ます〼
DOODLE先日シブに上げた「Pity Party 」 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20869914Pity Party」の、ifエンドです。あくまで終わり方の1パターンという感じで書いてます。よろしくお願いします。
お麩さんに描いてもらったイメージイラストが素敵すぎて、それになぞらえて書きました。お麩さんありがとう。 7
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DONE夏の侑日闇鍋会。参加作品。お気に召すまま今、恋をしている。
単身ブラジル修行から帰ってきた日本で、バレーの他に好きな人ができた。その気持ちの始まりは、まるで漫画のワンシーンのようで、ジャッカルのトライアウトを終え正式に入団が決まった、あの6月にしては珍しくカラッと晴れたあの日。早速挨拶に赴いた本拠地には、殆どのメンバーが集まり出迎えてくれた。その中にいたのが、宮侑。今密かに、憧れている人。
今や知らない人はいない、は言いすぎかもしれないが、日本男子バレーと言えばその名前が出てくる程認知度の高まった彼は、監督の紹介のもと深々と下げられたオレンジ頭を見て、一瞬ぽかんと口を開け、そしてすぐ笑った。笑ったのだ。その笑顔に、落ちてしまった。
あの人の技術はもともと知っている。人柄もなんとなく知っていた。あまり良い性格はしていなかったはず。そんな侑が、ぱっと笑って「きたな」と楽しそうにはにかむ様子に、心臓が初めて聞く音を出したのを、鮮明に覚えている。
7039単身ブラジル修行から帰ってきた日本で、バレーの他に好きな人ができた。その気持ちの始まりは、まるで漫画のワンシーンのようで、ジャッカルのトライアウトを終え正式に入団が決まった、あの6月にしては珍しくカラッと晴れたあの日。早速挨拶に赴いた本拠地には、殆どのメンバーが集まり出迎えてくれた。その中にいたのが、宮侑。今密かに、憧れている人。
今や知らない人はいない、は言いすぎかもしれないが、日本男子バレーと言えばその名前が出てくる程認知度の高まった彼は、監督の紹介のもと深々と下げられたオレンジ頭を見て、一瞬ぽかんと口を開け、そしてすぐ笑った。笑ったのだ。その笑顔に、落ちてしまった。
あの人の技術はもともと知っている。人柄もなんとなく知っていた。あまり良い性格はしていなかったはず。そんな侑が、ぱっと笑って「きたな」と楽しそうにはにかむ様子に、心臓が初めて聞く音を出したのを、鮮明に覚えている。
__kodaka
MOURNING小説じゃなくて、こういうの読みてぇ〜のメモ書き。少しR18カップリング的には侑日メイン、治日、宮日
倫理観は捨て置いてるのでなんでも許せる人向け。私的にはハッピーエンドですが、完全なハピエンとは言えないので人を選びます。読んだ後の苦情は受け付けません。同意なら大歓迎。書いてくれたら私が喜ぶ
パス(当方プロフ記載の誕生日欄4桁) 3433
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DOODLE前に投稿した、AVみてる侑日の続きです。あともうちょっとだけ続くんじゃ
続 先輩とAV「銀がな」
侑がそう喋りかけてきたのは、練習も終わり寮まで帰るその道すがら。前を歩く何人かとの距離は一メートルあるかないか。
「銀さんが」
「またAV寄越してん」
思わず前方を確認した。誰もこちらを向いていない。ふうと小さく息を吐いて、侑に視線を戻した。
「はあ」
普段と変わらない表情で、今日の晩ごはん何かなの流れからどうしてこうなったと言わざるを得ない話題を何故このタイミングで振ったのか。日向には少しもわからなかったが何も返さないのもあれだろうと、何となく出した声は間の抜けた音になって空中に漂った。
「また一緒に見いひん?」
そして今度は言葉もなくただ隣を見上げた。きっとぽかんとアホみたいな顔をしていた。
あの、どうにも形容しづらい夜から一週間。お互いその事には触れず、しかし幸いにもいつもの日常が送れていたから無かったことになったんだと思っていた。
7816侑がそう喋りかけてきたのは、練習も終わり寮まで帰るその道すがら。前を歩く何人かとの距離は一メートルあるかないか。
「銀さんが」
「またAV寄越してん」
思わず前方を確認した。誰もこちらを向いていない。ふうと小さく息を吐いて、侑に視線を戻した。
「はあ」
普段と変わらない表情で、今日の晩ごはん何かなの流れからどうしてこうなったと言わざるを得ない話題を何故このタイミングで振ったのか。日向には少しもわからなかったが何も返さないのもあれだろうと、何となく出した声は間の抜けた音になって空中に漂った。
「また一緒に見いひん?」
そして今度は言葉もなくただ隣を見上げた。きっとぽかんとアホみたいな顔をしていた。
あの、どうにも形容しづらい夜から一週間。お互いその事には触れず、しかし幸いにもいつもの日常が送れていたから無かったことになったんだと思っていた。
れん月さくら
PROGRESS苦界にて君死に給え #12 闇医者角名は夢をみない 下の続き現状お披露目できる進捗報告になります
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19482319 8524
nano
MEMOプロローグ〜侑〜「絶対に翔陽くんにトス上げたる…」
俺はそう言ってバスに乗った…
みんなはとても悔しそうな顔をしとった…
俺ももちろん悔しいで…でもどこか…
どこかで少しワクワクしておる自分がおった…
3年はこれで最後の試合…その試合に俺たちは負けた
でもそれでも心の奥底ではワクワクしとった
あんなすごいヤツらと会うなんて…!
