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PROGRESSシャモfes3rd 展示③みにぱぱちゃんR18予定
まだ冒頭だけ!
「父さん、夕飯だけどさぁ……」
確かにノックして返事も待たずにドアを開けてしまったのは僕だ。行儀が悪いことをした自覚はあるけれど、日常ではよくあることで、なんでもない時であれば許されるありふれた光景だった。
ただ今回は状況が違っていた。それだけの話。けれどこの状況を予想することは、どう考えても無理な話だった。
まだ日が高く、店の準備も始まらない時間。ドラ公は完全に寝ているし、父さんだって起きているかも怪しいタイミングだった。起きているならと軽い気持ちで声をかけただけなのだ。
「あ……」
「え……?」
処理しきれず僕の手の中から滑り落ちたスマホが、ごとりと嫌な音をたてて床に落ちた。画面にヒビが入ってしまったかもしれないが、今はそんなことすら考えられないくらいに目の前の光景に困惑してしまっている。
6779確かにノックして返事も待たずにドアを開けてしまったのは僕だ。行儀が悪いことをした自覚はあるけれど、日常ではよくあることで、なんでもない時であれば許されるありふれた光景だった。
ただ今回は状況が違っていた。それだけの話。けれどこの状況を予想することは、どう考えても無理な話だった。
まだ日が高く、店の準備も始まらない時間。ドラ公は完全に寝ているし、父さんだって起きているかも怪しいタイミングだった。起きているならと軽い気持ちで声をかけただけなのだ。
「あ……」
「え……?」
処理しきれず僕の手の中から滑り落ちたスマホが、ごとりと嫌な音をたてて床に落ちた。画面にヒビが入ってしまったかもしれないが、今はそんなことすら考えられないくらいに目の前の光景に困惑してしまっている。
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DONEシャモfes3rd 展示②みにぱぱちゃん(R15)
「ぅ……、あっ…………ん、ぁ」
ちかちかと眩い光が目の前に広がって、今いる場所が上か下かもわからない。開きっぱなしの口から荒い吐息と共に絶えず声が漏れているはずなのに、自分がどんな音を発しているのかすら耳に届かない。
何かが頬を伝い、床と擦れる髪が吸い込み濡れていく。じわりと広がる生ぬるい感覚が体の輪郭を曖昧にしている。
体のあちこちに心臓があるみたいに、全身がうるさく鳴り響いてる。動かすことすら難しくなっている指先さえ、どくどくとけたたましい音で脈打つのがわかる。
けれどそのおかげで、今自分の手足がどこにあるかが理解できた。あんなにも遠くに、何かを求めるように伸ばされた爪先は、赤ん坊のように空を舞うだけで何も掴めない。
2826ちかちかと眩い光が目の前に広がって、今いる場所が上か下かもわからない。開きっぱなしの口から荒い吐息と共に絶えず声が漏れているはずなのに、自分がどんな音を発しているのかすら耳に届かない。
何かが頬を伝い、床と擦れる髪が吸い込み濡れていく。じわりと広がる生ぬるい感覚が体の輪郭を曖昧にしている。
体のあちこちに心臓があるみたいに、全身がうるさく鳴り響いてる。動かすことすら難しくなっている指先さえ、どくどくとけたたましい音で脈打つのがわかる。
けれどそのおかげで、今自分の手足がどこにあるかが理解できた。あんなにも遠くに、何かを求めるように伸ばされた爪先は、赤ん坊のように空を舞うだけで何も掴めない。
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DONEシャモfes3rd 展示①お正月のやもめちゃんたちの日常
年末の慌ただしさも過ぎてしまえば、時間は急にゆっくりと流れを変える。街中も穏やかな空気に包まれていた。
日本という国は祭り好きというか、行事を目一杯楽しむ質だと思う。年越しと聞けば掃除をして身綺麗にし、お節を準備しながら蕎麦も忘れない。つい少し前にクリスマスにケーキを食べているのに、迷いなく初詣に出かけている。
それを当たり前にしているこの国だから、日々明るく過ごせるのだろう。小さな島国で代わり映えのない日常を、時間を持て余すことなく乗り切る術になっている。
何もない時間は余計なことを考えさせる。そんな隙は後悔や絶望といった暗い感情を増幅させてしまう。だからそんな時間を作らず、感じないことが大事なんだ。
2376日本という国は祭り好きというか、行事を目一杯楽しむ質だと思う。年越しと聞けば掃除をして身綺麗にし、お節を準備しながら蕎麦も忘れない。つい少し前にクリスマスにケーキを食べているのに、迷いなく初詣に出かけている。
