nezumihako
SPUR ME前に書いた拗らせた大人の秋品の品田目線駄文文
貴方に恋をしていた「もうやめよっか、この関係」
紫煙と共に吐き出された秋山の言葉に、品田はこの恋を捨てると決めた。
「わかりました」
優しい秋山に見せてもらった夢とつかの間の幸せの礼に、品田は精一杯の笑顔で秋山に答えた。
秋山と品田が身体だけの、セフレと呼ばれる関係を持ってから半年ほど経つ。
風俗ライターという職業柄、品田にソッチの経験と知識があったのが幸いしセックスで苦労することなく避妊もしなくていいからか、秋山に求められるがまま品田は秋山に抱かれた。
セックスの最中の秋山はとても優しく、女のように柔らかい部分もない品田を女のように扱い常に気遣うような言葉をかけてくる。
そんなことを半年の間に何度もされて気がつけば品田は秋山に恋心を抱いていた。
785紫煙と共に吐き出された秋山の言葉に、品田はこの恋を捨てると決めた。
「わかりました」
優しい秋山に見せてもらった夢とつかの間の幸せの礼に、品田は精一杯の笑顔で秋山に答えた。
秋山と品田が身体だけの、セフレと呼ばれる関係を持ってから半年ほど経つ。
風俗ライターという職業柄、品田にソッチの経験と知識があったのが幸いしセックスで苦労することなく避妊もしなくていいからか、秋山に求められるがまま品田は秋山に抱かれた。
セックスの最中の秋山はとても優しく、女のように柔らかい部分もない品田を女のように扱い常に気遣うような言葉をかけてくる。
そんなことを半年の間に何度もされて気がつけば品田は秋山に恋心を抱いていた。
nezumihako
MOURNINGこじらせた大人な秋品書こうかと思ったけど書けなくて止めたやつキミの恋人になりたいもし、もし過去に戻れるのなら
「もうやめよっか、この関係」
言葉足らずだったあの時の自分を殴りたい
「わかりました」
それに笑顔で応じたアイツを抱きしめたい
秋山が品田と身体だけの、セフレと呼ばれる関係を持ってから半年ほど経った。
品田は男だから避妊とかそういう面倒なこと考えなくていいし、向こうも嫌がらなかったからと秋山はそう考えて品田を抱いた。
風俗ライターの品田はソッチの経験もあり不馴れな秋山がヤリやすいように準備等を自分で済ませていて秋山が勉強する必要もなく、楽だった。
しかし半年の間に秋山が品田に抱いていた感情が恋に変わっていた。
品田が風俗ライターとして秋山が知らない人物とセックスをしていると考えただけで気が狂いそうなほどに嫉妬に駆られ、とうとう秋山が品田の仕事に口を出した。
693「もうやめよっか、この関係」
言葉足らずだったあの時の自分を殴りたい
「わかりました」
それに笑顔で応じたアイツを抱きしめたい
秋山が品田と身体だけの、セフレと呼ばれる関係を持ってから半年ほど経った。
品田は男だから避妊とかそういう面倒なこと考えなくていいし、向こうも嫌がらなかったからと秋山はそう考えて品田を抱いた。
風俗ライターの品田はソッチの経験もあり不馴れな秋山がヤリやすいように準備等を自分で済ませていて秋山が勉強する必要もなく、楽だった。
しかし半年の間に秋山が品田に抱いていた感情が恋に変わっていた。
品田が風俗ライターとして秋山が知らない人物とセックスをしていると考えただけで気が狂いそうなほどに嫉妬に駆られ、とうとう秋山が品田の仕事に口を出した。
ヴィーノ
REHABILI秋山、多分大学時代に留学してるし、留学先でクラブに行ってるしナンパしてるからめちゃくちゃヤバい(語彙力)イメソンで書く第2弾、ちゃんとすげぇ〜最高にオシャレに書く予定だったんだけど……文章力がな……
『Disco(Bad dance does'nt matter)』by chelmico 977
ヴィーノ
REHABILItestさんと話した時に出てきたイメソンで書きたかった秋品。もっといい感じに、オシャレに、書けるはず(希望的観測)なんだけど、スランプだからダメだったな……『ネオンを消して』by chilldspot 990
