ヨワネ
过去的▼過去作品▼短いです
▼虎杖から質問をされ、過去の思い出を引っ張り出してくる七海。楽しい思い出かと思いきや、浮かぶのはニヤニヤした五条の顔ばかり。あれ、私の記憶、五条さんばっかり……
〜まだ根に持っている七海〜 「記憶を消すアプリ?」
最近噂になってるんよ!と、虎杖から聞く七海。それ絶対呪霊関係だよなと察する。だってこうして虎杖を通して自分に言ってきたもん五条の奴。
「なんか消したい記憶ってある?」
「そうですね」
ほわんと浮かんでくる懐かしい記憶。
五条に先輩ヅラされたり。パシリにされたり。強制的に遊びに参加させられたり……。
あれ?もっとこう楽しい思い出が出てくると思ったらそうでもなかったと気づく七海。
顔、スンッ。
「できるなら、今浮かんだ記憶全て」
「えっ!?全部!?」
七海の闇を少し見た虎杖。
あはは〜!と脳内にいるアホ面の五条にイラッとする七海。とばっちりを受けた五条。
325最近噂になってるんよ!と、虎杖から聞く七海。それ絶対呪霊関係だよなと察する。だってこうして虎杖を通して自分に言ってきたもん五条の奴。
「なんか消したい記憶ってある?」
「そうですね」
ほわんと浮かんでくる懐かしい記憶。
五条に先輩ヅラされたり。パシリにされたり。強制的に遊びに参加させられたり……。
あれ?もっとこう楽しい思い出が出てくると思ったらそうでもなかったと気づく七海。
顔、スンッ。
「できるなら、今浮かんだ記憶全て」
「えっ!?全部!?」
七海の闇を少し見た虎杖。
あはは〜!と脳内にいるアホ面の五条にイラッとする七海。とばっちりを受けた五条。
conchinco57
进步『灰原という思い出をふと噛み締める大人四人による「さしすゆけ」の話』七海を軸に、五条、夏油、家入、七海の四人を通じて灰原を綴る話。ゆっくり書き進めます。
【ハイバラユウの事】(さしすゆけ)【ハイバラユウのこと】
「灰原っていたじゃん」
突然出された名前。
七海建人は呪術界の復職手続き的なものにペンを走らせていたが、その動きをピタリと止めた。そして、暫しの沈黙を含んでから口を開く。
「いましたよ」
低く静かで、それでいて凛とした答えが、談話室に灯る。
八頭身どころではないでかい図体に必死に耐えていた椅子がキイと鳴り、問いかけの主である五条悟は七海が出戻りの手土産として持ってきた大福を三個平らげ、まだ足りないと包みに手を伸ばす。七海はそれを承知のうえで、手土産を二つ用意していた。一度疎遠になったというのに此処での彼ら個々の癖を覚えているなんて、と高専の門を潜りながら苦笑いしたのはつい数時間前。灰原が居れば、有名なおにぎり屋の詰め合わせなんかも用意しただろうし、日本酒も勿論用意している。
1807「灰原っていたじゃん」
突然出された名前。
七海建人は呪術界の復職手続き的なものにペンを走らせていたが、その動きをピタリと止めた。そして、暫しの沈黙を含んでから口を開く。
「いましたよ」
低く静かで、それでいて凛とした答えが、談話室に灯る。
八頭身どころではないでかい図体に必死に耐えていた椅子がキイと鳴り、問いかけの主である五条悟は七海が出戻りの手土産として持ってきた大福を三個平らげ、まだ足りないと包みに手を伸ばす。七海はそれを承知のうえで、手土産を二つ用意していた。一度疎遠になったというのに此処での彼ら個々の癖を覚えているなんて、と高専の門を潜りながら苦笑いしたのはつい数時間前。灰原が居れば、有名なおにぎり屋の詰め合わせなんかも用意しただろうし、日本酒も勿論用意している。
うすきみ
完毕勘違いしちゃうちょっとへっぽこ七海と七海の声から恋に落ちた年上夢主のお話勘違いでも愛してる「このキャラクター、お好きなんですか?」
新人の男の子に声を掛けられ、頷いて返すと彼は「僕もです」と笑った。その声に、数年前に居なくなった彼を思い出した。
