にす天にゃんた
DOODLE友人が作ってくれたイメレスを推しCP三連星でさせて頂きました。雑伊・竹くく・土井利です。
一応SKBって付くし…と思ってぽいぴくへ。
全然SKBの合図じゃない直球火の玉ストレートばかりに…
kazura1212
DONEカズラの土利で【始まりからやり直そう。】をお題に書いてみてください。待ちわびる 十二の時、突然兄ができた。最初は距離を置いていたが、兄と慕い、いつの間にか恋をしていた。
この人は私を弟としか見ていない。きっと恋人にはなれないだろう。それならせめて……と思い、父と共にこの家を出ると聞かされた夜に「私に房中術を教えてください」と口にしてしまった。
私の気持ちに気付いたのか、それからしばらくこの家に帰ってくることはなかった。今となっては、何故あんなことを口走ってしまったのだろうと後悔している。
だから、始めからやり直すのだ。今度は自分の気持ちを伝える。
だから早く帰ってきて、お兄ちゃん。
259この人は私を弟としか見ていない。きっと恋人にはなれないだろう。それならせめて……と思い、父と共にこの家を出ると聞かされた夜に「私に房中術を教えてください」と口にしてしまった。
私の気持ちに気付いたのか、それからしばらくこの家に帰ってくることはなかった。今となっては、何故あんなことを口走ってしまったのだろうと後悔している。
だから、始めからやり直すのだ。今度は自分の気持ちを伝える。
だから早く帰ってきて、お兄ちゃん。
tomisublow
DONE忍術学園で教師になってから少し経って帰省する話です。利土井/土井利 どちらとも読めます。
金継ぎの茶碗半助はこの時はまだ、自分の住処を持っていなかったとき。忍術学園の教師になってから忙しく、なかなか山田家に帰ることができなかったが、何とか時間を作り伝蔵を説得して一緒に山田家に帰省することができた。
奥様が喜んで迎え入れてくれる。その瞬間、伝蔵の顔つきが一気に柔らかくなり、その二人の雰囲気が半助はとても好きだった。「山田先生、もっと家に帰られたらいいのに」と、半助は心の中でささやいた。
少し早めの夕げの時。囲炉裏を囲んで近況を語り合う。この氷ノ山のふもとあたりも集落が増えてきたようだ。それでも、この山奥ののどかな空気は変わらず、安心した。ここはずっと変わらないでいてほしい。そんな思いを抱きながら、奥様の料理に舌鼓を打つ。奥様から差し出された茶碗が懐かしく感じる。それは、自分がずっと使っていた茶碗だった。
3037奥様が喜んで迎え入れてくれる。その瞬間、伝蔵の顔つきが一気に柔らかくなり、その二人の雰囲気が半助はとても好きだった。「山田先生、もっと家に帰られたらいいのに」と、半助は心の中でささやいた。
少し早めの夕げの時。囲炉裏を囲んで近況を語り合う。この氷ノ山のふもとあたりも集落が増えてきたようだ。それでも、この山奥ののどかな空気は変わらず、安心した。ここはずっと変わらないでいてほしい。そんな思いを抱きながら、奥様の料理に舌鼓を打つ。奥様から差し出された茶碗が懐かしく感じる。それは、自分がずっと使っていた茶碗だった。
kazura1212
DONE貴方はカズラの土利で『言ったもの勝ち』をお題にして140文字SSを書いてください。のお題で描きました。
言ったもん勝ち?「私とお付き合いしてくれるなら、ランチの練り物全部食べてあげますよ」
「ほんと?じゃあ付き合おうか」
「は?」
この人は何を言っているんだろう。
半助さんに好きだと告げたのは、私がプロの忍者として働く少し前のことだ。結果は玉砕。もちろんいい返事がもらえるなんて思っていなかったし、それでよかったと今も思っている。
時々冗談混じりのような告白を繰り返しては受け流され、今後もこの関係は変わらないと決めつけていた。それなのに、何故貴方が壊すんですか。
「気付いてなかったと思うけど、私も利吉くんが好きだったんだよ。初めて好きって言われた時とても嬉しかったけど、利吉くんは本気で付き合いたいと思って告白してきたわけじゃないだろ。だからずっと待ってたんだけど、いつまで経っても本気で伝えてくれないから、私から言うことにしたんだ。好きだよ、利吉くん。私と付き合ってくれるよね」
565「ほんと?じゃあ付き合おうか」
「は?」
