    「やった、やりましたよフロイド先輩!」

    ツナくんが突き上げた握り拳を見上げながら、監督生は意識を手放した。

    ***

    白い天井、ほのかな薬品の香り、柔らかく少し冷たい清潔なシーツ。監督生が目覚めたそこは、保健室だった。

    「え……っつ、頭いた、」

    むくりと白尽くしのベッドから上半身を起こした監督生は、ズキンと刺すような痛みを感じて額を押さえた。それでも状況を確認しようと、押さえた手の隙間から周囲を見渡す。
    ベッドサイドにはエースとデュース、枕元 3520

    adan

    REHABILIジェイフロのフロと名無しモブ寮生(一年/ホンソメワケベラの人魚/ボク)キノコパスタ/ジェイフロ+モブ寮生


     フロイドさんご機嫌だったぞ、と言われた時、モストロ・ラウンジのシフトが入っているオクタヴィネル寮生の反応は二つに分かれる。

     機嫌の良いフロイド・リーチが振る舞う三ツ星レストラン並の賄い料理が食べられることに歓喜する者。これは幻の絶品賄いと出会ったばかりの生徒であることが多い。モストロ・ラウンジのレベルの高い賄いの中でも、一度だけ食べたあの味を忘れられない――そう焦がれる生徒は天国の再来を予感し、シフトより早めにモストロ・ラウンジへ向かうのである。
     ラウンジ支配人はサービス早出・残業を絶対に許さない――イソギンチャクは例外――方針で、従業員もそれに倣っているため、私欲のサービス早出はラウンジ内にひれの先すら入れられないのだけれど。

     一方で、今(・)『機嫌が良い』ということはこれから(・・・・)『機嫌が悪く』なるのだと、自然の摂理を理解するが故に、本日の労働の予定を嘆く者。
     せめて自分がシフトに入っている間だけで構わないので、海波のように移り変わりの激しいフロイドの機嫌が晴れ晴れしたままでいることを願い、今日だけは態度の悪い客や失敗をや 4426

    三重@ポイピク

    MAIKING人魚と不老不死と慈悲の精神絡めた、ちょっとした事件の話。名無しの刑事視点。人が死ぬ描写がやや出てきます。鏡を通り抜けるという、日常生活においてそうそう体感しない経験を二度経た先で初めに感じたのは、微かな塩の匂い。続いて視界一面に広がった景色に、男は目を見開く。鏡の向こうに続く空間は、海であった。それも砂浜から見る海などではなく、身を浸すことで見られる海の内部である。立っている通路は透明の硝子によって丸く囲われており、足元はしっかりとした石造りになっている。硝子の周囲を埋め尽くす海は、どうやら日が昇っている最中を模しているのか、天高くからの光を通して淡く輝いていた。どうやら潮流も存在するのか、時折泡沫が硝子に貼りつき、そして離れていく。
    向かいから数人、楽し気に談笑する生徒達が歩いてくるのが見えて、男は止まっていた足取りを再開した。すれ違った生徒達は、左腕に臙脂、深紅、黄色、灰がかった紫の腕章を着けていた。事前に調べた情報では、確か寮ごとに腕章とベストの色が異なる仕様だと載っていたのを思い出す。胸元にそれぞれ色の異なるペンを差した彼らは、見たところ普通の学生にしか見えない。これが魔法士の卵なのだと分かっていても。男が目にする魔法士が、魔法執行官ばかりというのもあるのだろうが、違和感を拭えな 3011