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    バウ

    かも@ねふぁ

    DONE*もちふた2展示*
    パス外しました。人生初のサークル参加だったのですが、とても楽しかったです。来てくださった方々、主催者様、ありがとうございました。

    現パロ、バウムクーヘンエンドのネファ。全年齢です。

    電気が点かない部屋のエピソードは友人の実体験です(許可得てます)。Gさん素敵なネタをありがとう。
    ウェディング・ベルは彼を知らない


    プロローグ

    「もしもし、ネロか?」
     耳にしっくりと馴染むその声を聞くのは、かなり久しぶりだ。「僕だ。ファウストだ」と簡潔だけど礼儀正しく名乗るのを聞く前から、もちろん電話主が誰かなんて分かっている。
     ファウストが電話をくれるなんて、珍しいことだった。彼が向こうへ移ってからもときどき葉書が送られてきていたので、連絡自体が途絶えていたわけではなかったけれど。こないだのは何だったか、たしか暑中見舞いの時季に届いたグリーティングカードか。いつも通りの彼らしく趣味の良い絵葉書に、二言三言メッセージが添えられているものだった。ときどき送られてくるそれらはしみじみと嬉しいもので、ネロは毎度欠かさずに返事を返す。といっても、洒落た絵葉書なんかどこで買えばいいのかも分からないし飲食業の身ゆえ時間もないので、短いメールでの返事だが。ともかく、声を聞くのは久しぶりのことだ。
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    tokinoura488

    MOURNING現在、編集作業中のリンゼル本に掲載予定で書いた【姫と騎士の百年・試作薬の記憶】の本に掲載しなかった没作です。どうしても気になる部分というか、ストーリー展開自体に納得がいかなかったものの為、下記の点に留意して読んで頂ければうれしいです(´·ω·`) モヤッとしたら止めてね

    ●ジェンダーレスへの気遣い

    pixivに同作のリンゼル本に掲載予定のサンプルをアップしているので、比べてみてくださいませ。
    リンゼル本未掲載の没作【試作薬の記憶】姫と騎士の百年【試作薬の記憶】


    姫と騎士の百年【試作薬の記憶】 一聞いて八を知ればよし


     インパから名指しでプルアを訪ねるよう伝えられたのは、姫様が執務のため護衛の任を解かれている午後のことだった。
     彼女の部屋はそこかしこに書きかけの紙が散らばり、飲みかけのカップが置いてある机にはいくつもの底の輪型が残っている。お世辞にも綺麗な部屋とは言えないが、プルアにはすべて正しい位置にあるらしい。リンクは床にも散らばった紙を踏まぬように留意しつつ、声が届くところまで近づいた。
     プルアはリンクの接近など気にも止めぬように、椅子に腰掛けつつ机に踵を引っかけて書き物をしている。声を掛けようと息を吸い込んだところで、ぬっと手が伸びてきた。
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