ひびき
DONE【ぬいぐるみですが欠損表現あります】ふわダクブレ君初描き🖊
2枚目は差分というか、どうしても写らない部分もちゃんと描いていたので追加しました。
ぷちマスゲント隊長の左手を引き千切ったのは…そういう事です🙂↕️ 2
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DOODLE青目隊長ビッグウェーブにちゃんと乗っかったやつ。闇鍋に見せかけたほのぼの。
青い目を隠すのにサングラスかけてください。
君と見る世界を「おはようございますゲント隊長」
「あぁおはよう」
「…」
「…?なに?」
「いやあの、ここ屋内ですよ?」
「あー、あぁ、そうだな。うっかりしてた…外してくるよ。」
SKaRD CP、とある夏の日の早朝。出勤したゲントを迎えた夜勤のアンリは怪訝な顔をした。指揮所に現れた隊長はサングラスのままだったのだ。目の色素が薄い彼が、私服の時によくサングラスをかけているのは隊員皆が知っている事である。
いつもならロッカールームで隊服に着替えた時に、私服と共にロッカーにしまわれるソレを、何故かそのまま身につけていた。
「指揮所の照明、眩しかったですかね…?」
「そんな言うほどでも無いんちゃうかと思うんですけど…」
奥の机から顔を出した同じく夜勤のヤスノブとそんな事を言いつつ、報告書の続きに戻るアンリであった。
1601「あぁおはよう」
「…」
「…?なに?」
「いやあの、ここ屋内ですよ?」
「あー、あぁ、そうだな。うっかりしてた…外してくるよ。」
SKaRD CP、とある夏の日の早朝。出勤したゲントを迎えた夜勤のアンリは怪訝な顔をした。指揮所に現れた隊長はサングラスのままだったのだ。目の色素が薄い彼が、私服の時によくサングラスをかけているのは隊員皆が知っている事である。
いつもならロッカールームで隊服に着替えた時に、私服と共にロッカーにしまわれるソレを、何故かそのまま身につけていた。
「指揮所の照明、眩しかったですかね…?」
「そんな言うほどでも無いんちゃうかと思うんですけど…」
奥の机から顔を出した同じく夜勤のヤスノブとそんな事を言いつつ、報告書の続きに戻るアンリであった。
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DONE青目隊長ビッグウェーブに乗っかろうとしたら足が滑ってドタバタギャグ回になったやつ。ゲント隊長が3人に増えました。「第1回!SKaRDプレゼンツ、どれが本物の隊長でしょう?間違い探し選手権〜!」
「「わ〜!!!(パチパチパチ))」」
教江野基地、SKaRD CP 。エミの陽気なアナウンスと、ヤスノブ、アンリの賑やかしが響き渡る。指揮所の大机の前、やけくそ気味の彼らの前に、3人の男が並んで座っていた。
黒い髪と精悍な顔立ち、187cmの長身を青い隊服に包んだ男―3人共全く同じ姿である。
「ハイ!ではまず、なぜこうなったかのおさらいをしましょう!」
「おっ、いいですね~」
「おさらいは大事ですね〜」
「つい先程、突然我らがヒルマゲント隊長が、なんと3人に増えました!」
「意味がわからないですね~」
「なんでやねんって感じですね〜」
2431「「わ〜!!!(パチパチパチ))」」
教江野基地、SKaRD CP 。エミの陽気なアナウンスと、ヤスノブ、アンリの賑やかしが響き渡る。指揮所の大机の前、やけくそ気味の彼らの前に、3人の男が並んで座っていた。
黒い髪と精悍な顔立ち、187cmの長身を青い隊服に包んだ男―3人共全く同じ姿である。
「ハイ!ではまず、なぜこうなったかのおさらいをしましょう!」
「おっ、いいですね~」
「おさらいは大事ですね〜」
「つい先程、突然我らがヒルマゲント隊長が、なんと3人に増えました!」
「意味がわからないですね~」