営業部に、新人ながら敏腕だと噂の男性がいた。女性社員の噂だと、金髪で長身、整った顔立ちで歳の割には随分と礼儀正しい人らしかった。若い子達は、彼を見かけただとか、声を掛けただとか、いつも彼の話題で持ち切りだった。私も興味が無い訳では無かったが、大卒の新人だと私より年下になるし、正直色恋には疲れていた時期だったし、そこまで関わりたい訳でも無かった。
そんなある日。
「この書類はこちらでよろしいですか?」
随分と良い声に声をかけられた。こんな声の人いたかな、と思いつつも、書類を確認し「大丈夫ですよ」と答えながらそちらを見上げると、そこには噂の金髪長身の美青年が立っていた。
3562新人の男の子に声を掛けられ、頷いて返すと彼は「僕もです」と笑った。その声に、数年前に居なくなった彼を思い出した。
営業部に、新人ながら敏腕だと噂の男性がいた。女性社員の噂だと、金髪で長身、整った顔立ちで歳の割には随分と礼儀正しい人らしかった。若い子達は、彼を見かけただとか、声を掛けただとか、いつも彼の話題で持ち切りだった。私も興味が無い訳では無かったが、大卒の新人だと私より年下になるし、正直色恋には疲れていた時期だったし、そこまで関わりたい訳でも無かった。
そんなある日。
「この書類はこちらでよろしいですか?」
随分と良い声に声をかけられた。こんな声の人いたかな、と思いつつも、書類を確認し「大丈夫ですよ」と答えながらそちらを見上げると、そこには噂の金髪長身の美青年が立っていた。
rai
菜单10月27日東京ビックサイトCOMIC CITY SPARK 19
妖言34 西ホール ギ17b
呪術廻戦オールキャラグッズです!
スペースにお越し頂いた方へお名刺をお配り致します!
当日はよろしくお願い致します! 12
Haniwa
完毕✨🥖🕺「はいよろこんで」🕺🍙✨YT: https://www.youtube.com/watch?v=1K3WDpgbKsI
TWT: https://x.com/HaniwaBun/status/1825095474044629069
wsst_nvl
完毕ななめ5度から恋してる、開催おめでとうございます!新作展示の一目惚れ七→五です。既刊「モラトリアムで手を繋ぐ」の前日譚ですが、単体でも読めます。
パスワードはイベントページでご確認ください。 6287
acusu1979
完毕あげ忘れてました…お腐れ作品です。ご注意ください
CPビト七
酒 初めは学長の頼みで出席しただけだった。都内でも老舗の料亭で高専関係者の飲み会に連れ出された七海。置物宜しく目の前のお膳を黙って口にし、時間いっぱい居座る。あえて酒は口にせず酒に溺れた者たちを見て見ぬふりをしていた。そんな時である。
「七海一級呪術師」
徳利とお猪口を持って禪院直毘人が前を挟んで目の前に座った。
「禪院特別一級呪術師」
「やめやめ、禪院には一級呪術師はいくらでもおるわ。直毘人でよい」
「では、直毘人さん。どうされました」
「ん」
差し出されたお猪口を受け取ると断る暇もなく酒が注がれていく。
「お前も連れてこられたクチだろう?俺もだ。さっきからつまらん会話しかせん。呑まずにやってられるか…なぁ?」
4959「七海一級呪術師」
徳利とお猪口を持って禪院直毘人が前を挟んで目の前に座った。
「禪院特別一級呪術師」
「やめやめ、禪院には一級呪術師はいくらでもおるわ。直毘人でよい」
「では、直毘人さん。どうされました」
「ん」
差し出されたお猪口を受け取ると断る暇もなく酒が注がれていく。
「お前も連れてこられたクチだろう?俺もだ。さっきからつまらん会話しかせん。呑まずにやってられるか…なぁ?」
うすきみ
完毕同期夢主×七海ある日の待機室での会話
五分あったら「七海ぃ」
「はい」
「五分あったら何ができるかな?」
「何です急に」
「いや、このカップ麺が五分だったから何となく」
「はぁ……」
昼時を過ぎた待機室。昼食を食べ損ねた○○が買い置きのカップ麺の出来上がりを待っている。彼女の座るソファの向かいで待機をしていた七海は、彼女のどうでも良い会話に付き合わされる事となった。
「五分あったら……低級呪霊なら結構倒せるかな?」
「そうですね」
「黒閃出せるかな?」