nezumihako
BLANK秋品悪夢を見た秋山さんと優しい品田の話を書きたかったけど短文になっちゃったのでこっちにぽい
秋山の悪夢噛みつくようなキスをされて目を覚まし、抱き締められた。
品田は寝起きで働かない頭でぼんやりと「ああ、また悪夢を見たんだな」と考えながら自分を抱き締める恋人、秋山の頭を撫でた。
秋山は時折悪夢を見る。
かつて愛した人が死ぬ夢を
「ほら大丈夫ですよ秋山さん」
「…っ!」
秋山の頭を自分の胸元に押し付け、心音を聞かせる。
「…いき、てる」
「生きてますよ」
すがるように服を掴み品田の胸元に頭を擦り付ける秋山の姿はまるで子供のようであり、品田は優しい手つきで秋山の頭を撫でた。
「品田、品田…怪我してない?」
「してないですよ」
「夢の中の品田は」
「はい」
「血だらけで、冷たくなってて」
「うん」
品田の心音と体温で少し落ち着いたのか、秋山はぽつりぽつりと今回の「悪夢」について話し出す。
545品田は寝起きで働かない頭でぼんやりと「ああ、また悪夢を見たんだな」と考えながら自分を抱き締める恋人、秋山の頭を撫でた。
秋山は時折悪夢を見る。
かつて愛した人が死ぬ夢を
「ほら大丈夫ですよ秋山さん」
「…っ!」
秋山の頭を自分の胸元に押し付け、心音を聞かせる。
「…いき、てる」
「生きてますよ」
すがるように服を掴み品田の胸元に頭を擦り付ける秋山の姿はまるで子供のようであり、品田は優しい手つきで秋山の頭を撫でた。
「品田、品田…怪我してない?」
「してないですよ」
「夢の中の品田は」
「はい」
「血だらけで、冷たくなってて」
「うん」
品田の心音と体温で少し落ち着いたのか、秋山はぽつりぽつりと今回の「悪夢」について話し出す。
ヴィーノ
MAIKINGなにが、書きたかったのか。澤村遥の引退と共に明るみに出た15年前の野球賭博事件――盗塁だと言われてきた品田のホームランは、勝負師同士の本物の駆け引きだったことになる。なんたる皮肉か、本人があれほど声をあげ訴えてきたことをようやく世間は思い出したということだ。それはある意味ノスタルジックで、しかし品田にしてみればただ忘れようとしていた悪夢をもう一度見ろと突き付けられたことに過ぎなかったのだが。
球界永久追放を受けている身であるから、品田は野球に公に関わることが出来ない。いまさら復帰する気もない品田は、趣味でやっている各球団のデータをPCへ打ち込む時間が取材で嬢と戯れている時より楽しいかもしれない、と薄ら笑いながら思ったことである。自虐を含んだそれに、品田自身が気づいたかどうかは分からない。それでも、“あの”品田辰雄に野球関連の記事を書いてほしいと依頼が舞い込んでくるのは新しいおもちゃが手に入った世間の風潮がそうさせているのだろう。世間があれほどまでにバッシングした品田を今度は擁護するのだから、世間の意見など秋の空より簡単に変わるのかもしれなかった。
1355球界永久追放を受けている身であるから、品田は野球に公に関わることが出来ない。いまさら復帰する気もない品田は、趣味でやっている各球団のデータをPCへ打ち込む時間が取材で嬢と戯れている時より楽しいかもしれない、と薄ら笑いながら思ったことである。自虐を含んだそれに、品田自身が気づいたかどうかは分からない。それでも、“あの”品田辰雄に野球関連の記事を書いてほしいと依頼が舞い込んでくるのは新しいおもちゃが手に入った世間の風潮がそうさせているのだろう。世間があれほどまでにバッシングした品田を今度は擁護するのだから、世間の意見など秋の空より簡単に変わるのかもしれなかった。
ヴィーノ
REHABILIそんな日常。快晴だ。太陽の陽射しは鋭く、熱く、けれど優しさをもって人々を照らしている。外はきっと暑いだろうし、レースのカーテンすらない窓は太陽光の確かな熱を伝えてくるが、クーラーの効いた部屋でさらりとしたシーツの海に沈んでいればそんな杞憂は無用だと言えよう。
「起きた?」