数年後
「翔陽くん?」
俺は、翔陽くんにあった。翔陽くんが自分が入っているチームに入ってきたんや…
こんな奇跡あるん?
これで翔陽くんにトスをあげることが出来る…
神様…本当にありがと…
255俺はそう言ってバスに乗った…
みんなはとても悔しそうな顔をしとった…
俺ももちろん悔しいで…でもどこか…
どこかで少しワクワクしておる自分がおった…
3年はこれで最後の試合…その試合に俺たちは負けた
でもそれでも心の奥底ではワクワクしとった
あんなすごいヤツらと会うなんて…!
数年後
「翔陽くん?」
俺は、翔陽くんにあった。翔陽くんが自分が入っているチームに入ってきたんや…
こんな奇跡あるん?
これで翔陽くんにトスをあげることが出来る…
神様…本当にありがと…
mainichi_ponpok
DONE闇鍋参加させていただきます。R-18ではないです。ちょっと長くなったのと、セクシャルマイノリティのセンシティブな部分に触れてしまっている話になってしまったので、ぽいぴくでの投稿にさせていただきました。よろしくお願いします。
強引な人「いい加減にして下さい。そのノリ面白くないですし、俺そういうの好きじゃないです。気持ち悪いです。」
最高に調子が良くて気持ち良い勝利に終わった試合の後、更衣室で侑さんに俺の事が好きだと言われて返したのが冒頭の言葉だ。
恋とか愛とかは難しくてよく分からない。ずっとバレーに夢中だった。男女共に友達は多かったけど、恋愛は20歳を過ぎた今でもしたことはない。でも高三になって背が170センチに届いたくらいの頃から告白をされる様になった。だいたい後輩の一年生。顔と名前が一致しない人と恋人になんてなれないし全部お断りしてたけど、俺より小さくて年下の女の子から好きだと告白されたりバレンタインにチョコを貰ったりすると一晩はその子の事が頭から離れなかった。それからは自分がそういう対象で見られる事もあるんだって意識する様になった。そしてブラジルに行くともっとそれが顕著になっていった。流石に女の人じゃなくて男の人からの方が多くなったのは自分でもびっくりした。でもブラジルは同性婚も認められてるくらいの国だもんなって特に深くは考えなかった。だけど、配達のバイトのお客さんと意気投合してそのまま家に誘われて、ベットに押し倒されそうになって間一髪で逃げおおせた時は本気で怖くて、帰った後ホッとして情けないけどちょっと泣いた。
10681最高に調子が良くて気持ち良い勝利に終わった試合の後、更衣室で侑さんに俺の事が好きだと言われて返したのが冒頭の言葉だ。
恋とか愛とかは難しくてよく分からない。ずっとバレーに夢中だった。男女共に友達は多かったけど、恋愛は20歳を過ぎた今でもしたことはない。でも高三になって背が170センチに届いたくらいの頃から告白をされる様になった。だいたい後輩の一年生。顔と名前が一致しない人と恋人になんてなれないし全部お断りしてたけど、俺より小さくて年下の女の子から好きだと告白されたりバレンタインにチョコを貰ったりすると一晩はその子の事が頭から離れなかった。それからは自分がそういう対象で見られる事もあるんだって意識する様になった。そしてブラジルに行くともっとそれが顕著になっていった。流石に女の人じゃなくて男の人からの方が多くなったのは自分でもびっくりした。でもブラジルは同性婚も認められてるくらいの国だもんなって特に深くは考えなかった。だけど、配達のバイトのお客さんと意気投合してそのまま家に誘われて、ベットに押し倒されそうになって間一髪で逃げおおせた時は本気で怖くて、帰った後ホッとして情けないけどちょっと泣いた。
れん月さくら
PROGRESSドラゴン宮兄弟×日向巡り重なり続く噺 たとえどんな世界に流れ着いても、この眼は君を見つけ、この耳は君を聞きつけ、この鼻は君を嗅ぎつけ、この手は君を掴み、この口は君を味わうだろう。
微かな物音に、その生き物は何時間かぶりに身動ぎする。無視しても良かったその音に意識と視線を向けたのは、そこに人間の悲鳴が混ざっていたからだ。
その声が、妙に気になったのだ。
「──あれ」
あまりにも端的な言葉。ともにぼんやりと時間の経過を感じていただけだった片割れは、下から上へ瞼を閉ざすだけの緩慢なリアクションのみで動かない。
「なぁ、人間って空飛べたっけ」
「魔法使いはな」
「それ以外は?」
「飛べへんやろ」
ほんなら、あの人間落ちてしまうやん──と考えながら巨体を僅かに動かしたその生き物は縦に長い瞳孔で人間の姿を捉える。