「なんでやねんって感じですね〜」
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DOODLEアークブレーザー世界分岐説を元にしたSKIPと特機団のクロスオーバーSS ホムガー編ホムガー事案を個人的に咀嚼した解釈を彼らに語ってもらいましたが少々グダついたかもしれん。
「なるほどなぁ…ホムガーの爆発は出産、かぁ。本部からの資料に無かったが、これはかなりの重要案件だぞ。」
「命を繋ぐというのは大切だが、人里でやられちゃたまらんよな…。ま、次がいつになるかわからんが、今後防衛隊の監視対象になるだろ。」
なんだかんだで恒例となった特機団長らのSKIP訪問情報交換会、何度目かのその日、SKIP星元市分所でユウマのまとめた資料を手に難しい顔を見合わせたのは、防衛隊特殊機動団長のヒルマゲントと、その副官であるカミオジンだ。
「ホムガーの出産周期ですが、過去のホムガー伝説を徹底的に調べたところ、おそらく数百年のスパンになるかと。」
「数百年!?...なるほどな、道理で防衛隊の記録には無いワケだ。」
2455「命を繋ぐというのは大切だが、人里でやられちゃたまらんよな…。ま、次がいつになるかわからんが、今後防衛隊の監視対象になるだろ。」
なんだかんだで恒例となった特機団長らのSKIP訪問情報交換会、何度目かのその日、SKIP星元市分所でユウマのまとめた資料を手に難しい顔を見合わせたのは、防衛隊特殊機動団長のヒルマゲントと、その副官であるカミオジンだ。
「ホムガーの出産周期ですが、過去のホムガー伝説を徹底的に調べたところ、おそらく数百年のスパンになるかと。」
「数百年!?...なるほどな、道理で防衛隊の記録には無いワケだ。」
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DONEやっと書き終わった…!!!闇オークションに出品されるゲントの幻覚を捏ねすぎて長くなったものです。実際オークションのシーンそんなに長くない…
細かいことは気にしないでください。
闇オークションに出品されるゲントの話 テキスト版第一話
ダンダンッ
『6番のお客様!おめでとうございます!670万ゼーロで競り落とされました!』
ハンマーの音と共に会場に溜息と興奮、歓声が渦巻いた。6番の札を付けた男は満足げな笑みを浮かべて連れの男と握手を交わしている。
『お次は今回のオークションの目玉が登場です!一体どなたが手に入れられるのか…ご覧ください!』
ステージ裾でマイクを握る奇妙な仮面の男が声を張り上げる。暗い会場の奥、客たちが見つめる先。照明の落とされたステージの上で、ガシャンッという音と共に、スポットライトが商品を照らす。
そこに居たのは、1人の大柄な男だった。
頭部を覆う袋と大袈裟な首輪、奇妙な金属でできた複雑な拘束具。警備員に抑えられ、ステージに膝を付くその男を、客達が身を乗り出して眺める。
9785ダンダンッ
『6番のお客様!おめでとうございます!670万ゼーロで競り落とされました!』
ハンマーの音と共に会場に溜息と興奮、歓声が渦巻いた。6番の札を付けた男は満足げな笑みを浮かべて連れの男と握手を交わしている。
『お次は今回のオークションの目玉が登場です!一体どなたが手に入れられるのか…ご覧ください!』
ステージ裾でマイクを握る奇妙な仮面の男が声を張り上げる。暗い会場の奥、客たちが見つめる先。照明の落とされたステージの上で、ガシャンッという音と共に、スポットライトが商品を照らす。
そこに居たのは、1人の大柄な男だった。
頭部を覆う袋と大袈裟な首輪、奇妙な金属でできた複雑な拘束具。警備員に抑えられ、ステージに膝を付くその男を、客達が身を乗り出して眺める。
ひびき
DONE【愛知ザラお渡しイラスト】ご挨拶させて頂きありがとうございました!
