鶯
aplpie10
INFO新刊候補ラフ「理鶯が指名手配される話」
ここが地雷原。前半がジュとリオサン、後半がサマとリオサンみたいな感じなのでサンプルはジュばっかりです。ページ飛び飛びです。マジでこれ、読みたい人いる??? 14
eiko_dsf
SPOILER💮🌸の鶴鶯ネタバレ漫画。多分鶴鶯が一緒に入浴するのって初?一緒の画面ではなかったけど同じ時間同じお風呂に入ってただけでも感謝しかない。有難う刀剣乱舞💮
私が妄想するとヘタレ鶴さんになるけど💮鶴さんパリピだからもしかしたらうぐちゃんと一緒にお酒飲んだりしてたかもしれない。7年目の鶴鶯、花丸で一緒に入浴か…感慨深いw
すわん
MOURNINGあなたにだけの呼び方(大包平✕小竜)https://www.pixiv.net/artworks/68755012
pixivから移動してきました。
↑おおこりゅ+鶯でおまけ小話
呼びたい気持ち「おじぃちゃま」
そう呼んでいいと言われてから、何度も呼ぶ機会はあったのになんだか照れくさくて呼べない。
意気地無し…つい自分に悪態をついてしまうくらい照れてしまう。
「呼んでやればいいじゃないか」
鶯のお爺様はくすくすと笑う。
この人はいつもこうだ。大包平様の事となるといつも楽しそう・・・。
湯呑みを軽く揺らす手の片方が俺の頭に乗る。
「あいつは案外寂しがりなところがある。沢山甘えて振り回して、外に連れ出してやってくれ」
優しい声。
大包平様が外の自由に触れたのは一時の話。大事にされていた分、外から隔絶されていた。
俺とは真逆な人。俺の汚い部分で汚すのが怖くなるくらいの美しい人。
彼が許してくれたように呼べたら、俺の汚れも薄まるだろうか。
493そう呼んでいいと言われてから、何度も呼ぶ機会はあったのになんだか照れくさくて呼べない。
意気地無し…つい自分に悪態をついてしまうくらい照れてしまう。
「呼んでやればいいじゃないか」
鶯のお爺様はくすくすと笑う。
この人はいつもこうだ。大包平様の事となるといつも楽しそう・・・。
湯呑みを軽く揺らす手の片方が俺の頭に乗る。
「あいつは案外寂しがりなところがある。沢山甘えて振り回して、外に連れ出してやってくれ」
優しい声。
大包平様が外の自由に触れたのは一時の話。大事にされていた分、外から隔絶されていた。
俺とは真逆な人。俺の汚い部分で汚すのが怖くなるくらいの美しい人。
彼が許してくれたように呼べたら、俺の汚れも薄まるだろうか。
ぬのさと
DONE双聶本「You Mean the World to Me」につけていたおまけ折り本の再掲。最初は秋の話だったのを途中で春に変えたので、秋バージョンを持っている方はレアかも。
元ネタは北宋の徽宗のエピソードです。
作中の七言絶句は、『全唐詩』所収の劉長卿「過鄭山人所居」(鄭山人の所居を過ぐ)より。
寂寂孤鶯啼杏園
寥寥一犬吠桃源
(寂寂として孤鶯、杏園に啼き
寥寥として一犬、桃源に吠ゆ)
ものいう鳥 数ある仙門世家のうちで唯一、刀術を使う清河聶氏の当代宗主は、聶懐桑という。
勇猛なこと、義に篤いことで世に名を馳せた聶氏を束ねる長として、聶懐桑はあまりにも頼りない。領内でもめごとが起きても、悪鬼邪魅のたぐいが跋扈していると領民から訴えがあっても、困り顔に気弱げな笑みを浮かべて扇子ではたはたとあおぐばかり。なにを聞かれても「知らない」としか答えない、一問三不知とあだ名される人物だった。
「――知らない」
ふいに、つややかな黒い羽根の小鳥がそう云った。暖かな陽射しが明るかった。
「ふうん、おいしいかい?」
聶懐桑はにこにこと笑いながら、目もとから頭の後ろにかけて黄色い肉垂れのある、真っ黒な小鳥に手ずから餌をやった。九官鳥は橙色の嘴を開け、
