touka10477
DOODLE🍲の牙がお気に入りの🌹がただ🍲の口の中を触ってチューして唾液飲むだけ←この出来事から口内性感帯に開発されてキスイキ覚えちゃえば良いんだよ?(付き合ってない)
触れるまでの一秒すら惜しい食堂で食事をとっている最中、カルエゴの口元をバラムはじっと見つめていた。反れる事の無い視線に堪えきれなくなったのか、カルエゴは食事を摂る手を止める。
「何か言いたい事あるのか?」
「え?」
「さっきから見すぎだろ。何だ」
「えっと……後で話しても良い?」
言い辛そうに視線を反らしたバラムに、カルエゴは解ったと頷いた。
食事を終え校舎裏の生徒があまり入り込まない木の下に腰を下ろしカルエゴはで?と前触れ無く理由を訊ねる。
「あーえっと……カルエゴくんの牙綺麗だなぁって」
「牙?」
首を傾げたカルエゴにバラムはこくこくと何度も頷く。
「もっと見てみたいんだけど……ダメ?」
「見るって……や、良いけど」
「ほんと?じゃあ口開けて?」
1073「何か言いたい事あるのか?」
「え?」
「さっきから見すぎだろ。何だ」
「えっと……後で話しても良い?」
言い辛そうに視線を反らしたバラムに、カルエゴは解ったと頷いた。
食事を終え校舎裏の生徒があまり入り込まない木の下に腰を下ろしカルエゴはで?と前触れ無く理由を訊ねる。
「あーえっと……カルエゴくんの牙綺麗だなぁって」
「牙?」
首を傾げたカルエゴにバラムはこくこくと何度も頷く。
「もっと見てみたいんだけど……ダメ?」
「見るって……や、良いけど」
「ほんと?じゃあ口開けて?」
RiRi27856110
MOURNING20歳くらいのシチカル両片思い。シチロウがサバトに行くと分かると必ず付いていき女の子と仲良く話したりしてると酔い潰れるまで飲む(シチロウが介抱してくれる)というのを繰り返しててだいぶ拗らせてるカルエゴが酔った勢いにまかせてシチロウと一線越えようとする話。
ビビった時こそ前へ出ろの精神でお互いにビビり倒しながらも超えてしまって欲しい…そしてお互いの気持ちを知ってしまって欲しい。 2
あごだし
DONEスイート チョコレート フッド 月越しを超えると、学校業務というのは忙しくなる。卒業していく学生たち、入学してくる学生たち。特に、今年はアブノーマルクラスの人気が高く、入学希望者が増えたのだ。その分、業務も増えてくる。次から次に迫りくる業務に、常勤の教師たちは「三日連続、ハンモックで寝てる」「俺もだよ。今日はベッドで眠りたい」なんて会話をしていた。
アブノーマルクラスの担任であり、筆頭教師であるカルエゴくんだって、相当お疲れのようだ。
「あ、ぁ、ぅんん」
うわずった艶めかしい声が、白い肌を刺激する度にあげられる。湯で温められた体は桃色に染まり、一緒に楽しんだ入浴剤の甘い香りが、まだわずかに立ち上ってきた。全裸になったせいで体が冷えないように、室温と湿度は高く保たれている。カルエゴくんの家は、バビルスより寒い場所にあるしね。
2209アブノーマルクラスの担任であり、筆頭教師であるカルエゴくんだって、相当お疲れのようだ。
「あ、ぁ、ぅんん」
うわずった艶めかしい声が、白い肌を刺激する度にあげられる。湯で温められた体は桃色に染まり、一緒に楽しんだ入浴剤の甘い香りが、まだわずかに立ち上ってきた。全裸になったせいで体が冷えないように、室温と湿度は高く保たれている。カルエゴくんの家は、バビルスより寒い場所にあるしね。
カノコ
PROGRESS単行本にポ口ちゃんが出てきたので、ラフから下書きに移りました。ポロちゃんが香水付けてて、構われまくったせいで匂いがエゴに付いたお話。(シチカル)※R18にしないけど軽い描写があります。 4
あごだし
DONEくわの実のジャムを 大きな鍋をのぞき込むと、血のように赤黒い液体が、グツグツと煮立っていた。底が焦げ付かないよう、シチロウが木べらでゆっくりとかき混ぜるたび、半端に崩れた果肉が水面から顔を出す。黒に近い深いワインレッド色の果肉は、砂糖によって吐き出された同色の液体の中では明確な選別がつかず、なにかの臓物のように見える。手に持った「人間の生態のすべて」という古めかしい本が、余計に生徒たちが騒ぐ噂話――バラム先生は生徒で実験をしているというのを増幅させている気がしてならない。