今回のために仕上げたイラスト公開します。
こちらの裏側にサインと短いメッセージを入れさせて頂きました😊
またお会いできる機会がありましたら、よろしくお願いします🙇♀
今回お渡ししたものはネットプリントに登録していますが、エンカお渡しイラストは無光沢紙を使用しており見分けがつきます。
ひびき
DONE愛知ザラ エンカお渡しイラストが完成しました👏画像はイラストの一部で、これを使った加工画像となります。先着11名様です🙇♀
オマケでブレーザーのショー写真もお付けしますが11枚ないです…🙏早い者勝ちになりますが、お許しください🙇♀
ひびき
DOODLEゲント隊長とブレーザーの間にクソデカ矢印がお互いに向いてて、その上相手の気持ちがちゃんとわかってないからお互いに気づいてないのが非常に好きなんです…。色んなコンビを見てきて色んなコンビを好きになってきたけど、こんなコンビもいいですね…………S24243114_0102
MOURNINGIF世界、ブレーザーとおそろいだねって顔に傷つくって笑うゲントの話。完全にIFなのでワンクッション。
隊員達にはマンバレしてる。
すいません癖詰めたかっただけですうまく出力でけんかった。 2
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DOODLETwitterと支部には上げてたけど、こっちにも保管庫として置いておきます。ブレーザー世界の防衛隊、とあるモブ隊員の会話
ウルトラマンの正体を薄々感づいてしまうモブたちのお話
そりゃ重要な作戦行動中なんだし、通信記録はどこかに残されてると思う。しっかり見たら、気付くはず。
ウルトラマン現出時に限って通信に居ない隊員が一人いることに。
ウルトラマンブレーザー本編及び劇場版後のお話です。
ある日の防衛隊、休憩時間の仮眠室「最近さ、俺思うんだ。ブレーザーって普段どこで何してるんだろうって。」
「いきなり何?」
「だって、怪獣現出時だけだろあいつが観測されてるのって。」
「そりゃぁ宇宙人だし?宇宙にでもいるんだろうよ」
「俺はレーダー観測員だ。探してたよしょっちゅう。でも地球付近の宇宙域をどれだけ探しても居ないんだ。」
「あー、確かに。いつも飛び去る時に大気圏出るかでないかの辺でレーダーロストするなぁ」
「だろ?普通はあの巨体を見失うなんてあり得ないんだよ。」
「飛び去るフリをして実は地上に潜伏してる…とか?」
「50mの巨人が?いやそれは無いだろ、絶対誰か気付くって。」
「…小さく…なれるとか」
「お前さぁ、質量保存の法則って知ってる?」
4445「いきなり何?」
「だって、怪獣現出時だけだろあいつが観測されてるのって。」
「そりゃぁ宇宙人だし?宇宙にでもいるんだろうよ」
「俺はレーダー観測員だ。探してたよしょっちゅう。でも地球付近の宇宙域をどれだけ探しても居ないんだ。」
「あー、確かに。いつも飛び去る時に大気圏出るかでないかの辺でレーダーロストするなぁ」
「だろ?普通はあの巨体を見失うなんてあり得ないんだよ。」
「飛び去るフリをして実は地上に潜伏してる…とか?」
「50mの巨人が?いやそれは無いだろ、絶対誰か気付くって。」
「…小さく…なれるとか」
「お前さぁ、質量保存の法則って知ってる?」
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DOODLEゲントが窮地に陥った時、ブレーザーさんが彼の身体を借りて助けてくれた話ほぼほぼ捏造。
細かい事は気にしないでください。
Xでアンケート取った結果及び書いた人が生身スパイラルバレードに固執しているせいで哀れにも文字通り木っ端微塵に焼かれた宇宙人さんですが、基本ノーモチーフです。円谷作品にたまにいるなんか飄々とした感じの異星人的なやつだと思います。
蒼と炎[クソッ何なんだあの人間!なんで動けるんだよ!]
薄暗いビルの間、彼は今大いに焦っていた。簡単な仕事のはずだったのだ。この星には同業者はほとんど進出していないと聞いていたし、いわゆる防衛隊もさほどの規模ではないと。だがしかし、どうして気づかれたのだろうか、いつの間にやら複数の尾行者がついてきていた。
何とか振り切ろうと慣れない街を走り回り、大半の追っ手を撒いたはずだった。ただ一人、執拗に追ってくるその男に気づいたのは、日が傾き辺りを薄闇が覆い始めた頃だった。捕まると後々面倒だ、一人だけなら何とか対処できるか、そう考えた彼は追っ手を誘い込むことにした。手持ちの端末で周囲をスキャンし、人気のない場所へ向かう。喧騒から離れた路地裏、端末のジャミング機能が十分に働いていることをを確認した彼は、追っ手の方に向き直った。
4208薄暗いビルの間、彼は今大いに焦っていた。簡単な仕事のはずだったのだ。この星には同業者はほとんど進出していないと聞いていたし、いわゆる防衛隊もさほどの規模ではないと。だがしかし、どうして気づかれたのだろうか、いつの間にやら複数の尾行者がついてきていた。
何とか振り切ろうと慣れない街を走り回り、大半の追っ手を撒いたはずだった。ただ一人、執拗に追ってくるその男に気づいたのは、日が傾き辺りを薄闇が覆い始めた頃だった。捕まると後々面倒だ、一人だけなら何とか対処できるか、そう考えた彼は追っ手を誘い込むことにした。手持ちの端末で周囲をスキャンし、人気のない場所へ向かう。喧騒から離れた路地裏、端末のジャミング機能が十分に働いていることをを確認した彼は、追っ手の方に向き直った。
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DOODLE石川のゲント隊長が、T3サミットの時のカンペをポッケに入れっぱなしだったという話を聞いて。ポケットに入れっぱなしで洗濯すると時々取り返しのつかないことになるよね。ガタガタガタガタ!!!!
