sirome0_0☆quiet followMOURNING短い詩みたいなやつ #オリジナルss 夜のナイフ両親を看取ったら、自分は死ぬことを目標に生きてきたはずなのに、今すぐにでもと思う時がある。 正直、人がひとりいなくなってしまっても他の人の人生はいつもと変わらないまま続くのだろう。 ただそれだけのこと。 きっと、すぐに忘れてしまう、あんな人もいたなーという記憶ですら。 それでいいんだ。 誰かに悲しんでほしいわけじゃない。覚えていてほしいわけでもない。 そう思っていたのに、夜になって考え始めるとそれがたまらなく恐ろしくて涙が出てしまう。 自分は誰の何者でもないのだ、そう夜にナイフを突きつけられているようで。 Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow sirome0_0DONE桜の花と🏐彼氏日向「桜に攫われるとか月島が言うから確かめに来た」 そう言って廊下側の窓からひょこっと顔を出す日向くん。 「私、攫われそう」 「わかんないけど、攫われたら嫌だから見に来た。」って真剣な顔つきで言われて、〇〇ちゃんの傍に貼り付く日向くん。 「もう授業始まるよ」って言っても「大丈夫あと、2分したら行く」って真剣な顔のまま言うけど、「部活の時間始まるよ。」ってなると、「うーーーーん゙ーーーーっうぉおおおおっ」って葛藤の末「絶対一人で帰っちゃだめだからな」って言って部活の方に行く。 次の日、「なー、〇〇手出して。」って言って手を出させた後手の甲に"日向翔陽"って書いてくる。 「なにこれ、サイン」って訊くと、「昨日影山と話してたら、影山が誰かのものだって名前が書かれてたらさすがに連れ去らないんじゃないかって。だから、」〇〇は、俺の大事な彼女だから名前書いといたってにぱって笑う高2日向くんが見たいです。 892 sirome0_0DONE寧々ちゃんが、悲しみの中にいる時(3人が一緒にまた笑い合えるのを楽しみにしている単行本派人間) 403 sirome0_0DONE京を離れる許可「京を離れる許可をください。」 口から言葉がこぼれた。 僕の言葉に土方さんは驚いたように目を丸くし、ひどくかすれた声で「…新選組が京を離れるからか。」と言葉を返す。それがなんだかおかしくて、ふっと笑いが漏れる。 「いえ、療養をしようと思いまして」 しんとした部屋には僕の声がよく響く。 「どうして急に。」 「急じゃあリませんよ。ずっと土方さんも近藤さんも僕に療養しろって言ってたじゃないですか。」 「そうじゃない。どうして今なんだと訊いている。」 苛立つ土方さんの声も、よく響く。 「僕、漸く分かったんです。今のままじゃ役には立てないと。きちんと療養をすることが剣を握る一番の近道なんだって。」 僕の言葉に近藤さんは深く頷き、土方さんは僕の言葉が本物かどうか見極めようとしているようだった。 1316 sirome0_0DOODLEすごくくだらない、聖夜決戦編NGシーン思いついてしまったんだ千冬「お前バカなのかよ。 強がってんだよ。痛いに決まってんだろ。」 八戒「なんで…」 千冬「お前に背中見せるために決まってんだろ。三ツ谷くんは計算ができる男だ。」 八戒「計算なら俺も…」 千冬「ちっっげぇよっ足し算とか引き算とかじゃねぇよ。わかんだろ、かけ、かけ…かけ算だよ」 武道「駆け引きだよ、バカッ」 156 sirome0_0DONEよりを戻した🏐カップル月島 「見てるから、見てて」 月島くんのことを自分ばっかり見てて目が合わない、辛いって一回離れた彼女さん。 その日から、月島くんの方が彼女さんのことを目で追うようになって、敢えて月島くんを見ないようにしていた彼女さんとは当然目が合わないしどれだけそれが辛いことか身を持って知ることになる。 普通に声をかけてもうまいこと躱されるのはわかっているから、彼女さんが目の前を通った時に手首をつかんで二人になれるところに連れて行く。 「…何か用」 「ごめん、…だからそんな冷たい声で僕のこと拒絶しないで…」って弱々しい声で言う。 今まで月島くんのそんな声を聞いたことない彼女さんは勿論驚いてしまうし、「なんでそんな話し方するの」って訊くと「知らなかった僕末っ子だよ。…だから、君にも多分甘えてたんだと思う。視線が合わないのがこんなにも辛いなんて思わなかった。」 1805 sirome0_0DONE彼羽織と彼羽織とワスレナ 斎藤「無いと思えばここにあったか。いや今宵は冷える羽織っていろ。」 今から届けに向かおうと思っていたのですが、と洗濯物を畳んでいる下女ちゃんが言うと、そのまま着ているよう手で制止する。 「何だか、皆さんの仲間になったみたいですね。」なんて下女ちゃんが言えば、「仲間だろう。お前が皆の世話を焼かなければ、皆飢え死んでいたかもしれない。」なんてすごく真面目な顔で言う斎藤さん。その真っすぐな言葉に笑顔を返そうとするも上手く笑えない下女ちゃん。 