近衛 無花果
DONEお題:残り香 ミス晶♀世界にあなたの残り香を
#まほ晶男女CPウィークリー
この世界にあなたの残り香を ──賢者は役目を終えると世界から忘れ去られる。それでも、何も残らないわけではないのだ。
──私には一体何がのこせるだろうか。
◆
晶がミスラを寝かしつけるという行為は毎夜行われるものではない。晶がひどく疲れていたり、ミスラが帰ってこなかったり、いつやると決まっているわけでもない。週に何度かミスラと晶のタイミングが良い時─もしくはミスラが我慢の限界に達した時─に突発的に行われる儀式のようなものだ。
初めのうちは恥ずかしさもあって手を握って寝かしつけていたが、そう何日も夜遅くまで付き合っていては晶の身がもたず、ひと月もする頃には同じベッドで共に寝るようになった。
そうなったあたりから、不思議なことに、他の魔法使いたちがミスラと晶が共に寝ていたことを敏感に感じ取るようになった。朝起こしにくるヒースクリフは別として、カインとハイタッチをする際には「今日もお疲れ様」と言われるし、フィガロなんかは「妬けちゃうな」なんて茶化してくる始末だ。
3752──私には一体何がのこせるだろうか。
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晶がミスラを寝かしつけるという行為は毎夜行われるものではない。晶がひどく疲れていたり、ミスラが帰ってこなかったり、いつやると決まっているわけでもない。週に何度かミスラと晶のタイミングが良い時─もしくはミスラが我慢の限界に達した時─に突発的に行われる儀式のようなものだ。
初めのうちは恥ずかしさもあって手を握って寝かしつけていたが、そう何日も夜遅くまで付き合っていては晶の身がもたず、ひと月もする頃には同じベッドで共に寝るようになった。
そうなったあたりから、不思議なことに、他の魔法使いたちがミスラと晶が共に寝ていたことを敏感に感じ取るようになった。朝起こしにくるヒースクリフは別として、カインとハイタッチをする際には「今日もお疲れ様」と言われるし、フィガロなんかは「妬けちゃうな」なんて茶化してくる始末だ。
らいと
MOURNING呟いた双子ネタを書こうとしたけどボツったブロマンス、カプ要素はない、重い
ぶつ切りしてる
創造「なあスノウ」
「なんじゃホワイト」
我の周りをくるくると回りながら楽しげに笑っているホワイト、何が楽しいのか何も分からないがホワイトが幸せならそれで良い。名前を呼ぶ度にくすくすと笑い我の手を握り2人でくるくる回っている、2人で何をしているんだが不思議でたまらない、この行為になんの意味があるのか検討もつかないが暇なのでホワイトの余興にでも付き合ってやろうとダンスを踊るようにステップを踏んだ。
「なあスノウ」
「なんじゃホワイト」
「孤独は良いものか?」
一瞬で場の空気が凍りつく、何故それを今更問うのか、何故聞こうと思ったのか、何故、何故、何故
我はその場で立ち尽くした、ホワイトは未だ我の周りをくるくると周り笑っている。愉快に、ただ愉快に。
1316「なんじゃホワイト」
我の周りをくるくると回りながら楽しげに笑っているホワイト、何が楽しいのか何も分からないがホワイトが幸せならそれで良い。名前を呼ぶ度にくすくすと笑い我の手を握り2人でくるくる回っている、2人で何をしているんだが不思議でたまらない、この行為になんの意味があるのか検討もつかないが暇なのでホワイトの余興にでも付き合ってやろうとダンスを踊るようにステップを踏んだ。
「なあスノウ」
「なんじゃホワイト」
「孤独は良いものか?」
一瞬で場の空気が凍りつく、何故それを今更問うのか、何故聞こうと思ったのか、何故、何故、何故
我はその場で立ち尽くした、ホワイトは未だ我の周りをくるくると周り笑っている。愉快に、ただ愉快に。