たまの
SPOILERなんかエロいことをしないと出られない部屋胸ぐらを掴まれ、押し倒された。……ええと、二十センチ以上も身長の低い、女の子から。
強引に唇を重ねてくる。勢いまかせなので、思い切り前歯がぶつかり合う。色気もへったくれもない。ちょっと待った、という言葉は口にする前に封じられた。
……正直に言います、本気の抵抗はしませんでした。
だってこの状況、ちょっとオイシイだろ。困る相手ならまだしも。何してくれんのかな、って、好奇心。これも正直に言ってしまうか、シタゴコロ、ってやつだ。
懸命に貪られて、舌を絡め取られて。いっそ抱き返してしまおうかと頭をよぎったけれど、もう一度歯がぶつかったところではたと我に返った。舌、切れたんじゃないのか、今の。
「――ちょっと待っ……ちぃストップ!」
両肩を押さえて制止する。完全に覆いかぶさる状態だった彼女を、下から支えるような体勢。なんだろな、この状況、どう考えてもオイシイんだけどさ。
腕一本ぶんの距離で引き剥がされた彼女は、まともにこちらを見ることもできない。耳、真っ赤だぞ。
「そんながむしゃらにならなくても……」
「でもっ、だって、こうしないと出られないって、この部屋……」
「たしかに 1223
あかぎ(利便事屋のすがた)
DONEポイピクの文字投稿テストがてらに以前ここに上げた初詣絵にまつわるSSを書いてみました。今回はメイちゃんの個別√ですが、他の3人の√も順次書いていくので首を長くしてお待ち下さい。そういえばこういうSSを書くのはかなり久々ですが、ちょっとでも初詣デート気分を味わって頂ければ幸いです。「これがこっちの世界で言う所の初詣‥。騒がしいけど皆、新たな気持ちで満ち溢れているな‥」
普段は静寂に包まれている神社も今日は一年最初の大イベント‥初詣という事もあり、この1年の祈願のついでに神様に新年の挨拶をしに来た幾多の参拝客とその人達の財布をどうにかして緩めようと画策する屋台の喧騒で賑わっている。
そして隣には緑がかった長髪とビスクドールばりに凛々しく整った顔つきの女性‥メイがこの喧騒に驚きながらも興味深そうに周囲を見回している。
ちなみに今日の彼女はこの場にふさわしく、愛機ウォドムポッドを思わせるシャープな柄の振袖に身を包んでいる。両肩に羽織っている椿のワンポイントがあしらわれたストールはきっとこの振袖を見立てたであろう彼女の後見人とマギーの気遣いからだろう。そればかりかこの世界ではモビルドールと言われる15cm位の女性型フィギュアなのにどういうわけか、今日はGBN内ではおなじみのリアル体型なのも新年だからこそ成せる一時の神の奇跡なのかもしれない。
そうこうしている内に二人は本来の目的でもあるお参りもつつがなく終え、まったりと屋台巡りを楽しんでいた。食べ物系、遊び系、買 1223
くるまか尊いマン たまご
MAIKING甘やかせる権利くるまかSS
貴方はくるまかで『甘やかせる権利』をお題にして140文字SSを書いてください。
https://shindanmaker.com/375517
140文字で終わらなかった産物。
書きかけ。途中も自問自答して悩んでる。
終わりもうまく書けなくて尻切れトンボ。
____________金曜日、15時30分。定時までは1時間半ほど。オレンジ色の夕日が特広のオフィスに差し込む頃。昨夜突如入った応援要請により、薬の取引を摘発する任務を経て報告書作成をしている真壁はもう38時間ほど目を瞑ってはいなかった。平時より徹夜の仕事はザラにある特広だが、今回は相手が悪かった。
(摘発対象にあったチャイニーズマフィアは億が動くほどの規模の麻薬を取引しており銃やナイフを武装し取引現場を数十名で囲っていたためだ。取引現場は高級キャバクラのVIPルームとなって
少しだけ戸惑ってしまった。)
(真壁は来栖に甘えたくなる出来事が潜入捜査であった。甘えたくなる出来事ってなんだ?)