それを当たり前にしているこの国だから、日々明るく過ごせるのだろう。小さな島国で代わり映えのない日常を、時間を持て余すことなく乗り切る術になっている。
何もない時間は余計なことを考えさせる。そんな隙は後悔や絶望といった暗い感情を増幅させてしまう。だからそんな時間を作らず、感じないことが大事なんだ。
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DONEみにぱぱちゃんのお正月なにやらちょっと暗めですが、いつものことな気がするのでそのままにしました
夢か現か 夢を見た。そう、ここが夢だとわかっていた。あまりにも鮮やかで、あまりにも現実離れしていたから。
眩しいくらいの真っ白な場所。それなのに極彩色の景色や建物が無秩序に並んでいる。
そんなものがぽつんぽつんと並ぶ様はリアルさが足りなかった。建物の隙間も空もあまりにも広すぎて、今まで体験したこともない光景だったから。
けれど心地が良くて、このままでもいいかと思えた。だって隣には大切な人がいたから。
「キレイだなぁ」
形のいい唇から独り言のように呟かれた。その横顔のが綺麗だと思えてしまって、つい見惚れてしまった。だから光を受けて薄く透けるまつ毛の下の瞳が、一体何を見ているかはわからなかった。
「お前もそう思うだろ?」
2770眩しいくらいの真っ白な場所。それなのに極彩色の景色や建物が無秩序に並んでいる。
そんなものがぽつんぽつんと並ぶ様はリアルさが足りなかった。建物の隙間も空もあまりにも広すぎて、今まで体験したこともない光景だったから。
けれど心地が良くて、このままでもいいかと思えた。だって隣には大切な人がいたから。
「キレイだなぁ」
形のいい唇から独り言のように呟かれた。その横顔のが綺麗だと思えてしまって、つい見惚れてしまった。だから光を受けて薄く透けるまつ毛の下の瞳が、一体何を見ているかはわからなかった。
「お前もそう思うだろ?」
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DONEクリスマスのみにぱぱちゃんと日出男さん夫婦のお話「クリスマスなのにまたお前らと一緒かぁ〜」
そう誰かが溜め息と共に零したのを覚えている。年末に差し掛かり空気が冷えたある日の夜だった。その日もギルドに詰めて、何年来の同僚と今日の依頼が入るのを待っていた時だ。
「わかってる……わかってるんだけどさ……吸血鬼なんていつ出るかわかんないし、盆暮れ正月関係ない仕事なわけだしさ」
「ロナルドもいいのかよ。初めてのクリスマスなんだろ?」
銃を磨いていた手を止め顔を上げると、何人かが口を尖らせ飲むでもなくストローの先を噛んでこちらを見ている。
「え、あ、何? クリスマス?」
「そうだよ。どっかディナーとか行ったりしねぇの?」
「あぁ、うちは……まぁ彼女も仕事だし、そういうのは」
6498そう誰かが溜め息と共に零したのを覚えている。年末に差し掛かり空気が冷えたある日の夜だった。その日もギルドに詰めて、何年来の同僚と今日の依頼が入るのを待っていた時だ。
「わかってる……わかってるんだけどさ……吸血鬼なんていつ出るかわかんないし、盆暮れ正月関係ない仕事なわけだしさ」
「ロナルドもいいのかよ。初めてのクリスマスなんだろ?」
銃を磨いていた手を止め顔を上げると、何人かが口を尖らせ飲むでもなくストローの先を噛んでこちらを見ている。
「え、あ、何? クリスマス?」
「そうだよ。どっかディナーとか行ったりしねぇの?」
「あぁ、うちは……まぁ彼女も仕事だし、そういうのは」
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DONEミニルド×ロナルドみにぱぱちゃんの街、シンヨコでも花火大会がありました
でもお店がある今は花火大会には行けなくなったそんな日のお話
夏の終わり 遠くで大きく空気が震えた。乾いた破裂音は聞き慣れたものによく似ているが、どこか優しさを含んでいた。
ピリッとした緊張感を含まぬ音は、柔らかく耳に届く。総毛立つこともなく、静かな振動と共に地を伝いここまでやってきた。
「もうそんな時間かぁ」
木製の扉の外は黒く染められ、人通りもない通りはやけに寒々しく思えた。また遠くでドォンと鈍い音が響き、扉に填められているガラスがビリビリと小刻みに震えている。静かな夜に不釣り合いなほど大きな音だった。
今日は年に一度の花火大会。会場はここからそれほど遠くはないが音だけで、眩しい光はここからは見えない。
そのせいか、町中から人影は消えていて、普段の賑やかさは姿を隠してしまった。騒々しいのが当たり前の日常で、空々しいほどの静寂がまるで夢のようだった。