この人は何を言っているんだろう。
半助さんに好きだと告げたのは、私がプロの忍者として働く少し前のことだ。結果は玉砕。もちろんいい返事がもらえるなんて思っていなかったし、それでよかったと今も思っている。
時々冗談混じりのような告白を繰り返しては受け流され、今後もこの関係は変わらないと決めつけていた。それなのに、何故貴方が壊すんですか。
「気付いてなかったと思うけど、私も利吉くんが好きだったんだよ。初めて好きって言われた時とても嬉しかったけど、利吉くんは本気で付き合いたいと思って告白してきたわけじゃないだろ。だからずっと待ってたんだけど、いつまで経っても本気で伝えてくれないから、私から言うことにしたんだ。好きだよ、利吉くん。私と付き合ってくれるよね」
kan_drd
DONE【土井利】いつか土井利になる、土井←利
まだ銭の方が大事なきり丸が、知らない感情を利吉にみるお話。
青天に紅潮 折からの長雨がようやく止み、雲ひとつない青空が広がっている。戸を開けば心地よい風が抜けてゆき、閉めきってよどんだ空気もさらっていってくれるようだった。
やるべきことはいくらでもある、次にいつ晴れるかわからないのだから、この貴重な日を無駄にするわけにはいかない。そんなわけで、長屋の住人たちが忙しく働きまわる間を、同じようにちょろちょろと動きまわる影がひとつ。
「土井先生、洗濯はぼくがやっておきますから。先生は子守り、お願いしまぁす!」
「きり丸、お前は一体いくつかけもちしてるんだ」
「どうせうちのこともやるんだから、ついでに儲かるならいいじゃないですかぁ」
「そういう問題じゃない!」
背中に乳飲み子を背負い、どう見繕っても二人分ではすまない洗濯物を抱えながら、きり丸の目は銭の形のまま戻ることはなかった。
3175やるべきことはいくらでもある、次にいつ晴れるかわからないのだから、この貴重な日を無駄にするわけにはいかない。そんなわけで、長屋の住人たちが忙しく働きまわる間を、同じようにちょろちょろと動きまわる影がひとつ。
「土井先生、洗濯はぼくがやっておきますから。先生は子守り、お願いしまぁす!」
「きり丸、お前は一体いくつかけもちしてるんだ」
「どうせうちのこともやるんだから、ついでに儲かるならいいじゃないですかぁ」
「そういう問題じゃない!」
背中に乳飲み子を背負い、どう見繕っても二人分ではすまない洗濯物を抱えながら、きり丸の目は銭の形のまま戻ることはなかった。
kan_drd
DONE【土井利】大遅刻現パロバレンタイン
昔山田家にお世話になっていた小学校教師土井と受験生利吉のお話
あと一粒、あと一歩 ふわふわとアルコールの波間に漂っていられればよかったが、時折吹くキリリと冷えた夜風がそうはさせてくれなかった。そもそもがあまり乗り気でもなかったのだ、どこかでブレーキをかけながら飲んでいたのでは酔うはずもない。
二月十四日、バレンタインデー、金曜日。
子どもたちを見送りさっさと学校を出てしまおうという画策は、さすが高学年を束ねるお局様とは同僚の言だが、とっくに見抜かれており、見事に先手を打たれてしまった。早朝、出会い頭にシングルなんだから予定もないでしょ、なんて勝手な言い分で強制参加を宣言されてしまった飲み会は、それはもう面倒くさいなんてかわいいものじゃなかった。
意中のひとはいるのか、最後に恋人がいたのはいつか、出会いがないだの誰が好みだの——出るところに出ればどうにかしてしまえそうな質問の数々をどうにかやり過ごし、脱出の機会を虎視眈々と探し、ようやく抜け出せたときには思わず胸をなでおろした。
2544二月十四日、バレンタインデー、金曜日。
子どもたちを見送りさっさと学校を出てしまおうという画策は、さすが高学年を束ねるお局様とは同僚の言だが、とっくに見抜かれており、見事に先手を打たれてしまった。早朝、出会い頭にシングルなんだから予定もないでしょ、なんて勝手な言い分で強制参加を宣言されてしまった飲み会は、それはもう面倒くさいなんてかわいいものじゃなかった。
意中のひとはいるのか、最後に恋人がいたのはいつか、出会いがないだの誰が好みだの——出るところに出ればどうにかしてしまえそうな質問の数々をどうにかやり過ごし、脱出の機会を虎視眈々と探し、ようやく抜け出せたときには思わず胸をなでおろした。
