Haruto9000
PROGRESS「クー・フーリンが女性だったら」妄想。※FGO第1部のみの情報で書いていたので、設定ズレなどはご容赦ください。
ここから書きかけになるので、キリがいいところまで書いたら順次アップします。
「◯◯編」としてまとまったら、丸ごと1本として、ピクシブとポイピクにアップします。
ミラーリング #15-5「目覚めたアルスター軍」 ゆらゆらとたゆたう感覚に、クー・フーリンはぼんやりと目を開けた。
目の前で、透明な黄金の光が遊ぶように揺れている。
ひんやりと全身を包む冷たさに身じろぎしたとき、クー・フーリンは後ろから誰かに支えられていることに気づいた。
「……クー?」
ささやき声に、クー・フーリンは息を飲んだ。
妙に重い身体をなんとか動かし、振り返ろうともがく。光を紡いだような髪が、鼻先をかすめる。
「エメル?」
喉から絞り出した声は、ひどくかすれていた。
「よかった、気がついたのね」
エメルは微笑んだが、その両目には涙が浮かんでいた。
唇を噛み、嗚咽をこらえる妻の顔を、クー・フーリンは声もなく見上げていた。
「エメル……なんで……?」
4274目の前で、透明な黄金の光が遊ぶように揺れている。
ひんやりと全身を包む冷たさに身じろぎしたとき、クー・フーリンは後ろから誰かに支えられていることに気づいた。
「……クー?」
ささやき声に、クー・フーリンは息を飲んだ。
妙に重い身体をなんとか動かし、振り返ろうともがく。光を紡いだような髪が、鼻先をかすめる。
「エメル?」
喉から絞り出した声は、ひどくかすれていた。
「よかった、気がついたのね」
エメルは微笑んだが、その両目には涙が浮かんでいた。
唇を噛み、嗚咽をこらえる妻の顔を、クー・フーリンは声もなく見上げていた。
「エメル……なんで……?」
あまだれ
MOURNING年齢をごまかしてドラケンのファッションヘルスで風俗嬢として働くマイキーと、ドラケンが恋人になるまでの話。私の捏造なので、東卍はありません。(←あたおか)
※女体化 ※ドラマイ ※未成年の喫煙シーンあり
※18歳以上の方のみ閲覧可能です ※パスワードはマイキーの誕生日の数字4文字です 11
fuuka_xxxx
DONE男勝りな魏無羨ちゃん(15歳)、姑蘇藍氏双璧の藍忘機に出会うの巻④番外編龍見さんの素敵ツイートを膨らませていただきました😊
ぬるいですがR-18なので、18歳以上の方のみの閲覧お願いします(yes/no) 2294
jujukaraage
MEMO夏五♀ お互い普通の大学生かな?エアコン修理業者のモブお兄さん目線あり。さとるちゃんのおっぱいが大きくてすぐるが大好きっていうはなし。
エアコンの修理業者なんてものをやっていると、夏は暑さとの戦いで地獄だ。なにせ依頼主のお宅がエアコンが効いてなくて暑いし重労働。おまけに依頼主も暑さでイライラしている。
それでも仕事放棄はできないので、俺はダラダラと流れる汗を拭いながら、本日最後のお宅に向かう。電話口の依頼主は男性で、年齢を確認すると二十代前半だった。平日の日中ということで大学生かと当たりをつけて向かったのだが、指定された住所に着くと高層マンションの上層階で。ちくしょう。こっちは汗水垂らしてようやくボロアパートで一人暮らしできるってのに、若くして成功してるのか、それとも親の金か。どっちにしろ鼻につく。そんな奴はエアコンなしで夏を過ごして茹だればいい。頭の中でそんなことを考えていたからか、つい歩みが遅れてしまった。
6048それでも仕事放棄はできないので、俺はダラダラと流れる汗を拭いながら、本日最後のお宅に向かう。電話口の依頼主は男性で、年齢を確認すると二十代前半だった。平日の日中ということで大学生かと当たりをつけて向かったのだが、指定された住所に着くと高層マンションの上層階で。ちくしょう。こっちは汗水垂らしてようやくボロアパートで一人暮らしできるってのに、若くして成功してるのか、それとも親の金か。どっちにしろ鼻につく。そんな奴はエアコンなしで夏を過ごして茹だればいい。頭の中でそんなことを考えていたからか、つい歩みが遅れてしまった。
Haruto9000
PROGRESS「クー・フーリンが女性だったら」妄想。※FGO第1部のみの情報で書いていたので、設定ズレなどはご容赦ください。
ここから書きかけになるので、キリがいいところまで書いたら順次アップします。
「◯◯編」としてまとまったら、丸ごと1本として、ピクシブとポイピクにアップします。
ミラーリング #15-4「対決」 朝が来なければいい。
今ほど強く願ったことは、フェルディアにはなかった。
だが、そんな願いをあざ笑うかのように、空は白みはじめていた。
御者のアイドは、すでに戦車の用意を整えていた。世は無情だ。すべてが自分に戦えと強いてくる。
近づいてくる足音に気づいて、フェルディアは振り返った。