1438勇猛なこと、義に篤いことで世に名を馳せた聶氏を束ねる長として、聶懐桑はあまりにも頼りない。領内でもめごとが起きても、悪鬼邪魅のたぐいが跋扈していると領民から訴えがあっても、困り顔に気弱げな笑みを浮かべて扇子ではたはたとあおぐばかり。なにを聞かれても「知らない」としか答えない、一問三不知とあだ名される人物だった。
「――知らない」
ふいに、つややかな黒い羽根の小鳥がそう云った。暖かな陽射しが明るかった。
「ふうん、おいしいかい?」
聶懐桑はにこにこと笑いながら、目もとから頭の後ろにかけて黄色い肉垂れのある、真っ黒な小鳥に手ずから餌をやった。九官鳥は橙色の嘴を開け、
あかさん
PROGRESS⚠️大鶯死ネタ!グロくはないけど、ちょいとグロ?かもしれないので苦手な人はバック🙏幸せはないです。
鳥葬 その日は何ともない、非番の日だった。いつものように茶を縁側ですすりっていたが、茶が切れたので淹れるため厨へ向かうことにした。そういえば、そろそろ大包平が帰ってくる頃合か。などと思い、二人分の茶を入れようと考えながら歩いていた。
その時だった。大声で誰かが叫んだ。
「第一部隊帰還!被害甚大!三名重傷、二名中傷!」
声の主は本丸出陣ゲートの管狐からだった。雪崩込むように出陣していた刀たちが本丸へ帰ってきた。管狐の伝達通り、見るからに強敵と戦ったことが分かる惨状がそこにあった。
片腕が無いもの、脚があらぬ方向へ曲がっているもの。意識があるのか、ないのか分からないもの。手入れをすれば身体の傷は癒えようが、精神的部分においては幾分か時間を要するだろう、そんな虚ろなもの。これまで戦が激戦になっていた日々があるとはいえ、ここまで酷い状態の第一部隊を見るのは初めてだった。第一部隊は基本練度が高いもので組まれ、危機に反応できるもの達が集まっている。
819その時だった。大声で誰かが叫んだ。
「第一部隊帰還!被害甚大!三名重傷、二名中傷!」
声の主は本丸出陣ゲートの管狐からだった。雪崩込むように出陣していた刀たちが本丸へ帰ってきた。管狐の伝達通り、見るからに強敵と戦ったことが分かる惨状がそこにあった。
片腕が無いもの、脚があらぬ方向へ曲がっているもの。意識があるのか、ないのか分からないもの。手入れをすれば身体の傷は癒えようが、精神的部分においては幾分か時間を要するだろう、そんな虚ろなもの。これまで戦が激戦になっていた日々があるとはいえ、ここまで酷い状態の第一部隊を見るのは初めてだった。第一部隊は基本練度が高いもので組まれ、危機に反応できるもの達が集まっている。
あかさん
CAN’T MAKE鶯丸が死にかけた時の話。死なない。カプ話では無いです🤔【注】オリジナル設定や別個体とか色々出てくるんで注意してください。
お茶一つ。(大)「重傷ー!!」
本丸に帰還した第一部隊、その隊長の声で皆が一斉に出陣ゲートへ向かった。中傷者も多いらしく、あちこちで担架や肩を貸すようにと走り回っていた。
「お、大包平様こちらへ!!」
平野が俺を見つけると当時に大声で呼んだ。駆けつけるとそこには酷い傷を受けた鶯丸の姿があった。
「すぐ手入れ部屋へ運ぶ!」
無気力な身体を抱え上げ、手入れ部屋へ急いだ。
鶯丸が手入れを終えてから数日が経った。手入れ後の鶯丸の身体は特別な異常が見られる訳もなく、呪いやその類のものが取り憑いていることも無かった。
ただ、目を覚まさなかった。いくら呼ぼうと、揺らそうとピクリともしない。息もあり、今も尚脈打つ心臓もあるが、そこには死の香りがあった。今は薬研や政府の助けとあり、栄養が途絶えないよう処置をされているが気が気ではない。
2038本丸に帰還した第一部隊、その隊長の声で皆が一斉に出陣ゲートへ向かった。中傷者も多いらしく、あちこちで担架や肩を貸すようにと走り回っていた。