まぁ、彼が私室化しているスペースまで入り込んでくる生徒はいないから、この姿を俺以外の誰かに見られることなどないが。
昨日の晩というより、今朝まで仕事をし、どうせ今日は休日だと思い、シチロウの部屋に泊まった。映画でも見て、昼を一緒に食べたら帰宅しようと思ったのだが、彼は今日ジャムを作ると決めていたのだそうだ。昨日の放課後、女性陣がキャアキャアと騒いでいたが、まさかシチロウまで一緒になって果物を収穫しているとは思わなかった。
3447まぁ、彼が私室化しているスペースまで入り込んでくる生徒はいないから、この姿を俺以外の誰かに見られることなどないが。
昨日の晩というより、今朝まで仕事をし、どうせ今日は休日だと思い、シチロウの部屋に泊まった。映画でも見て、昼を一緒に食べたら帰宅しようと思ったのだが、彼は今日ジャムを作ると決めていたのだそうだ。昨日の放課後、女性陣がキャアキャアと騒いでいたが、まさかシチロウまで一緒になって果物を収穫しているとは思わなかった。
あごだし
DONE930年 生まれ持った色と白が混じり薄紫色になった髪に、櫛を通す。クソジジイのようにハゲることはなかったが、俺も随分と年を取ったものだ。
「これ、イクスさんに渡してもらえる?」
シチロウから手渡された紙袋には、茶葉の瓶が複数入っていた。重たいはずだ。ひとつ取り出してラベルを見てみると、「お肌ツヤツヤ用ブレンドティー 186ver」とあった。
「また新しいブレンドを作ったのか?」
「僕は、アンチエイジングなんてする必要ないって思うんだけどね……まぁ、『乙女心』を否定する気もないけど」
「俺と『デート』する前に飲まないと、意味がないんじゃないのか?」
「君との『デート』で、僕の力は借りたくないらしいよ」
ことのはじまりは、彼らがまだバビルスの2年生だったのころ、「心臓破り」をしたときだ。
1283「これ、イクスさんに渡してもらえる?」
シチロウから手渡された紙袋には、茶葉の瓶が複数入っていた。重たいはずだ。ひとつ取り出してラベルを見てみると、「お肌ツヤツヤ用ブレンドティー 186ver」とあった。
「また新しいブレンドを作ったのか?」
「僕は、アンチエイジングなんてする必要ないって思うんだけどね……まぁ、『乙女心』を否定する気もないけど」
「俺と『デート』する前に飲まないと、意味がないんじゃないのか?」
「君との『デート』で、僕の力は借りたくないらしいよ」
ことのはじまりは、彼らがまだバビルスの2年生だったのころ、「心臓破り」をしたときだ。
あごだし
DONE魔フィアのシチカル~ハードボイルドなブロマンス風~某有名小説のセリフがあまりにブロマンスなので
それを言わせたかっただけのSS。
魔フィア設定なので、暴力表現やモブの大量死などがあります。
あと、シチロウの本誌ネタがメインです。
いつものほっこりSSではないことを、あらかじめご了承ください。
Mojito o Gimlet 複雑に入り組んだ薄暗い路地を抜けると、ぽっかりと空いた明るい場所に出る。建物と建物に挟まれた、何にもならないがゆえに放置されている、まさに猫の額ほどの土地だ。赤いレンガ壁は蔦に覆われ、いたるところに実のなる木や便利な合法ハーブが咲いている。白いベンチとテーブルまで置かれており、パラソルまで用意されているが、今は閉じられていた。硝煙と魔リファナの匂いしかしないこの街の中では、ファンタジックなほどの異世界感がある。
ベンチの影、ライムの木の前で、随分と大柄な男が頭を抱えてうずくまっていた。
強い風でも吹いたのだろう。小さな白い花が、限界まで丸まった背中に散っている。白銀の髪を掴む指は震え、太い腕で顔は隠れているが、うめき声まで聞こえた。
3416ベンチの影、ライムの木の前で、随分と大柄な男が頭を抱えてうずくまっていた。
強い風でも吹いたのだろう。小さな白い花が、限界まで丸まった背中に散っている。白銀の髪を掴む指は震え、太い腕で顔は隠れているが、うめき声まで聞こえた。
あごだし