4089ピリッとした緊張感を含まぬ音は、柔らかく耳に届く。総毛立つこともなく、静かな振動と共に地を伝いここまでやってきた。
「もうそんな時間かぁ」
木製の扉の外は黒く染められ、人通りもない通りはやけに寒々しく思えた。また遠くでドォンと鈍い音が響き、扉に填められているガラスがビリビリと小刻みに震えている。静かな夜に不釣り合いなほど大きな音だった。
今日は年に一度の花火大会。会場はここからそれほど遠くはないが音だけで、眩しい光はここからは見えない。
そのせいか、町中から人影は消えていて、普段の賑やかさは姿を隠してしまった。騒々しいのが当たり前の日常で、空々しいほどの静寂がまるで夢のようだった。
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DONEミニルド×ロナルド週末のみにぱぱちゃんです
10/1がメガネの日でネクタイの日でコーヒーの日って聞いて書き始めたもの…
もう11月…?気のせいです…今日はまだ10月です…
部屋とワイシャツと「あ、れ……まだ起きてたのか……?」
目をまんまるに見開いて、父さんが僕を見てる。仕事の後だから当たり前に制服の父さんが、リビングのドアに手をかけたまま僕を見ている。
今は1:30を過ぎていて、日付も土曜から日曜に変わっていた。すっかり街も寝静まってしまっている時間で、階下もとっくに静かになっている。
いつもならば家に帰るとすぐにシャワーを浴びてしまうはずの父さんが、こうしてリビングのドアを開けたのは消えているはずの明かりがついていたから。何かあったのかと慌ててしまったのだろう。目だけでなく口までぽかんと空いている。
「お仕事お疲れ様、父さん」
「あ、あぁ……まだ寝てなかったのか……」
「うん、眠れなくてさ。コーヒーでも飲もうかなって。父さんのも淹れるね」
2034目をまんまるに見開いて、父さんが僕を見てる。仕事の後だから当たり前に制服の父さんが、リビングのドアに手をかけたまま僕を見ている。
今は1:30を過ぎていて、日付も土曜から日曜に変わっていた。すっかり街も寝静まってしまっている時間で、階下もとっくに静かになっている。
いつもならば家に帰るとすぐにシャワーを浴びてしまうはずの父さんが、こうしてリビングのドアを開けたのは消えているはずの明かりがついていたから。何かあったのかと慌ててしまったのだろう。目だけでなく口までぽかんと空いている。
「お仕事お疲れ様、父さん」
「あ、あぁ……まだ寝てなかったのか……」
「うん、眠れなくてさ。コーヒーでも飲もうかなって。父さんのも淹れるね」
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DONE日出男さん不在ただしドラロナ、みにぱぱです
赤「ねえ、ミニルドくん。それって……」
ドラ公のじっとりとした声が背後から近付いてくる。僕は振り返ることをなくタイを締めた。
「何も問題ないでしょ?」
「まぁ……そうねぇ……」
くつくつと笑っているだけで、それ以上は何もない。粘度の高い、細く伸びる声が耳に絡む。
さも愉快そうな声色に、不愉快さを乗せていることを隠そうとしない。そう、今はそんなことすら気にしなくても構わない状況だったから。
まくり上げた袖は肘の手前で緩く止まっていた。まだ夏服で過ごしているから、腕がこそばゆい。
「せっかくだから、お父さんに見せてあげたらいいのに」
「ねぇ、うるさい」
ドラ公の声が消え、氷を砕く音だけが店内に響く。すぅ、と細く吐き出されるドラ公の呼吸音に含まれる怒気に、気付かないフリをして無視できるくらいには僕も図々しくなった。
2380ドラ公のじっとりとした声が背後から近付いてくる。僕は振り返ることをなくタイを締めた。
「何も問題ないでしょ?」
「まぁ……そうねぇ……」
くつくつと笑っているだけで、それ以上は何もない。粘度の高い、細く伸びる声が耳に絡む。
さも愉快そうな声色に、不愉快さを乗せていることを隠そうとしない。そう、今はそんなことすら気にしなくても構わない状況だったから。
まくり上げた袖は肘の手前で緩く止まっていた。まだ夏服で過ごしているから、腕がこそばゆい。
「せっかくだから、お父さんに見せてあげたらいいのに」
「ねぇ、うるさい」
ドラ公の声が消え、氷を砕く音だけが店内に響く。すぅ、と細く吐き出されるドラ公の呼吸音に含まれる怒気に、気付かないフリをして無視できるくらいには僕も図々しくなった。
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DONE日出男さん!お誕生日おめでとうございます!ずっとずっと元気でいてください!