真壁は人が出払っているオフィスでPCに向かいながら若干船を漕ぎ始めていたところ、コーヒー豆のいい香りが真壁の鼻を掠めた。缶コーヒーではない、豆を挽いた匂いがする、と思考を巡らせているうちに、PCをにらんでいた真壁の横に誰かが立つ気配がした。
「っ!…なんだ、来栖か」
「何度か呼んだけど、誰もいないオフィスで船漕いでたから観察しちゃった」
そこには右手に紙コップを持つ穏やかな笑みを浮かべる来栖が 1309
siromisouemon
TRAININGまた後で付け足したり改行加えたりして読みやすくしたい下書きSS短かめ、おおあいXmasデート
付き合って体の関係ある前提。ツイッターで呟いてたネタを膨らませました。
今週、LO組のカットなかったので自給自足。久しぶりに明日の休日練習は免除された。
手早く帰り支度を済ませて部員のみんなと別れ、二人で校門まで歩いている途中、藍方は珍しく意を決した顔の大黒に声をかけられた。
「明日、公園の……クリスマスイルミネーション、観に行きませんか」
藍方の顔が驚きで固まる。大黒からデートの誘いは初めてだった。大黒は藍方が自分の誘いに乗ってくるのを期待して身動きせずじっと待っている。
藍方は頭の後ろで腕を組んで、ちょっと上空を見上げた後、大黒に
「明日、なあ……夕方頃にオレから連絡するから出かける準備だけしといて」
そう言って、自分の家の方向に向かって大黒を残し立ち去ってしまった。
残された大黒は藍方が決死の覚悟で挑んだ自分の誘いに素直に頷いてくれなかったことに
ショックを隠しきれず、道端に立ち尽くした。
てっきり自分たちは付き合っているんだからクリスマスイヴという恋人同士の為に用意された絶好の機会に自分と過ごすことを快諾してくれると思っていた。
恋人同士だから、二人で寒空の下で手を繋ぎ、夜景スポットを見た後は食事して、二人で過ごすのがスタンダードでお約束じゃないのか?自分の考えたベタなデートが気に入らなか 2402
botangoton
TRAINING五条がお気に入りのケーキを食べてる話。五乙お気に入り「食べる?」
「えっ」
彼がその、きらきらと輝く赤い苺のショートケーキを特に気に入ってることは高専の皆が知っていた。いつもホールケーキをうきうきで買って来ては、誰かがちょうだいと言っても、一人で丸ごと食べきることが常だった。
「お気に入りなんじゃ、」
「はい、あーん」
目の前に出されたそれを、あーんという言葉につられたまま食べようとして、頭の中に警告が鳴り響く。
食べて、いいのか?食べたら何か起きてしまうのではないか?何が?
…うーん、あとらケーキを担保に何か無理難題を押し付けられるとかかな?
窺うように見た彼の表情からは、怪しいものは何も読み取れない。長いまつ毛に縁取られた目は、ただ「ほら」とフォークに刺さったお気に入りの一口を食べるようにうながしている。
915「えっ」
彼がその、きらきらと輝く赤い苺のショートケーキを特に気に入ってることは高専の皆が知っていた。いつもホールケーキをうきうきで買って来ては、誰かがちょうだいと言っても、一人で丸ごと食べきることが常だった。
「お気に入りなんじゃ、」
「はい、あーん」
目の前に出されたそれを、あーんという言葉につられたまま食べようとして、頭の中に警告が鳴り響く。
食べて、いいのか?食べたら何か起きてしまうのではないか?何が?
…うーん、あとらケーキを担保に何か無理難題を押し付けられるとかかな?
窺うように見た彼の表情からは、怪しいものは何も読み取れない。長いまつ毛に縁取られた目は、ただ「ほら」とフォークに刺さったお気に入りの一口を食べるようにうながしている。
kara_7250
PASTnotember2019そのに。11日目〜20日目。1日目から続き物となっています。
右エンドへと向かうハル相です。狩谷さんの話や政木さんのお話もあります。
次の21日目でエンドを迎えます。 55
_mahiron_
DONE恋する動詞111題ビクグレ書いてみようのやつ
10、惚れる
ビクグレ、珍しく積極的なグレミオさんの話。
割とイチャイチャしてるだけかもしれない。
配布元・確かに恋だった
http://have-a.chew.jp/ 3
_mahiron_
DONE恋する動詞111題ビクグレ書いてみようのやつ
09、悩む
ビクグレ、グレミオがビクトールさんにお手紙を書く話。
付き合ってるけど遠距離というか、ビクトールさんはお仕事で長期間留守気味って感じです。
配布元・確かに恋だった
http://have-a.chew.jp/ 3
_mahiron_
DONE恋する動詞111題ビクグレ書いてみようのやつ
08、見つめる
ビクグレ+坊、ビク→グレかな?
