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    #gnsnプラス

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    めめ🐰🥟

    MOURNINGgnsnプラス
    先生が新米妓女を買うお話です。
    ☆12/7.8開催Webイベントにて頒布する本に再録予定です。☆
    先生と妓女お客を指す言葉の1つで「お粗末様」という言葉がある。稲妻では、料理を振舞った者が使う言葉であるらしいが、海を隔てた璃月で春を売る妓女達は、この言葉を客を揶揄する時に使う。
     一つ、妓女を買う時に一番短い時間を選ぶ
     一つ、部屋に入ってすぐに、情事を迫る
     一つ、事が終わればさっさと帰る
     これが、「お粗末様」の条件。あらゆる富が沈着するこの港で、そのような振る舞いをする風情のない者はそうそういない。風情が無いものは、モラをかけて女遊びをするほどの余裕を持たないと相場が決まっている。つまり、道理を知らずにモラをもっていると勘違いしている田舎者か、秒単位で予定を決めている超合理主義だけだ。
     妓女を買い部屋に入ったのなら、客は茶や酒、歌や踊りを楽しみ、そうしてから情事を始める。妓女はお客を楽しませ、微笑みあった拍子に肌に触れて床に入り、終わった後はお客の身支度を手伝い、また来て貰えるようにと送り出す。そんな遊び方を知らずに、やることだけをやりにくるお客を妓女同士の談笑で「お粗末様」と呼ぶ。無作法に手が早い男はどこでも嫌われるという話であった。
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