tomisublow
DONE利土井でも土井利でも読めるのでタグをつけております。こちらはタイの小説[until we meet again]のパロディです。小説の設定をベースに現代に利土井が転生したら、きっとこうなるだろうと構想しました。もちろん元ネタ知らなくても読めます。
⚠️注意⚠️
・現パロ
・血の表現があります。
・ハピエンですが死を取り扱っています。
・時代考証が曖昧です。
夢「………利吉くん……利吉くん……」
耳元で誰かの声が震えている。弱々しく、切なげに。泣きじゃくる声が自分の名前を繰り返し呼んでいる。
利吉はその声に応えようとした。だが、まぶたを開けても視界には何も映らない。ただ、視界を覆うのは血のように濃い赤色だけだった。その赤の中で、世界は歪み、音も曖昧に揺れていた。
「せ、……ん…せ…………」
自分の声がかすれ、口から漏れ出た。まるで誰かのもののように、遠くから聞こえる。それが自分の声だと気づくのに少し時間がかかった。
声には力がなく、空気を切り裂くどころか、その場に沈んでいく。
「せん、せい、の……顔が……見えない……」
「利吉くん……行かないでくれ……」
その声は必死だった。
8561耳元で誰かの声が震えている。弱々しく、切なげに。泣きじゃくる声が自分の名前を繰り返し呼んでいる。
利吉はその声に応えようとした。だが、まぶたを開けても視界には何も映らない。ただ、視界を覆うのは血のように濃い赤色だけだった。その赤の中で、世界は歪み、音も曖昧に揺れていた。
「せ、……ん…せ…………」
自分の声がかすれ、口から漏れ出た。まるで誰かのもののように、遠くから聞こえる。それが自分の声だと気づくのに少し時間がかかった。
声には力がなく、空気を切り裂くどころか、その場に沈んでいく。
「せん、せい、の……顔が……見えない……」
「利吉くん……行かないでくれ……」
その声は必死だった。
kan_drd
DONE【土井利】多分きっと、つい、と言われて、ごめんね、までついてしまえばもうなんでも許してしまうんだ
見て/見られて多少は、いやわりと――かなり、甘えた気持ちはあった。
なんだかんだと気苦労の多かった忍務がようやく終わり、気晴らしにと足を向けた町並みには見知った背中。
もしかして、とない可能性を夢想していたところに飛びこんできた光景に、自然と足も速くなる。
「奇遇ですね、土井先生」
「利吉くん!」
振り返ってくれた笑顔にこちらも笑顔を返し、隣へと並び立つ。
よもや本当に会えるとは。
「学園へお戻りですか」
「ああ、用事は終わっていたのだけれど、頼まれていたお土産に苦労してこんな時間だよ」
まったく、なんて口では言いながら、その表情はやさしいままだ。
そんな様子にどこかこちらの肩の力も抜けていくようで、途中までご一緒しても、と自然と言葉は口をついて出ていた。
3058なんだかんだと気苦労の多かった忍務がようやく終わり、気晴らしにと足を向けた町並みには見知った背中。
もしかして、とない可能性を夢想していたところに飛びこんできた光景に、自然と足も速くなる。
「奇遇ですね、土井先生」
「利吉くん!」
振り返ってくれた笑顔にこちらも笑顔を返し、隣へと並び立つ。
よもや本当に会えるとは。
「学園へお戻りですか」
「ああ、用事は終わっていたのだけれど、頼まれていたお土産に苦労してこんな時間だよ」
まったく、なんて口では言いながら、その表情はやさしいままだ。
そんな様子にどこかこちらの肩の力も抜けていくようで、途中までご一緒しても、と自然と言葉は口をついて出ていた。
bintatyan
DOODLE事後の土井利(なまめかしくはないです、初夜後)美しいものすべて――利吉くん。きみがはじめて私をお兄ちゃん、と呼んだ日のことを、夢に見る夜があるよ
半助が言うと、利吉は『いきなり何の話です』と言いたげな表情で見返してきた。
静寂が耳に痛いほど、虫の音すらもなくただ窓から射し込む月の光だけがけざやかだ。濡れたようなつやつやとした双眸を覗き込むと、あの日の花畑が見える。半助の運命が変わった日。
「後悔していますか」
「ん?」
「私とこうなったこと」