DONEナベリウス家所有のプライベートビーチ付き別荘へ、お泊りデートへ来たシチカル。久しぶりの海にテンションが高まるふたりが、全てを暑さのせいにしてイチャイチャしまくる。そんな真夏の思い出を短歌にしたのは、7月6日が「サラダ記念日」だからである。決して、5・7・5・7・7なら、文字そんなに書かないから時間もかからないんじゃない?という安易な発想で、「こんなに大変なら素直にSS書シチカル短編集の解説。◇太陽の 眩しさならば 避けられる 防ぎきれない お前の笑顔
【解説】
カルエゴからみたシチロウ。太陽の眩しさごときなら、サングラスをかければ防げる。だが、シチロウの笑顔が放つ眩しさは、サングラスなんぞ突き破る。という、そのまんまな短歌。イラストは真面目にサングラスをかけているが、最初は緑色の光でサングラスをパァアンと割る予定だった。が、あまりにもギャグに走りすぎるので、あごだしは自重した。
◇どこまでも 似合わない色 空と海 気だるげな君に 健全な青
【解説】
シチロウからみたカルエゴ。青い空!青い海!どこまでも爽やかで溌剌とした空気の中、カルエゴだけはアンニュイな色気をまとっている。だから思わずシーツへ押し倒してしまったが、そういえば彼が気だるい原因は昨日の僕かもしれないと、ちょっとだけ思い出したシチロウ。
996【解説】
カルエゴからみたシチロウ。太陽の眩しさごときなら、サングラスをかければ防げる。だが、シチロウの笑顔が放つ眩しさは、サングラスなんぞ突き破る。という、そのまんまな短歌。イラストは真面目にサングラスをかけているが、最初は緑色の光でサングラスをパァアンと割る予定だった。が、あまりにもギャグに走りすぎるので、あごだしは自重した。
◇どこまでも 似合わない色 空と海 気だるげな君に 健全な青
【解説】
シチロウからみたカルエゴ。青い空!青い海!どこまでも爽やかで溌剌とした空気の中、カルエゴだけはアンニュイな色気をまとっている。だから思わずシーツへ押し倒してしまったが、そういえば彼が気だるい原因は昨日の僕かもしれないと、ちょっとだけ思い出したシチロウ。
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DONE魔フィアパロ。シチカルWEBオンリーの展示作品です。闇医者ロウの頭から札束をばらまき「これでお前を一晩買えるか?」と聞く金庫番エゴ。
※モブカル表現有・軽度の暴力描写有、苦手な方はご遠慮ください。 14192
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DONE2021年5月6日にあげたゴムの日シチカルです。叔父上がエゴをからかうお話。シチロが談話室を訪ねるところから……
外伝未読の方ご注意ください。
5月6日 何回かノックをしても返事もない。たしか、談話室に行くと言ってたはずだけど。ドアノブを回すと簡単に開いた。
この部屋に入るのは初めてだ。前に来た時はカルエゴくんが「俺が一人で入るからお前は外で待ってろ」と言って、廊下で待たされた。
部屋の中は電気もつけず、カーテンも閉めたままで薄暗い。タバコとお酒の嫌な匂い。窓を開けたいくらい。足元もよく見えない中を窓に向かって進むと、突然何かにつまずいて派手によろめいた。
「いってぇー」男の人の低い、不機嫌そうな声。
「ごめんなさい! 気が付かなくて。」
シーツをかぶった人影が、のそりと上半身を起こすのが見えた。黒くてボサボサの癖っ毛に、無精ひげ。多分この悪魔が、カルエゴくんの叔父さんだ。会うのは初めて。
2066この部屋に入るのは初めてだ。前に来た時はカルエゴくんが「俺が一人で入るからお前は外で待ってろ」と言って、廊下で待たされた。
部屋の中は電気もつけず、カーテンも閉めたままで薄暗い。タバコとお酒の嫌な匂い。窓を開けたいくらい。足元もよく見えない中を窓に向かって進むと、突然何かにつまずいて派手によろめいた。
「いってぇー」男の人の低い、不機嫌そうな声。
「ごめんなさい! 気が付かなくて。」
シーツをかぶった人影が、のそりと上半身を起こすのが見えた。黒くてボサボサの癖っ毛に、無精ひげ。多分この悪魔が、カルエゴくんの叔父さんだ。会うのは初めて。