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    色彩

    Ichi_marumaru

    SPUR MEにんどりねたです。シキ+スイが暑い夏に2人でお昼を作って食べる話です。カプ要素はこれにはないんですがイアシキの人が書いてます。賽合の色彩でこれにイアシキパートいれたイアシキのシキとスイががご飯を食べる本を作りたいと思ってます。これも再録される予定です。諸事情でコピー本になりますが2冊は出せるようにしたいです!
    四季が似合う君へ「スイさん、ごめんなさい…、せっかくのお出かけなのに…、ボク、そのこんなに暑いの知らなかったから…」
    「いいよ、だってこんなに暑いのシキが耐えられるわけがないもん。天気予報見て、大丈夫かなって思ってたし…。そうだ、せっかくだから私がお昼作るね」
    「スイさんが…、ボクのために…!?」

     毎月恒例となったシキがスイと出かける日の朝、シキは早めに朝食を食べ終え、準備をしながら、公安管轄の寄宿舎に共に住むイアンに「今日は暑いらしいのだけど、スイさんと会えるのが楽しみ…」話をした。
     すると仕事に向かう準備をしていたイアンは眉間に皺を寄せ、「ミカグラの夏はひどく暑いと聞く。今日の天気は昨日とはうって変わって猛暑だというが…。貴様が耐えられるとは相当思えん…。今まで地下にいた貴様に取っては死に値する…」と厳しく現実を突きつけると、シキは「だっ大丈夫だよ。だって出かけるだけだし…」と言い返した。
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