ずっと息子さんに祝わせてあげてください…
三人と一匹はバーの仕事が終わった後にお誕生日祝いをします
I wish 「Happy Birthday! 父さん!」
クラッカーの音に父さんはぎゅっと目を瞑る。銃を扱っていたくせに、クラッカーは違うんだと身構える癖は昔から変わってない。僕の手元から飛び出した紙テープがはらはらと床に落ちた頃、ようやく細く目を開ける。
僕が小さい頃も、目を瞑りながら父さんが鳴らしてくれるのをじっと見ていた。お誕生日おめでとうって言いながら、僕の誕生日を祝ってくれる父さん。
普段あれだけ強い父さんにも苦手とするものがあって、普段あれだけカッコいい父さんでも怖いと思うこともあるんだっていうのが不思議だった。僕だけが知ってる父さんの顔が見れるこの日が、幼い僕には特別で、待ち遠しかった。
「はい、ロナルドくんの誕生祝い特製から揚げ」
3842クラッカーの音に父さんはぎゅっと目を瞑る。銃を扱っていたくせに、クラッカーは違うんだと身構える癖は昔から変わってない。僕の手元から飛び出した紙テープがはらはらと床に落ちた頃、ようやく細く目を開ける。
僕が小さい頃も、目を瞑りながら父さんが鳴らしてくれるのをじっと見ていた。お誕生日おめでとうって言いながら、僕の誕生日を祝ってくれる父さん。
普段あれだけ強い父さんにも苦手とするものがあって、普段あれだけカッコいい父さんでも怖いと思うこともあるんだっていうのが不思議だった。僕だけが知ってる父さんの顔が見れるこの日が、幼い僕には特別で、待ち遠しかった。
「はい、ロナルドくんの誕生祝い特製から揚げ」
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DONEシャモfes展示③やもめドラロナ+ミニパパ
「ありがとうございました」
最後のお客様をお見送りした時には0時を超えていた。土曜は一週間の中でも一番賑わう日で、クローズまでの時間も一番長い日だ。世の中は一週間頑張ってようやく迎えた週末で、翌日も気にしないでいられるのが土曜日だから当然だ。
羽目を外し酔いつぶれてしまったり、終電を逃してしまったりと気にかけることは多いけれど、ありがたいことにこの店の常連さんは比較的そういったことも少ない。ここがバー以外の側面もあるから、そういった事情を知っているからなのかもしれない。
ドアの鍵を掛けて、ロールスクリーンを下ろしていく。夜の街から切り取られた空間。小さな四角いこの家の中には、自分たち以外に誰もいない。
3406最後のお客様をお見送りした時には0時を超えていた。土曜は一週間の中でも一番賑わう日で、クローズまでの時間も一番長い日だ。世の中は一週間頑張ってようやく迎えた週末で、翌日も気にしないでいられるのが土曜日だから当然だ。
羽目を外し酔いつぶれてしまったり、終電を逃してしまったりと気にかけることは多いけれど、ありがたいことにこの店の常連さんは比較的そういったことも少ない。ここがバー以外の側面もあるから、そういった事情を知っているからなのかもしれない。
ドアの鍵を掛けて、ロールスクリーンを下ろしていく。夜の街から切り取られた空間。小さな四角いこの家の中には、自分たち以外に誰もいない。
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DONEミニパパちゃんとやもめドロ書初めと思っていたのにすっかり遅くなってしまった
本当は三が日辺りで書く予定だったお話
nightmare「今まで悪かったな」
そう言って父さんは眉を下げた。困らせていたのは僕の方だというのに、寂しげに笑う顔に胸がつきりと痛む。そんな顔をさせたいわけじゃない。けれど違うと否定できない自分が悔しい。
笑っている。父さんは笑っているのだからと、僕は何も言わなかった。今何か言ったら、全てが終わってしまいそうだったから。何かを思い出し、迷いもあるのだろうけれど、けれど吹っ切れたように口元は優しく微笑んでいた。
