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    無惨

    periofeel

    MAIKING※刀剣破壊描写があります
    友人が木製模造刀の三日月と鶴丸を折ったことから供養的に書いた話の一つ

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    主の身代わりとして遡行軍に拐われてしまった三日月と鶴丸。主が政府に掛け合ったものの要求に応えることは出来ないと言われてそれから数日後に本丸に差出人不明の荷物が届き、嫌な胸騒ぎと共に開けてみると無惨な姿の鶴丸と三日月が………
    ※刀剣破壊表現あります主はそこから寝込んで床に伏してしまい、折られた鶴丸は伊達の刀たちが引き取り三日月は三条に引き取られた。

    「鶴さんは………暗くて、狭いところに入ると前の主のことを考えてしまうって言ってたから、どこか明るくてにぎやかなところにいさせてあげたいな…」と伊達の刀により本丸の中に分からないようにひっそりと

    「三日月………あなたはいつも本丸の事ばかり気にかけて、ちっともゆっくり出来なかったでしょう……せめてよく眺めていた桜の木のそばに………」って庭の端にある大きな桜の木の下に
    それぞれ安置されたり埋められたりした

    誰もが悲しみ本丸中の火が消えたようなその夜、皆寝静まったころに桜の木の下に山姥切国広が立っていた
    新しく掘り起こされたような土跡を見つけるとそのまま無心で掘り始めた
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    katohkaname

    DONE2021年8月21日(土)開催 『鬼さんおいで、手の鳴る方へ』(鬼滅の刃/無惨様と上弦の鬼スペース 参加作品です。現代軸。現パロ。鬼たちは人間設定です。
    ボーカル:猗窩座を擁するロックバンド『EXCELLENT JOGEN』。彼等は新曲発表後一躍スターダムに乗る。しかし、猗窩座はライバル事務所に所属するタレントと何やらいい雰囲気で、バンドメンバー、そして事務所社長の鬼無辻無惨は猗窩座に苦言を呈する
    EXCELLENT JOGENEXCELLENT JOGEN


    【登場人物設定】
    ■猗窩座:ボーカル。半天狗によってスカウトされる。空手道場とカフェでアルバイトしながらアマチュアバンドを組んでいた。
    ■黒死牟:リードギター(5弦/主旋律)担当。フリーのギタリスト&作曲家としてマルチに活躍する弟にちょっぴり嫉妬♪
    ■鳴女:ベースギター(4弦)。元琵琶奏者という異色の経歴の持ち主。淡々と鬼無辻の演出に従い演奏する。
    ■童磨:ドラム。手足が長く、見目麗しい容貌なので女性のファンが多い。猗窩座をよくからかって激怒されるが止める気はない。
    ■妓夫太郎&堕姫(梅)キーボード&パーカッション。堕姫は元ボーカルだがイマイチ売れないためにパーカッションに転向。美しい容姿なので男性ファンが多い。妓夫太郎のピアノは天才肌で鬼無辻のお気に入りだが容姿はイマイチ
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    pluto__iv

    DOODLE夢腐 無惨様の生前語りと、これからへの転換のはなし。
    生前の無惨様は心身共に想像を絶する苦しみ方してたろうなぁという想像と、受動的(死からの逃避)ではなく能動的(人生を楽しむ等)に生きてくように思考切り替えたいねって趣旨。『第四の男』のアネットと『デミアン』のエヴァ夫人由来の要素が多いです。
    無惨様が隣に琥鴞くんいるのに即自分探索に瞑想するの、安心と信頼の現れだと思うのですよ☺️
    病苦 生前の様子を訪ねたのがいけなかった。語る無惨の口調は激しさを増して行き、次第に震えも混じってきた。
    「苦痛が絶えることはなかった。家の者も皆私を疎んじていた。何をしようにも臓腑が、骨が、肉が軋んで邪魔をした。不味い薬や無味の粥を流し込まれては吐き、そうでない時は終わりのない肉体の拷問に独り苛まれ、忍び寄る死の足音に怯える生活。全ては布団の上で完結し、なんの慰めもなく、周りを行き交うは健康な馬鹿者ども! あんな愚者が丈夫な身体を持ったところで何になる? しかも皆、私を憐れみ! 見下し! 私は常に我慢ならなかった! 皆嘲笑っていたのだ、病床に監禁された私を、無力な私を!」
    無惨は普段の様子からは想像もつかない取り乱しようで吼えた。
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    pluto__iv

    DOODLE夢腐 琥鴞くんと無惨様が散歩して言い争いする話。

    鬼って悪天候の昼間なら出歩けるっぽいねって趣旨で、風景と無惨様に見惚れる琥鴞くんを書く…はずだった!

    色々と至らない書き散らしだけど、お蔵入りさせるよりは後々修正することにして投稿してしまえの精神。

    補足
    山茶花は花弁が一枚ずつ散る。椿は花の付け根から丸々落ちる→処女喪失や頸切りの比喩だった気が…(うろ覚え)。今回は後者。
    落椿無惨様と琥鴞君のお話は
    「冷たい風が頬を刺す」で始まり「あんまり綺麗で、目頭が熱くなった」で終わります。
    #こんなお話いかがですか #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/804548

    ※指定された台詞で終わりません
    ※結構真面目です







     冷たい風が頬を刺す。庵を離れて半刻、琥鴞こきょうは早くも提案を後悔した。「こうも吹雪いているならば、陽の光なぞ地上に届きはしない。少し外を歩かないか?」そんな発言を取り消したい。屋内暮らしの長かった琥鴞こきょうは、自然の猛威を知らなかった。笠も靴も持たない二人は、真っ白な雪道を薄着で進んでいた。雪は幾分穏やかになったものの、耳元で唸る風が邪魔で、とても静かな散歩とは行かない。数歩先を行く無惨は何の表情も浮かべず淡々と歩いている。
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