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    誰得

    ああや

    MAIKINGどのラベルにしようか迷いましたが、近々誰得ひふどAというか幻+ひふというかなんかそれを支部にUPします。
    同人誌にしようかとこつこつ貯めてましたが組版めんどくさいまま色々ぽこぽこ浮かんできてしまった。今日UPするのこれを経た話なのでいちお。
    書いてる私がただ楽しいだけなので、UPする意味ある?と思いますが、いちお。
    てか誰だろうこの人達、あと時空軸。
    リバーシブルドール一二三がいつも通りに引き戸に手を掛けると、ガッ、と鍵が閉まっていた。
    まぁまぁ、無いことではない。二回ぐらいある。その時家主は普通に外出中だった。ちぇ〜、とその時はそれで済んで、嫌がらせ代わり買ってきていたケーキ入の箱をあえて変な高さ・角度にセットして帰っていったのだが(その数時間後スマホは何度かなり続けたが一二三はしっかり無視した)。
    だが、
    ポケットから一二三はスマートフォンを取り出す。そしてSNSのアプリをタップ。この家の家主、夢野幻太郎の裏アカウントは現存5個あり、そのうち1つは非公開にしていない。一二三はそのアカウントをしっかり己の裏アカの閲覧リストに追加しており、それをすすす、と表示させた。アクティブに先程まで紡ぎ続けられていた文字、文字、文字、文字。
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    izayoi601

    MOURNING二年前に書いた艾淮本の番外編。
    現パロで定軍山の関係性を書いてみたくて、棋士淮殿の好敵手ならほせかなと試し書きしたものです。いざ書いたら艾淮が少なく、はまったばかりの超法を入れ込み過ぎ誰得なのか解らない話になってしまった…と仕舞っていましたが折角書いていたので此処にあげておきます。書いた私だけが楽しかった話(大体そう)ですがもしご興味ありましたらお暇な時にでも。
    忘れ難い好敵手「…おや、大分上手になりましたね…鄧艾殿」
    「いえ、当然ですが…やはり、郭淮殿はお強い」
    共に過ごせる時、リビングに将棋盤を置いて愉しむのも一興。貴方と向き合うのは、人生を将棋に捧げてきた私にとり大切なものだった。勝敗はどうより、貴方のことが手に取る様に解るから。
    「ふふ、けっほ…貴方の盤石に固めた差し方をするところ…とても、好きですよ」
    「はは…どうも、無作為に飛び出す勇気は無く…見事に隙を突かれてしまいます」
    「将棋は、性格が現れますからね」
    盤の上を眺め、相手がどの様な考えかを読み解き降すのが棋士。重厚な守備と揺るぎない実直さを感じ、何時までも差して居たかった。
    「今更ですが、郭淮殿は棋士として様々な方と差しておられますよね…何方か、印象深い方はいらっしゃいますか?」
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