そこには、コノート王子であり、幼なじみであるメインが立っていた。
「どうした。ずいぶん早いな」
フェルディアはわざと軽い口調で声をかけたが、メインは押し黙っている。
「……わかってるだろうな」
やがて、絞り出すような声で王子は言った。その身に弓と矢筒が背負われているのを見て、フェルディアは微笑んだ。
「ああ、大丈夫さ。俺は逃げたりしない。おまえの腕は知ってるしな」
19292今ほど強く願ったことは、フェルディアにはなかった。
だが、そんな願いをあざ笑うかのように、空は白みはじめていた。
御者のアイドは、すでに戦車の用意を整えていた。世は無情だ。すべてが自分に戦えと強いてくる。
近づいてくる足音に気づいて、フェルディアは振り返った。
そこには、コノート王子であり、幼なじみであるメインが立っていた。
「どうした。ずいぶん早いな」
フェルディアはわざと軽い口調で声をかけたが、メインは押し黙っている。
「……わかってるだろうな」
やがて、絞り出すような声で王子は言った。その身に弓と矢筒が背負われているのを見て、フェルディアは微笑んだ。
「ああ、大丈夫さ。俺は逃げたりしない。おまえの腕は知ってるしな」
fuuka_xxxx
DONEツイッターに上げてた女体化魏嬰ちゃんの続き男勝りな魏無羨ちゃん(15歳)、姑蘇藍氏双璧の藍忘機に出会うの巻③ 雲夢江氏の大師姉こと魏無羨と、姑蘇藍氏の藍二公子こと藍忘機がとある夜狩で出会って以来、ふたりは手紙のやり取りをする仲になった。
といっても、恋仲になった訳ではない。
夜狩の最中に倒れ世話になった感謝の礼として手紙と蓮の花托と共に届けてもらった返事が届き、気まぐれに魏無羨がその返事を伝送符で送ってみたらまた返事が来た。その繰り返しを数ヶ月ほど続けている。
雲夢の蓮湖の花が見頃なこと、蒸し暑い季節は水浴びが一番楽しいこと、師姉が作ってくれる料理がこの世で一番美味しいこと。
魏無羨からの手紙にはきらきらと眩しく、蓮花塢での日々を楽しんでいることが伺えた。
「藍湛からの手紙って、なんていうか、こう…」
「あら?」
4821といっても、恋仲になった訳ではない。
夜狩の最中に倒れ世話になった感謝の礼として手紙と蓮の花托と共に届けてもらった返事が届き、気まぐれに魏無羨がその返事を伝送符で送ってみたらまた返事が来た。その繰り返しを数ヶ月ほど続けている。
雲夢の蓮湖の花が見頃なこと、蒸し暑い季節は水浴びが一番楽しいこと、師姉が作ってくれる料理がこの世で一番美味しいこと。
魏無羨からの手紙にはきらきらと眩しく、蓮花塢での日々を楽しんでいることが伺えた。
「藍湛からの手紙って、なんていうか、こう…」
「あら?」
ncdsaas
PROGRESS【新刊告知13】2021年冬発行予定堀清本『緋蜜』P100〜107/144P※仕上げた順に8Pずつくらいサンプルがてらあげていきます。主のミスで恋刀清光を失った堀川くんが主の愛刀清光♀(二振目)を寝取って復讐する話です。完成次第通販先行すると思いますのでよろしくお願いします 4
Haruto9000
PROGRESS「クー・フーリンが女性だったら」妄想。※FGO第1部のみの情報で書いていたので、設定ズレなどはご容赦ください。
ここから書きかけになるので、キリがいいところまで書いたら順次アップします。
「◯◯編」としてまとまったら、丸ごと1本として、ピクシブとポイピクにアップします。
ミラーリング #15-3「兄と妹」「あれ、フェルグス様の戦車じゃないか?」
遠くを見張っていたロイグの言葉に、クー・フーリンは不思議そうな顔で近寄ってきた。
「叔父貴が? なんでまた」
「俺が知るか。でも戦うって雰囲気じゃないな。一体何が──」
二人が話している間に、巨大な戦車は泥を跳ね上げながら迫ってきた。
フェルグスは戦車が止まりきる前に飛び降りると、鬼気迫る表情でやってきた。
「叔父貴、どうしたんだよ?」
フェルグスの勢いに気圧されながら、クー・フーリンが尋ねる。
「おまえにどうしても伝えなければと思ってな」
「伝える? 何を」
「次のおまえの対戦相手だ」
「おいおい、叔父貴。これがあんたじゃなけりゃ、舐められたと思ってブッ殺してるぜ」
5377遠くを見張っていたロイグの言葉に、クー・フーリンは不思議そうな顔で近寄ってきた。
「叔父貴が? なんでまた」
「俺が知るか。でも戦うって雰囲気じゃないな。一体何が──」
二人が話している間に、巨大な戦車は泥を跳ね上げながら迫ってきた。
フェルグスは戦車が止まりきる前に飛び降りると、鬼気迫る表情でやってきた。
「叔父貴、どうしたんだよ?」
フェルグスの勢いに気圧されながら、クー・フーリンが尋ねる。
「おまえにどうしても伝えなければと思ってな」
「伝える? 何を」
「次のおまえの対戦相手だ」
「おいおい、叔父貴。これがあんたじゃなけりゃ、舐められたと思ってブッ殺してるぜ」