ガチャ、と部屋のドアを開けて主である秋山が顔を出した。どこかに出掛けていたのかしっかりと着ている秋山と違って、未だシーツの海に揺蕩う男――品田は素っ裸だ。
「、ん」
品田は裸体を隠すこともせず、眠たげな顔でただ見つめた。暖かさと寒さが相まって、なぜだかとても心地よいのだ。
そんなぽやぽやとした品田を愛猫を見るような瞳で見つめ返している秋山は品田の元へと歩み寄り、ベッドへと腰を下ろした。ぎし、と抗議の声をあげたベッドのスプリングなど気にせずに秋山は品田の厚ぼったい唇へと口付ける。触れるだけのキス、まるで付き合いたての高校生のようなそれに品田は夢と現実の境目に立ちながらくふくふと笑った。
1514「起きた?」
ガチャ、と部屋のドアを開けて主である秋山が顔を出した。どこかに出掛けていたのかしっかりと着ている秋山と違って、未だシーツの海に揺蕩う男――品田は素っ裸だ。
「、ん」
品田は裸体を隠すこともせず、眠たげな顔でただ見つめた。暖かさと寒さが相まって、なぜだかとても心地よいのだ。
そんなぽやぽやとした品田を愛猫を見るような瞳で見つめ返している秋山は品田の元へと歩み寄り、ベッドへと腰を下ろした。ぎし、と抗議の声をあげたベッドのスプリングなど気にせずに秋山は品田の厚ぼったい唇へと口付ける。触れるだけのキス、まるで付き合いたての高校生のようなそれに品田は夢と現実の境目に立ちながらくふくふと笑った。
ヴィーノ
DOODLEご、語彙力がなさすぎる……!!!人ならざる秋山が品田をどうにかして自分のモノにするってことなんですねぇ。
からんころん、からんころん。
下駄を鳴らして歩く浴衣姿の秋山は、どこか不思議で。まるで秋山の周りだけが切り取られたかのように静かだ。
からんころん、からんころん。
どこで誂えたのか紅い浴衣は秋山にぴったりと似合っていて、まるでずっと昔からその着物を着ていたみたい。こちらを振り返って笑う秋山は、チョイチョイと手を振った。少しばかり遅いこちらが気に入らないのだろう。慌てて秋山の傍に行けば、満足したようにまた歩き出す。
からんころん、からんころん。
ざわざわと祭り特有の騒がしさが、いつの間にか消え失せていた。周りを見れば、静かな木々と鳥居、そして神社がある。立派な鳥居に思わず足を止め、見上げてみれば秋山は「口開いてる」と言って笑った。ばっと口を塞いで、秋山をじとりと睨みつけた。
857下駄を鳴らして歩く浴衣姿の秋山は、どこか不思議で。まるで秋山の周りだけが切り取られたかのように静かだ。
からんころん、からんころん。
どこで誂えたのか紅い浴衣は秋山にぴったりと似合っていて、まるでずっと昔からその着物を着ていたみたい。こちらを振り返って笑う秋山は、チョイチョイと手を振った。少しばかり遅いこちらが気に入らないのだろう。慌てて秋山の傍に行けば、満足したようにまた歩き出す。
からんころん、からんころん。
ざわざわと祭り特有の騒がしさが、いつの間にか消え失せていた。周りを見れば、静かな木々と鳥居、そして神社がある。立派な鳥居に思わず足を止め、見上げてみれば秋山は「口開いてる」と言って笑った。ばっと口を塞いで、秋山をじとりと睨みつけた。
ヴィーノ
DOODLE行きの新幹線で、秋山は帰りの事なんて心配してないんだから答えは出てるようなもんなのにね。雑居ビルの屋上から見上げる夜空は明るすぎて目に眩しいぐらいだ。昔は見えたであろう満天の星空は、現代では人工の光でもってその美しい輝きが霞んでしまっている。それを悲しいとは思わないが、少しばかりの残念さを紫煙と共に吐き出した。
「秋山さんのことが好きだと言ったら、どうしますか?」
そう困ったように笑って重い重い置き土産を秋山に渡して去った品田のことを思い出した。咄嗟のことで何も言えずただ黙って品田を見つめていれば、諦めた目をして新幹線へと乗り込んだ。勝手に告白して勝手に諦めて名古屋へと帰っていった品田に怒りが込み上げてくる。自分の周りは身勝手な奴が多すぎるのだ。誰も話をきちんと聞かないで早合点して、去っていく。それに嫌だと賛同してくれたのは何処のどいつだ?と思わなくもないのだが。