もう今や寂れた、ほとんど客のないような木賃宿で半助は初めて利吉を抱いた。一応の管理をしている老婆は体のあちこちを悪くしていて、また別の粗末な、他にほとんど人もいないような長屋で寝起きしているという。元は今よりよほど賑やかな村だったものが、ここから少し足を伸ばした先により商売に都合のいい立地である宿場町ができたことで急速に廃れた。ほとんど人は残っていないのを、それでも残った何人かが守って暮らしているのだった。そういう、人目につかないところであることが肝要だったからあえて選んだ場所だ。人込みに紛れることも考えたが、利吉の容姿は秀でていて、注目されやすい。今日この日、彼をそういう目で見る不埒者は己だけでいいと思った。ばかみたいな話だ。
1562半助が言うと、利吉は『いきなり何の話です』と言いたげな表情で見返してきた。
静寂が耳に痛いほど、虫の音すらもなくただ窓から射し込む月の光だけがけざやかだ。濡れたようなつやつやとした双眸を覗き込むと、あの日の花畑が見える。半助の運命が変わった日。
「後悔していますか」
「ん?」
「私とこうなったこと」
もう今や寂れた、ほとんど客のないような木賃宿で半助は初めて利吉を抱いた。一応の管理をしている老婆は体のあちこちを悪くしていて、また別の粗末な、他にほとんど人もいないような長屋で寝起きしているという。元は今よりよほど賑やかな村だったものが、ここから少し足を伸ばした先により商売に都合のいい立地である宿場町ができたことで急速に廃れた。ほとんど人は残っていないのを、それでも残った何人かが守って暮らしているのだった。そういう、人目につかないところであることが肝要だったからあえて選んだ場所だ。人込みに紛れることも考えたが、利吉の容姿は秀でていて、注目されやすい。今日この日、彼をそういう目で見る不埒者は己だけでいいと思った。ばかみたいな話だ。
ringofeb9
DOODLE小学校の先生な土井半助と音大でピアノ専攻の利吉くんの現パロらくがき。雰囲気で読んでください。私のお父さん、歌詞を和訳するとまあまあ重いけど利吉クンはクソデカ感情を土井センに抱えてそうだし…。
2人がなんで知り合ったかはまだ深く考えてないです。細かいことは気にするな。
私のお兄ちゃん「利吉くん、お疲れさま」
コンサートホールのホワイエにいる観客がまばらになった頃合いを見計らって半助は利吉に声をかけた。
「お疲れさまです、半助さん。ご来場ありがとうございます」
「コンサート、誘ってくれてありがとう。相変わらずすごい数の差し入れだね……」
「ええ。まあ……」
沢山の紙袋や花束を手にしながら利吉は苦笑した。整った顔立ちもあってか利吉は同じ音楽大学の学生は勿論、学外にもファンがいるから演奏会に出るとなると毎回沢山の差し入れをもらう。
「ごめんね。仕事終わりに急いで駆けつけたから差し入れ用意できなくて」
「いえ。来てくださっただけでもありがたいですからお気遣いなく。……半助さん。今日の演奏、どうでしたか?」
1310コンサートホールのホワイエにいる観客がまばらになった頃合いを見計らって半助は利吉に声をかけた。
「お疲れさまです、半助さん。ご来場ありがとうございます」
「コンサート、誘ってくれてありがとう。相変わらずすごい数の差し入れだね……」
「ええ。まあ……」
沢山の紙袋や花束を手にしながら利吉は苦笑した。整った顔立ちもあってか利吉は同じ音楽大学の学生は勿論、学外にもファンがいるから演奏会に出るとなると毎回沢山の差し入れをもらう。
「ごめんね。仕事終わりに急いで駆けつけたから差し入れ用意できなくて」
「いえ。来てくださっただけでもありがたいですからお気遣いなく。……半助さん。今日の演奏、どうでしたか?」
mnk_ue
DONEぷちらぱんさん(@petitlapin1001 )の新刊のタイトル小説の翌朝のお話。ご厚意で書き下ろしてくださいました!新刊の裏表紙が、このお話のイラストになっています。後ろ2枚は、実は表紙に隠されているイラスト。
(小説、イラスト共に無断転載、AI学習、自作発言等、全て禁止です。)
パスワード→新刊のタイトル 6
1ndole
DONE土井利 付き合ってから初めてのデート右から縦に3コマずつ読んでください。
⚠︎以下の点をご留意ください
・ギャグ(キャラ崩壊)
・あらゆる面で汚い
・残念ながらここなら登場する人間はまともなのがいない
・かっこいい人間もいない 2