2のED後あたりの時間軸想定。
ビクトールさんはストーカーとかにはなりませんのでご安心下さい(?)
多分このあと猛アタックしてビクグレになります!
配布元・確かに恋だった
http://have-a.chew.jp/ 2
咲楽優
MEMO140字の三題SS小説お題の提供元は前回同様で「一緒に自分年表をつくらないか?」
彼の言葉に私は飲んでいたビールを吹きそうになった。そのまま眉間に皺が寄る。
「嫌ならいいけど」
そうこぼすと彼は玄関に向かい、私の脱ぎ捨てたサンダルを綺麗に揃える。
同棲3年、几帳面な彼とズボラな私。
ーーああそうか。
こうやって世の均衡は保たれているのか。
【お題:ビール、年表、サンダル】 167
咲楽優
MEMO他サイトにて公開しているサウンドノベルですバックログで文章を確認出来ないつくりにしていたのでテキストにしてみました
タイトル【Endless road】
※約900字
ダークファンタジー系
一部残酷な表現が含まれます
この物語はフィクションです
(ひとりごと)
確かにギャレリアの方が機能は豊富だけど私はこっちも好きですあるところにひとりの男がおりました
男は頭からマントをかぶり、手にはつえを持っています
その男がどこからやって来たのかは分かりません
男はある目的を胸に、旅をしていました
男は旅をしています
あるとき、耳の長い少年が声をかけてきました
「ねえ、君はどうしてつえをついているの?」
男はこう答えました
「私は足が不自由だからだよ」
男は曲がった足をさすりながら言いました
=男は昔、ある国の王様でした=
男は旅をしています
あるとき、羽の生えたおじいさんが声をかけてきました
「おぬしはどうしてマントをかぶっているのじゃ?」
男はこう答えました
「それは、私の顔が醜いからだよ」
男はマントを深くかぶりながら言いました
男は旅をしています
あるとき、尾びれの生えた女が声をかけてきました
「あなたはなぜ旅をしているの?」
男はこう答えました
「ひとりぼっちはさみしいからだよ」
男は遙か彼方を見つめながら言いました
=男は昔、大きな罪をおかしました=
花ほころぶ丘をこえ、砂塵(さじん)の嵐をぬけました
海を渡り、広い草原にたどり着いたところで男は腰をおろします
野原にはゆるやかな風が吹い 943
夕月葵(または凌霄花)
MEMOメモと言っていいのか不明ですが、作品としてupは何か違うのでただの妄想的な。とことんまで刀さに至上主義な人間の書く単なる妄想です注意。個人的にお刀様は物凄く経験豊富みたいに書いちゃうんだけど、実際を考えると皆DTよなぁと。小狐丸が様々な経験を得た先に人の子への愛(ぬしさま)を知るのも美味しいけど、小狐丸にも初をだった頃があるわけで。それを知っているぬしさまと小狐丸の関係も良いなと思うわけです。 2じゃり
DOODLEじゃゆり!です。ひなさよとも言えないSS。
ひなさよが好きなんじゃ。
双子なのに正反対の2人には色々と葛藤があったんだろうなあ。
日菜はおねーちゃんが大好きだから多分辛かったろうなあ、と思って書きました! 8
y_satori
SPOILER※文庫ページメーカー使用のSSですTwitterのムシカゴアートタグに投げたやつです。タイトルは最後に。
プロメテくんの名前について掘り下げたかったのに年齢ネタで自爆させてた。 4
i_nosia
MOURNINGだいぶ前に書いたひふどのSS。暗い。とある曲からイメージしました。
ほんとは破局から始まるハッピーエンド小説にする予定だったと思うけど、書いた人の主な活動ジャンルが変わってしまったために、いつ続きを書くかわからないので供養。 2
まさん
PAST二一/雨宿り消しちゃったシリーズ。
折り畳み傘といえばこれ(https://twitter.com/vazzrock_info/status/1036624708261765120)のことなんですけど、書いたの12月らしいので……ワンドロかなにかかな……覚えてないけど。 4
まさん
PAST隼始/アイドル軸某チョコで白が発売された&買った記念。隼不在。
(https://twitter.com/ssky18/status/1062375125750693889)
消しちゃったシリーズ。 4