洗濯機から聞こえてきた異音に、ヒルマゲントは飛び上がった。妻の妊娠をきっかけに休暇を取ることが増えた最近、家にいる間はゲントが家事の大半を担っていた。息子のジュンが学校へ行き、妻のサトコが通いの産婦人科へ出かけたそんな静かな平日の午前中。溜まった洗濯物を洗濯機に投げ込み、洗剤と柔軟剤をセットしてスイッチを入れた数分後、順調に洗い物をこなしていた洗濯機が聞いたこともない音を上げ始めた。
「おいおい、今壊れるのは困るぞ…」
部屋を出る時に慌ててぶつけた頭を押さえながら、ガタガタゴトゴトと鳴り続ける洗濯機を恐る恐る覗き込もうとしたゲントはふと、とあることを思い出した。そういえば、今日の洗濯物には自分のズボンが入っている。デニムで厚手のそれは、もう色落ちはしないだろうとまとめて洗うようになって久しい。そして。
1035洗濯機から聞こえてきた異音に、ヒルマゲントは飛び上がった。妻の妊娠をきっかけに休暇を取ることが増えた最近、家にいる間はゲントが家事の大半を担っていた。息子のジュンが学校へ行き、妻のサトコが通いの産婦人科へ出かけたそんな静かな平日の午前中。溜まった洗濯物を洗濯機に投げ込み、洗剤と柔軟剤をセットしてスイッチを入れた数分後、順調に洗い物をこなしていた洗濯機が聞いたこともない音を上げ始めた。
「おいおい、今壊れるのは困るぞ…」
部屋を出る時に慌ててぶつけた頭を押さえながら、ガタガタゴトゴトと鳴り続ける洗濯機を恐る恐る覗き込もうとしたゲントはふと、とあることを思い出した。そういえば、今日の洗濯物には自分のズボンが入っている。デニムで厚手のそれは、もう色落ちはしないだろうとまとめて洗うようになって久しい。そして。
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DOODLEゲント隊長とご飯食べたいブレーザーのお話。ゲントに擬態するブレーザーが書きたかったのと、サングラスかけて欲しかっただけですん…。
細かい事は気にしないでください。
教江野基地、夜。ヒルマゲントは頭を抱えていた。
「いや…ちょっとこれは無理がある…どうするんだよ…」
眉間にシワを寄せて呻く彼を不思議そうに覗き込んだ悩みの原因は、透き通るような蒼い瞳をしていた。
黒い髪、大柄な体躯、浅葱色の上下。瞳の色以外のすべてがゲントと全く同じ姿をしたそいつは、つい先程まで蒼い石の状態でゲントのポケットに収まっていた。
「ブレーザー…どうしてもその姿じゃないとダメか…?」
蒼い目のゲントが、本人は絶対にしないであろう勢いで首を縦に振る。
「行くとしたら、今日なのか…?」
激しく首を縦に振る。思いっきり肯定を示されてゲントはますます頭を抱えた。
事の発端はおそらく数日前。SKaRDの面々で焼き肉を食べに行った時である。人間の食事に興味津々のブレーザーは散々ゲントの脚を焦がし、遂には表に出てこようとまでした。帰り道にストーンに苦情を述べたのだが、物言わぬ蒼い石は無機質に沈黙していたのである。
2164「いや…ちょっとこれは無理がある…どうするんだよ…」
眉間にシワを寄せて呻く彼を不思議そうに覗き込んだ悩みの原因は、透き通るような蒼い瞳をしていた。
黒い髪、大柄な体躯、浅葱色の上下。瞳の色以外のすべてがゲントと全く同じ姿をしたそいつは、つい先程まで蒼い石の状態でゲントのポケットに収まっていた。
「ブレーザー…どうしてもその姿じゃないとダメか…?」
蒼い目のゲントが、本人は絶対にしないであろう勢いで首を縦に振る。
「行くとしたら、今日なのか…?」
激しく首を縦に振る。思いっきり肯定を示されてゲントはますます頭を抱えた。