「お、大包平様こちらへ!!」
平野が俺を見つけると当時に大声で呼んだ。駆けつけるとそこには酷い傷を受けた鶯丸の姿があった。
「すぐ手入れ部屋へ運ぶ!」
無気力な身体を抱え上げ、手入れ部屋へ急いだ。
鶯丸が手入れを終えてから数日が経った。手入れ後の鶯丸の身体は特別な異常が見られる訳もなく、呪いやその類のものが取り憑いていることも無かった。
ただ、目を覚まさなかった。いくら呼ぼうと、揺らそうとピクリともしない。息もあり、今も尚脈打つ心臓もあるが、そこには死の香りがあった。今は薬研や政府の助けとあり、栄養が途絶えないよう処置をされているが気が気ではない。
あかさん
CAN’T MAKE七夕をお題に、大包平が顕現1年目の付き合ってねぇ大鶯。七夕から大遅刻しましたヘヘッ。秘め箱「七夕は、中国の話が元となったらしいな。恋仲の二人が年に一度しか会えなくなる……。そして、日本ではその年に一度の記念日を七夕として祝うようになったとか、何とか。」
七夕の説明を俺にしながら茶をすする鶯丸を見る。
「ふむ、年に一度とは心苦しいだろうな。その恋仲の二人は。」
「まぁアツアツすぎて仕事を休み、遊び呆けていたから……というのが原因らしいが。」
「ただの自業自得ではないか!!」
「急に大声をだすな、鼓膜がなくなるかと思ったぞ。」
耳をふさぐ動作をして、怪訝な顔をする。
「だが、本丸の七夕はどちらかといえば笹飾りや短冊を書く方が皆興味があるようだがな。お前も書くといい、ほら」
そういうと鶯丸はいくつか無地の短冊を俺へと渡して来た。
4608七夕の説明を俺にしながら茶をすする鶯丸を見る。
「ふむ、年に一度とは心苦しいだろうな。その恋仲の二人は。」
「まぁアツアツすぎて仕事を休み、遊び呆けていたから……というのが原因らしいが。」
「ただの自業自得ではないか!!」
「急に大声をだすな、鼓膜がなくなるかと思ったぞ。」
耳をふさぐ動作をして、怪訝な顔をする。
「だが、本丸の七夕はどちらかといえば笹飾りや短冊を書く方が皆興味があるようだがな。お前も書くといい、ほら」
そういうと鶯丸はいくつか無地の短冊を俺へと渡して来た。
艾(もぐさ)
MAIKING大鶯小噺の導入部分。放置しっぱなしになりそうなんで冒頭だけ投げ。鶯丸への感情を自覚していない大包平×鳥目の鶯丸 この本丸で、動物の名を号に含むモノはその特性に引きずられる。
それは顕現してすぐ、近侍で初期刀の歌仙兼定から本丸の案内がてら説明されたことではあった。
「主が無類の動物好きでね。幻獣…竜の類であっても、伝承の中に描かれるような性質が現れてしまうんだ。」
一種の個体差だと捉えてくれと言われたその時、真っ先に浮かんだのは先に顕現していると聞き及んだ同郷の太刀だ。これについては他意はなく、顕現の口上を述べ終わるか終らないかのところで審神者が「大包平が来たよ鶯丸!」と騒いだ所為でその名が頭にこびりついていたからである。そうでもなければ、元の所在を共にしていた獅子王や鳴狐あたりが真っ先に浮かんだだろう。
「鶯丸もか。」
1011それは顕現してすぐ、近侍で初期刀の歌仙兼定から本丸の案内がてら説明されたことではあった。
「主が無類の動物好きでね。幻獣…竜の類であっても、伝承の中に描かれるような性質が現れてしまうんだ。」
一種の個体差だと捉えてくれと言われたその時、真っ先に浮かんだのは先に顕現していると聞き及んだ同郷の太刀だ。これについては他意はなく、顕現の口上を述べ終わるか終らないかのところで審神者が「大包平が来たよ鶯丸!」と騒いだ所為でその名が頭にこびりついていたからである。そうでもなければ、元の所在を共にしていた獅子王や鳴狐あたりが真っ先に浮かんだだろう。
「鶯丸もか。」