「それは無理かと」
「後は……七海、何かある?」
「そうですね……」
そう言った七海は、徐ろに立ち上がると彼女の隣に座る。彼女は急に移動してきた七海に首を傾げた。
「ん?」
「貴女を口説ける」
「は?」
七海の大きな両手が彼女の頬を包む。
896「はい」
「五分あったら何ができるかな?」
「何です急に」
「いや、このカップ麺が五分だったから何となく」
「はぁ……」
昼時を過ぎた待機室。昼食を食べ損ねた○○が買い置きのカップ麺の出来上がりを待っている。彼女の座るソファの向かいで待機をしていた七海は、彼女のどうでも良い会話に付き合わされる事となった。
「五分あったら……低級呪霊なら結構倒せるかな?」
「そうですね」
「黒閃出せるかな?」
「それは無理かと」
「後は……七海、何かある?」
「そうですね……」
そう言った七海は、徐ろに立ち上がると彼女の隣に座る。彼女は急に移動してきた七海に首を傾げた。
「ん?」
「貴女を口説ける」
「は?」
七海の大きな両手が彼女の頬を包む。
wsst_nvl
过去的12/17「オトナなご両人」で頒布した無配です。七と五が筋トレの話をしてるだけ。七+五、カプ要素はありませんが見出していただいても構いません。
パスワードはwebオンリー「75afterpartyⅢ」にて公開。 4015
exc_1219(えー)
过去的ジュソ堕ち3で一日だけ限定公開した「地の底から(前編+もう少し)」です。二人の再会+七海が呪詛師となった経緯、五条のとんでも提案まで。地の底から:ある日七海建人は高専に戻らず、先輩の五条悟によって死亡認定される。夏油傑の百鬼夜行後、七海の残穢が術師殺害現場で発見され、それを知った五条は──呪詛師に堕ちた七海建人と、呪術師五条悟の救済の物語。
パスワード削除しました! 57826
うすきみ
完毕呪詛師七海に囚われる夢主のお話頭おかしい七海しかいません
貴女のことばかり頭の痛さに目が覚めると、そこは見知らぬ天井だった。
「昨日……どうしたっけ……」
昨夜の事を思い出そうとするが、記憶が曖昧だ、というか覚えていない。最期の記憶は、高専から自宅に送って貰って、家の前に着いた所までだ。とりあえず状況を把握しようと左手を上げると、ジャラッという金属音と手首に重みを感じた。そちらを振り向くと、ベッドから繋がる鎖に繋がれた皮のベルトに拘束された自分の手。
「…………は?」
反対を振り向くと、右手も同じ物で拘束されている。長さがあるので動けるが、ベッドから降りる事は不可能だ。自分にかかるシーツを捲ると、足には枷は付いていなかった。しかし、何故か着ているものが変わっている。家の前で途切れている私の記憶。そのままならば、本来は任務の時に着ている服を着ているはずなのに、今私は高級そうなバスローブを着ている。胸元を少し捲ると、高級そうなベビードール。え、誰が着替えさせたの?てか、どうなってるの?
2117「昨日……どうしたっけ……」
昨夜の事を思い出そうとするが、記憶が曖昧だ、というか覚えていない。最期の記憶は、高専から自宅に送って貰って、家の前に着いた所までだ。とりあえず状況を把握しようと左手を上げると、ジャラッという金属音と手首に重みを感じた。そちらを振り向くと、ベッドから繋がる鎖に繋がれた皮のベルトに拘束された自分の手。
「…………は?」
反対を振り向くと、右手も同じ物で拘束されている。長さがあるので動けるが、ベッドから降りる事は不可能だ。自分にかかるシーツを捲ると、足には枷は付いていなかった。しかし、何故か着ているものが変わっている。家の前で途切れている私の記憶。そのままならば、本来は任務の時に着ている服を着ているはずなのに、今私は高級そうなバスローブを着ている。胸元を少し捲ると、高級そうなベビードール。え、誰が着替えさせたの?てか、どうなってるの?
さわら茶渡
供养大宴会の産物の延長上えっくすに置けなかったので供養
日車草→七 の日車草+蜜蜂篤+七(人間)
謎時空
何でも許せる方向け。何でも許せる方向け!!!