「ずっとわかってたんだ。お前がどう思ってくれていたかなんて。けれどそれを受け入れてはいけないと思っていた」
あの澄んだ瞳がじっとこっちを見つめてきた。なんの曇りもない太陽の昇る前のような、透明な青が。それだけで余計なことなど何も考えることなんて出来なくて、僕は息を吐き出すだけで精一杯だった。
4792そう言って父さんは眉を下げた。困らせていたのは僕の方だというのに、寂しげに笑う顔に胸がつきりと痛む。そんな顔をさせたいわけじゃない。けれど違うと否定できない自分が悔しい。
笑っている。父さんは笑っているのだからと、僕は何も言わなかった。今何か言ったら、全てが終わってしまいそうだったから。何かを思い出し、迷いもあるのだろうけれど、けれど吹っ切れたように口元は優しく微笑んでいた。
「ずっとわかってたんだ。お前がどう思ってくれていたかなんて。けれどそれを受け入れてはいけないと思っていた」
あの澄んだ瞳がじっとこっちを見つめてきた。なんの曇りもない太陽の昇る前のような、透明な青が。それだけで余計なことなど何も考えることなんて出来なくて、僕は息を吐き出すだけで精一杯だった。
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DONEミニルドくん(6)とロナルドさん(49)FB2ネタバレ含みます
とにかくあれのおかげでミニルドくんとパパルドくんがいる!!ってなったのを書きたくてしかたなかったんです
ミニルドくんとパパルドくんはいるんです…! 2942
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DONEミニパパ(わんわん)11月24日はいい尿の日ということで、わんわんミニパパのお話
わんわんについてはこちらから
https://poipiku.com/4730963/6959093.html 4328
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DONEパパルドくんとミニルドくんと真壁くんアイドルパロです
ハッピー時空なアイドルがめちゃくちゃかわいい…!
そのうちミニパパになるパパとミニルドくんですが、今は何もありません
*独自解釈アイドルです
ぼくのゆめ「将来の夢?」
僕は持っていたペンを止めた。卒業文集の定番といえば定番のこのお題に、なんで動揺してしまったのかはわからない。いつもみたいに何かおっきな夢と、それに対する明るい目標を書いて綺麗に纏めればそれで終わりだ。宿題なんて大体が求められているものがあって、それを当てていくゲームみたいなものだ。
こうすればいい人って言ってくれる。こうすればちゃんとしてるねって思ってもらえる。普段だってそうだ。授業も学級会も、なんでも好きなことを言ってねって言われても、本当は求められてる答えがもうあるんだ。
だからいつからかゲームみたいだって思った。だからこれも将来は人の役に立てる仕事を上げて、誰かのために頑張ります、なんて書けばそれで終わりなのも分かっている。
3640僕は持っていたペンを止めた。卒業文集の定番といえば定番のこのお題に、なんで動揺してしまったのかはわからない。いつもみたいに何かおっきな夢と、それに対する明るい目標を書いて綺麗に纏めればそれで終わりだ。宿題なんて大体が求められているものがあって、それを当てていくゲームみたいなものだ。
こうすればいい人って言ってくれる。こうすればちゃんとしてるねって思ってもらえる。普段だってそうだ。授業も学級会も、なんでも好きなことを言ってねって言われても、本当は求められてる答えがもうあるんだ。
だからいつからかゲームみたいだって思った。だからこれも将来は人の役に立てる仕事を上げて、誰かのために頑張ります、なんて書けばそれで終わりなのも分かっている。