10447微かな物音に、その生き物は何時間かぶりに身動ぎする。無視しても良かったその音に意識と視線を向けたのは、そこに人間の悲鳴が混ざっていたからだ。
その声が、妙に気になったのだ。
「──あれ」
あまりにも端的な言葉。ともにぼんやりと時間の経過を感じていただけだった片割れは、下から上へ瞼を閉ざすだけの緩慢なリアクションのみで動かない。
「なぁ、人間って空飛べたっけ」
「魔法使いはな」
「それ以外は?」
「飛べへんやろ」
ほんなら、あの人間落ちてしまうやん──と考えながら巨体を僅かに動かしたその生き物は縦に長い瞳孔で人間の姿を捉える。
れん月さくら
PROGRESS最近マロやシブのコメントにて心無い発言を頂き、その度に多くの方から励ましのコメント、スタンプ、応援マロを頂きました。(一部ご返信が間に合っていない方、本当にすみません💦)
その御礼になるかは分かりませんが、本当に短い話ですが、飛べない烏天狗と双子の妖狐がイチャイチャしている本編後のお話を書きました。
皆さんへ少しでも感謝が伝わりますように! 4348
mainichi_ponpok
DOODLEツムとショヨが一緒にご飯食べてるだけの話。全年齢ですが嘔吐表現があります。苦手な方は気をつけてください。
Vリーグの知識、関西弁共にあいまいです。ブラジル料理についてはよく行くブラジル料理屋にあるメニューの知識がすべて。
ツムの欲望と愛がショヨを絆していくみたいなのがテーマでした。
近くにいても、離れていても。 長い1日を終えて帰路に着く。「今日は少し冷えるな。」一人だと思わず母国語が口からとびでる。息は白い。雪国生まれだからこのくらいの寒さには慣れているけど、未だにブラジルに冬があることを不思議だなーと新鮮に思う。だって、一年中カーニバルしてそうじゃん?
やっと家に着いて、うがい手洗いを済ませて、風呂の準備をする。ビーチバレー修行に来てたときは湯船に浸かるなんてなかなか出来なくてシャワーだけで済ませるしかなかった事をふと思い出す。そのままだと身体が硬くなるから母さんに送ってもらった湯たんぽを抱きしめて寝る夜もあった。生活のかかったバレーが俺も出来る様になった。日々感謝だ。
湯船から上がり風呂掃除を終えて、長袖のパジャマに着替える。寒いのには慣れてるけど、慢心なんて出来ないことももう知っている。
24538やっと家に着いて、うがい手洗いを済ませて、風呂の準備をする。ビーチバレー修行に来てたときは湯船に浸かるなんてなかなか出来なくてシャワーだけで済ませるしかなかった事をふと思い出す。そのままだと身体が硬くなるから母さんに送ってもらった湯たんぽを抱きしめて寝る夜もあった。生活のかかったバレーが俺も出来る様になった。日々感謝だ。
湯船から上がり風呂掃除を終えて、長袖のパジャマに着替える。寒いのには慣れてるけど、慢心なんて出来ないことももう知っている。
穂志椎武
DONEガッツリ侑日。及川さんがおに宮のおにぎりを気に入った話から少し飛躍させて書きました。スペシャルマッチその後 影山や牛島との試合の高揚感冷めやらぬ日向は、足取り軽くトイレのドアを開こうとした。しかし中で何やら揉めているような声が聞こえてくる。
「……な?ええやろ」
「えぇ〜、どうしようかなぁ」
「減るもんじゃあらへんし」
「いや、減るでしょ」
「そんなこと言わんといて〜な。俺が全部もつさかい。好き言うたやん」
どうやら中にいるのは侑と及川のようだ。しかしこの声は揉めていると言うより、むしろ……。
そこまで考えが至った日向は血の気が引くのを感じた。さっきの試合で高揚したのは何も日向だけではない。全ての選手が祭りの高揚感を引きずっているのだ。及川の華麗なるセットに感銘を受けた侑が、この試合で靡いてしまってもなんら不思議ではない。及川はそれだけ人を惹きつけるセッターだ。
1432「……な?ええやろ」
「えぇ〜、どうしようかなぁ」
「減るもんじゃあらへんし」
「いや、減るでしょ」
「そんなこと言わんといて〜な。俺が全部もつさかい。好き言うたやん」
どうやら中にいるのは侑と及川のようだ。しかしこの声は揉めていると言うより、むしろ……。
そこまで考えが至った日向は血の気が引くのを感じた。さっきの試合で高揚したのは何も日向だけではない。全ての選手が祭りの高揚感を引きずっているのだ。及川の華麗なるセットに感銘を受けた侑が、この試合で靡いてしまってもなんら不思議ではない。及川はそれだけ人を惹きつけるセッターだ。