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    #まなんちょ

    southSideBook

    ktgn_pdl

    らくがき社会人まなんちょ

    モブ目線&語りによる推しカプ描写とかとても好きなので書きました!構想が今年の冬だったのに書き出すまでが長かったんですが、楽しく書いたので少しでも楽しく読んでもらえたら嬉しいです。
    真波くんいるけど名前が一回も出てこなかったなって軽く推敲して気がつきました(そのまま突き進んだ
    とある後輩による尊敬するセンパイの恋愛事情「えっ、宮原センパイって彼氏と同棲してるんですか?」
     タレをまとったつやつやの鳥串を口に含んで問えば、目の前の宮原センパイがきょとりと首をかしげた。
     お洒落なバーとは正反対の赤提灯が目印の居酒屋のテーブル席、常連のおいちゃんとすっかり顔見知りになった女将さんが談笑しているお店は、あたしたちの憩いの場でもあった。
     自分たち含めた酔っ払いの雑多な話し声や、マスターにしかチャンネル権のないテレビがスポーツニュースを大音量で読み上げる中で、あたしの声は周囲の誰の耳にも入らなかっただろう。
    「……そんなに意外かしら」
    「だって、のろけとか聞きませんし。金曜の夜に飲みに誘ったら来てくれてますし」
     色のない爪で枝豆をつまんでくわえれば、センパイの首がまた傾いた。
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    ktgn_pdl

    らくがきタイムアップで推敲してません。未来ねつ造大人なまなんちょ。
    最近創作まるで出来てなかったので30分くらいで冒頭(ファミレスさがすくだりまで)だけ書いてた話完成できないかなと思ったら一時間近くかかりました。
    明日以降読み返してこれを公開しておくのはやばいなって思ったら非公開にして推敲し直そうと思います…。大人になってもまなんちょには青春して欲しいですね。
    終電を逃してからの顛末「……やっぱり間に合わなかったわね」
     スマートフォンで時刻を確認した宮原はそっとため息を漏らした。
     会社の慰労という名目での飲み会、そのときとなりに座った同僚女性が撃沈してしまい、タクシーで送った帰りでのことである。
     女性の家から駅までの往復分はどうにかなったが、さすがに彼女の家最寄駅からそこそこ離れた自宅までタクシー利用は難しい。
     かといって、彼女の家近くは女癖が悪いことで女性社員一同から遠巻きにされている男性社員しかいなかったので、責任感がことさら強い宮原はどうしても放っておけなかったのだ。
     申し訳なさそうに泊まっていってと声をかけてももらったのだけど、出張のため一週間ほど不在だとはいうものの、恋人と同棲中のお部屋に泊まる気概はさすがになかった。
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    ktgn_pdl

    らくがき真波くんは一揉みもしてません!!!!!
    タイムアタックだったので推敲してないので色々だめかもしれない。実質ワンライみたいなものですよろしくお願いします。
    ひっどいタイトルと中身の差がすごいし色々二人の会話を思い出したくて2年時IH決勝のふたりのやり取り読み返してたらどんどん趣旨がそれました!
    高校三年生の付き合ってる時空まなんちょです。
    いいおっぱいの日に乗っかりたかったけど乗れなかった「委員長ー、ねえ、委員長ーー」
     帰宅して宿題をこなし、愛鳥がもう休むので籠に大きめな布をかけてやったタイミングで、外からそんな声が聞こえてきた。
     誰かなんて聞かなくてもわかるけれど、隣家の窓越しに呼ばれているにしては大分近い声に、まさかとカーテンを開けばガラスのすぐ外に幼なじみの姿があった。
    「ちょっと窓から出入りするのやめなさいって前から言ってるじゃない。落ちたらどうすんのよ!」
     からりと引き戸を開けてやれば、全然反省していない笑顔がごめーんと言う。
    「今日がいいおっぱいの日だって聞いたら、委員長に会わなきゃって思って」
    「……?」
     一瞬真波がなにを言っているのかわからなくて、宮原は沈黙する。
     聞き間違いかもしれない。
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    ktgn_pdl

    らくがき2017年1月にあったペダル女子プチの記念アンソロさんに寄稿した
    やつです。
    まなんちょ坂綾今幹(女子からの片想い程度や香る程度の)要素があります。

    女の子のプチオンリーが嬉しくて嬉しくて大喜びで女子たくさん書くぞと意気込んだ記憶があります。
    ペダル十年くらい早めにアニメ化してたらアニメオリジナルで女子回とかやってくれそうだなってふと思いました。
     年が明けて間もない冬休みのある日、両親とともに親戚の家へ挨拶にやってきたもののすぐに大人たちはお酒を飲み交わし騒ぐことに夢中になってしまい、手持ち無沙汰にな宮原はなんとはなしに出かけた散歩の途中ぴたりとその足を止めた。
    「サイクルショップ……」
     木製の看板が可愛らしいそのお店は住宅地の中にあってあまり大きくはないけれど、展示されている自転車は彼女の幼なじみが乗っているものとよく似たデザインだったので。
     思わず覗き込めば自転車乗りと思しき人と、店員さんらしき人が談笑しているようで雰囲気も悪くなかった。
    「……」
     ちょっとだけ、入ってみようかしら。
     心の内で呟いてみる。
     べっ、別に他意はないけど? お年玉もらったばっかりで懐暖かいし? 二学期の終業式に先生からこの調子で行けば進学出来るって言われたからお祝いっていうかご褒美っていうか。
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