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    予感

    Umekopyon

    MEMO正気を失ったから自作の☀🐉代表作「Waiting for Rainbows」を和訳してみる
    こちらは第1章の3分の1ぐらい?
    (英文、現在第23章書き中)
    (計27章になる予定)
    (和訳途中で諦める予感あるので予めすみません)

    ※日常パラレル?みたいな設定
    ※日本の日常?の話だけど、書いた時点一度もちゃんと日本に住んだことなかった著者
    ※タイトルの由来はBUMPの「虹を待つ人」
    和訳が下手ry
    虹を待っている 第1章 (1/3) 希望ヶ丘は、決して悪いところではない。建物も昭和のものが多く、商店も地元に密着したものが多く、都会の喧騒とはほど遠い、世田谷区の閑静な住宅街だった。理想的な住まいとは言えないが、それなりに住みやすい。

     そんな環境にピッタリな住民も多かった。若い頃大きな夢や憧れをだいていても、就職や転職に失敗し、理想とはほど遠いが手に入れやすくて適当に心地よい暮らしに甘んじている。

     日向創もそうだった。実際、2倍ほどもそうだったが…とにかく、駅前にある交番に警察官として就職することになったのだから、それでいい。希望していた職業ではなかったが、町の人たちと触れ合い、必要なことを手伝うのはそれなりに楽しい。

     希望ヶ丘には犯罪も少なく、巡回と自転車の登録チェックが主な仕事だったが、のんびりできて当面の独身生活を支えるには十分な収入になった。住民も親切で2年も経つとほとんどの名前を知っている、学校の先生からフリーターの配達員まで。巡回に出かけると必ずと言っていいほど挨拶があり、そこから会話がはずみ、楽しい毎日が続いていた。
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    beruguino

    DOODLEフクロジV展示用ポイポイその2 ネップリの年齢操作現代学パロの市川(17)アカギ(13)の絵を描いたときに考えてたお話というか設定です!後半になるにつれ、もう書きたいとこだけ書きました めちゃくちゃだ! 

    破滅の予感エンドですが、それはそれとして歳が近い市川さんとアカギを並べた時アカギの方が生活力ありそうなの萌えなのでそういう日常回を永遠に見たい。全てが妄想なのに。
    無題 その年の夏も茹だるような暑さで、黄色いコンクリートの道路には真昼の日差しが照り付けていた。

     とぼとぼと、坂道をのぼる。

     滑降する。

     また歩いてのぼる。

     そして、滑降する。


     園長が子供から取り上げたものを保管している物置で、偶然見つけてくすねてきたスケートボードで、この夏、アカギは滑降を繰り返していた。
     自分でもどうしてこんなに飽きもせず繰り返しているのかわからなかったが、やめる理由もなかったし、だいいち、ありえないほど退屈で、暇だった。

     中学校の夏休みが始まる前、アカギがベッドに隠していたたばこと金を、施設の園長が見つけて取り上げた。およそ中学生には似つかわしく無いほどの金は、ギャンブルで手に入れたものだ。夜毎こっそりと抜け出して深夜徘徊するうち出会った南郷という男が、飲み屋で気まぐれにアカギにポーカーを教えたことがきっかけとなり、その豪運に入れ込んだ大人たちに連れられて、アカギはいまや半分違法な賭場にまで出入りするようになっていた。新しいルール、新しいゲーム。退屈は確かに紛れたから、他のことよりは気に入っていた。けれどアカギにはギャンブルというものが、今ひとつ何が楽しいのか、わからなかった。
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