784「秋山さんのことが好きだと言ったら、どうしますか?」
そう困ったように笑って重い重い置き土産を秋山に渡して去った品田のことを思い出した。咄嗟のことで何も言えずただ黙って品田を見つめていれば、諦めた目をして新幹線へと乗り込んだ。勝手に告白して勝手に諦めて名古屋へと帰っていった品田に怒りが込み上げてくる。自分の周りは身勝手な奴が多すぎるのだ。誰も話をきちんと聞かないで早合点して、去っていく。それに嫌だと賛同してくれたのは何処のどいつだ?と思わなくもないのだが。
ヴィーノ
DOODLE野球界を永久追放されてるのに笑ってバッセンの狭いバッターボックスに立つ品田を許せないのに、それでも秋山は「お前がお前のままで良かったよ」って言うんだよな。永遠に追放されたお前の過去に感謝。秋山さんって難儀な人だなぁ、と思ったのはなんでもないありふれた日だった。
決められた速度、決められたコース、決められた間隔――緑の網で囲われたバッターボックスに立って、バットを振るう。キン、と気持ちの良い音と振動が全身に伝わるのを甘受しながらもう一度同じ姿勢をとった。あと一球でこのコースも終わり。
――キィン!
すくい上げるように打ったボールは決められたホームランゾーンには入らなかったが、久しぶりに気が済むまで球を打ち続けた気がする。額の汗を拭って、バッターボックスから逃げるようにドアを開けて出れば、ベンチに座った秋山がはぁとため息ともとれぬ音で紫煙を吐き出していた。
「秋山さん」
「ん……もういいの?」
1012決められた速度、決められたコース、決められた間隔――緑の網で囲われたバッターボックスに立って、バットを振るう。キン、と気持ちの良い音と振動が全身に伝わるのを甘受しながらもう一度同じ姿勢をとった。あと一球でこのコースも終わり。
――キィン!
すくい上げるように打ったボールは決められたホームランゾーンには入らなかったが、久しぶりに気が済むまで球を打ち続けた気がする。額の汗を拭って、バッターボックスから逃げるようにドアを開けて出れば、ベンチに座った秋山がはぁとため息ともとれぬ音で紫煙を吐き出していた。
「秋山さん」
「ん……もういいの?」
ヴィーノ
DOODLEディズニー映画観てたら、品田とカラスを仲良くさせたくなっちゃった……ので、よく分からない。雰囲気で読んで。ついでに秋品要素がふんわりある。
品田には、15年来の話し相手がいた。プライバシーが辛うじて守られている"家"に住んでからというもの、話し相手とは長い付き合いになったと思う。
彼の名前は知らない。まぁ、言うなれば『吾輩は猫である、名前はまだ無い』といったところだろう。ちなみに猫ではなくカラスだが。
カラスは、初めて名古屋に来てホームレスとして公園で過ごしていた時に会った。バチッと目が合い、品田は咄嗟に「はじめまして」と言った。カラスはしばらくその黒い瞳をじっと逸らさずに品田を見つめ、そうして羽ばたいて行った。
何回か繰り返しているうちに、カラスは品田を"無害"と認識するようになる。品田が慣れたように「おはよう」と言えばカラスは返事をするかのようにカァと鳴くし、時たま小銭をくれる時もある。肩に乗ってきた時はビックリしたが、顎を擽ってやれば気持ちよさそうに目を細めるから愛着は湧いてしまうものだ。
1601彼の名前は知らない。まぁ、言うなれば『吾輩は猫である、名前はまだ無い』といったところだろう。ちなみに猫ではなくカラスだが。
カラスは、初めて名古屋に来てホームレスとして公園で過ごしていた時に会った。バチッと目が合い、品田は咄嗟に「はじめまして」と言った。カラスはしばらくその黒い瞳をじっと逸らさずに品田を見つめ、そうして羽ばたいて行った。
何回か繰り返しているうちに、カラスは品田を"無害"と認識するようになる。品田が慣れたように「おはよう」と言えばカラスは返事をするかのようにカァと鳴くし、時たま小銭をくれる時もある。肩に乗ってきた時はビックリしたが、顎を擽ってやれば気持ちよさそうに目を細めるから愛着は湧いてしまうものだ。