描写は無いけど一応パス18↑?Yes or No 4
うすきみ
完毕眼鏡をかけ始めた後輩夢主と見惚れちゃう七海のお話SpecialThanks! 蒼月様
見惚れてました「それ、どうしたんですか?」
次の任務の為に待機室で待っていると、同行する予定だった七海さんがやって来て、開口一番にそう言った。
「それ、とは?」
「眼鏡ですよ」
私が聞くと、彼は私を見つめたまま言う。
「あぁ。これですか。先日の健康診断で引っかかりまして。確かに見えづらいなとは思っていたので、昨日の休みに買ってきました」
「……そうですか」
そう言いながら、七海さんはサングラスをカチャリと直す。そんなに変だったかな?
「変ですか?」
私が聞くと、彼は「いえ」と一言だけ言い、待機室を出ていく。私は不思議に思いつつも読んでいた本をしまって、彼の後に続いた。
七海さんは私の二つ上の先輩で、学生時代は余り接点は無かった。私が卒業して呪術師として任務にあたるようになってからも、相性のせいか余りアサインされることも無かった。だがここ数年、私が一級に上がってから特級任務や潜入任務などでアサインされる事が増え、食事に誘われたりする事も増えた気がする。高専でも人気御三家だし(残りは言わずもがな五条さんと夏油さんだ)大人で素敵だと思うけど、いまいち掴みきれないところがあって(表情変わらないし)私的にはあくまで『先輩』だ。
3324次の任務の為に待機室で待っていると、同行する予定だった七海さんがやって来て、開口一番にそう言った。
「それ、とは?」
「眼鏡ですよ」
私が聞くと、彼は私を見つめたまま言う。
「あぁ。これですか。先日の健康診断で引っかかりまして。確かに見えづらいなとは思っていたので、昨日の休みに買ってきました」
「……そうですか」
そう言いながら、七海さんはサングラスをカチャリと直す。そんなに変だったかな?
「変ですか?」
私が聞くと、彼は「いえ」と一言だけ言い、待機室を出ていく。私は不思議に思いつつも読んでいた本をしまって、彼の後に続いた。
七海さんは私の二つ上の先輩で、学生時代は余り接点は無かった。私が卒業して呪術師として任務にあたるようになってからも、相性のせいか余りアサインされることも無かった。だがここ数年、私が一級に上がってから特級任務や潜入任務などでアサインされる事が増え、食事に誘われたりする事も増えた気がする。高専でも人気御三家だし(残りは言わずもがな五条さんと夏油さんだ)大人で素敵だと思うけど、いまいち掴みきれないところがあって(表情変わらないし)私的にはあくまで『先輩』だ。
うすきみ
完毕学生夢主×大人七海歳の差両片想いの二人が付き合う迄のお話
まだ有効ですか?「な、七海さん!好きです!」
「……ありがとうございます」
私の人生最大の決死の告白は、呆気なくスルーされて終わった。
皆より遅れて高専に入学した私の遅れを取り戻すべく、マンツーマンで訓練や授業を教えてくれたのが七海さんだった。厳しくも優しくもある彼の教えはとても分かりやすく、呪術師としてだけではなく、人としても尊敬できる人で、子供の私の尊敬が恋に変わるのなんてあっという間だった。
二年になって私の等級が二級に上がり、少しだけ自信が付いたから、思い切って告白してみようと思った。きっと真面目な七海さんの事だから、学生の私と付き合うなんてことは無いとは思うけど、それでも伝えたかった。そして、その結果が冒頭の返事だ。
4092「……ありがとうございます」
私の人生最大の決死の告白は、呆気なくスルーされて終わった。
皆より遅れて高専に入学した私の遅れを取り戻すべく、マンツーマンで訓練や授業を教えてくれたのが七海さんだった。厳しくも優しくもある彼の教えはとても分かりやすく、呪術師としてだけではなく、人としても尊敬できる人で、子供の私の尊敬が恋に変わるのなんてあっという間だった。
二年になって私の等級が二級に上がり、少しだけ自信が付いたから、思い切って告白してみようと思った。きっと真面目な七海さんの事だから、学生の私と付き合うなんてことは無いとは思うけど、それでも伝えたかった。そして、その結果が冒頭の返事だ。