事の発端はおそらく数日前。SKaRDの面々で焼き肉を食べに行った時である。人間の食事に興味津々のブレーザーは散々ゲントの脚を焦がし、遂には表に出てこようとまでした。帰り道にストーンに苦情を述べたのだが、物言わぬ蒼い石は無機質に沈黙していたのである。
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DOODLEさすがにさぁ、テルアキさんは薄々感づいてると思うんだよね。SKaRD、ロッカールーム「ゲント隊長。ブレーザー、どうお思いですか。」
SKaRDCP、ロッカールーム。
休憩時間を過ごしにやって来たゲントの背中に声がかかった。
「いきなりどうしたの。」
いつもの真剣な表情を向けてくる優秀な副官に、静かに向き直る。
「以前、あなたは仰いました。今はまだ、様子見だと。
近頃は―仲間だと、そう仰いますね。」
一言一言、噛み締める様に言う。
「あぁ。仲間だよ。何度も助けてくれた。
テルアキもそう思ってると思うんだけど、違う?」
「違いません。私も彼のことを仲間だと思っています。
隊員たちや、アースガロンと同じ、SKaRDを支え共に戦う仲間だと思っています。」
いつになく慎重に言葉を紡ぐ副官を、明るい茶色の瞳が見つめている。
1181SKaRDCP、ロッカールーム。
休憩時間を過ごしにやって来たゲントの背中に声がかかった。
「いきなりどうしたの。」
いつもの真剣な表情を向けてくる優秀な副官に、静かに向き直る。
「以前、あなたは仰いました。今はまだ、様子見だと。
近頃は―仲間だと、そう仰いますね。」
一言一言、噛み締める様に言う。
「あぁ。仲間だよ。何度も助けてくれた。
テルアキもそう思ってると思うんだけど、違う?」
「違いません。私も彼のことを仲間だと思っています。
隊員たちや、アースガロンと同じ、SKaRDを支え共に戦う仲間だと思っています。」
いつになく慎重に言葉を紡ぐ副官を、明るい茶色の瞳が見つめている。
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TRAINING遥かな未来でゲントを想うブレーザーさんのお話(再掲)緩めの死ネタ注意
捏造注意
星は遥か 眩い光と共に銀色の巨人の姿は消え、一人の男が現れた。宇宙に浮かぶ小惑星のゴツゴツとした表面に立ち、男はズキズキと痛む左腕を見つめる。久しぶりの激しい戦闘だった。あちこちの小さな傷口から青白い結晶体が覗いている。まだほのかに熱を宿した左手には、ボロボロのブレスレットと指輪が光っている――
先程までは本当に光り輝いていた。これらを贈ってくれた、大切な人達を思い浮かべて男は深く息を吐いた。
黒い髪に浅葱色の上下、ツバ付きのキャップ。彼は今、かつての相棒の姿をしている。この姿を好んで取るようになってもうどのくらい経ったのだろうか。弱く小さい人の姿なんて彼には必要無いのだが、どうにもこの姿が落ち着く。あるいはこの顔を、この手を、この身体を忘れたくないのかもしれない。初めて出会った時、初めて触れた相棒の手の形が、今は自分の手になっている。
1293先程までは本当に光り輝いていた。これらを贈ってくれた、大切な人達を思い浮かべて男は深く息を吐いた。
黒い髪に浅葱色の上下、ツバ付きのキャップ。彼は今、かつての相棒の姿をしている。この姿を好んで取るようになってもうどのくらい経ったのだろうか。弱く小さい人の姿なんて彼には必要無いのだが、どうにもこの姿が落ち着く。あるいはこの顔を、この手を、この身体を忘れたくないのかもしれない。初めて出会った時、初めて触れた相棒の手の形が、今は自分の手になっている。