「…何だその顔は。」 「いえ、嬉しくて。」 「答えになっていない。」 それでも涙が止まらない下女ちゃんをちゃんと抱きしめてくれる斎藤さんでした。 藤堂「なんか、ちんちくりんに見えるな。あはは、嘘だよ、あんまりにもちんちくりんすぎて守ってやりたくなる。」 1274 related works sirome0_0DOODLE小さい頃、段ボールをかぶればいつでも星が見えると思っていた段ボールの穴小さな頃、いたずらをして怒られると思った時に段ボールをかぶっていたことがある。僕はただの荷物。ここにはいないよ。 そう思って。 段ボールの独特な匂いにいつの間にか寝てしまった僕は、目を開けた瞬間真っ暗な視界の中でいくつかの星を見つけた。 今思えばそれは、段ボールの隙間から入ってきた光なのだけれど。 その日から、夜空を見上げるのがほんの少し怖くなった。 地球、という段ボールの中に閉じ込められているような気がして。 誰かにこの星の上から本当はずっと監視されているような感じがして。 「本当は、いくつかを除いて星は存在しないのかも」 昼間の空に手をかざし、指のすき間から漏れる光を見てつぶやいた。 303 sirome0_0MOURNING短い詩みたいなやつ夜のナイフ両親を看取ったら、自分は死ぬことを目標に生きてきたはずなのに、今すぐにでもと思う時がある。 正直、人がひとりいなくなってしまっても他の人の人生はいつもと変わらないまま続くのだろう。 ただそれだけのこと。 きっと、すぐに忘れてしまう、あんな人もいたなーという記憶ですら。 それでいいんだ。 誰かに悲しんでほしいわけじゃない。覚えていてほしいわけでもない。 そう思っていたのに、夜になって考え始めるとそれがたまらなく恐ろしくて涙が出てしまう。 自分は誰の何者でもないのだ、そう夜にナイフを突きつけられているようで。 261 sirome0_0MOURNINGもちろん、誰かにはみんな愛されてる。いつか気づける日まで愛されている自信がない、生きている価値もない。ただ何となく生きているだけの人生なのだろうと思っていた。 そもそも価値ってなんだ。どういう人に価値があるんだろう。 偉人以外は価値がないのか どうしたら価値のある人間になれる 自分に自信がつく 「世の為人のためになることをした人はそりゃあもうもてはやされると思うよ。でも、どんな小さなことでも、いてくれてよかったって思ってもらえる人がそうなんじゃない別にいいことをしなくたっていいんだよ。」 ほら、親にとってはどんな子も、生まれてきてくれてありがとう、の対象になるって聞くじゃん。 目の前の人間はこともなげにそんな事を言う。 この人間はきっと自分の価値を知っている。だから自信があるんだ。 437 sirome0_0DONE銀河鉄道の夜の後のジョバンニとザネリのお話を書きました。ザネリとジョバンニ「ザネリ、ねぇ。」 嗤いに来たのか、それとも責めに来たのか、 ジョバンニはそれでも何も言わずに立っている。ただ僕の返事をひたすらに待っているようだった。 「カムパネルラの父さんが言ってたんだ。一度二人で家に遊びに来てほしいって」 「…」 「ザネリ、行こう。きっとそれをカムパネルラも望んでる。」 …カムパネルラが、望んでる 「ジョバンニ、一体「わからないよ。その人が本当に望んでいることも、その人にとっての幸いも…僕らには到底わからない。」…」 「それでも、カムパネルラはカムパネルラのお父さんが望んだことを望むと思うんだ。だから、僕らは行くべきなんだよ。」 いつから、いつからジョバンニはこんなふうに話していたのだろう。 1263 sirome0_0TRAININGオリジナルのお話冬になると眠ってしまう女の子の話1僕の好きになった人は、冬になると眠りにつく。 そして、春が来れば目を覚ます。 彼女は、冬も、雪も知らずに過ごす。 粉雪が舞う季節、イルミネーションがきらきらと目に痛い季節を君と一緒にいられたらと願う僕と、私が冬を見れないのはね、冬を見る必要はないとあらかじめ決められたのよと笑う君。 ただ、あなたと出会ってから日々はあっという間に過ぎ去り木々の色も花の色もコロコロと色を変える。 まるであなたと過ごせない季節をさみしく思う私を嘲笑っているかのように、冬はすぐに訪れる。 長い長い冬。 「冬ってね、怖いの。他の人のことは分からないし冬眠している動物のことも分からないけれど。」 しんみりと語っていた君は急に無邪気な笑みを浮かべる。僕にとって君は見ているだけでコロコロと表情を変える季節のように思える。 574 sirome0_0TRAININGオリジナルのお話冬になると眠ってしまう女の子のお話二あなたは知らないのでしょう、本当の真っ暗がどれだけ怖いのか。 冬になると、どうしてか眠くなってしまう。 眠りたくなくても、もっと起きていたくても私の思いとは裏腹に冬は年々早くやって来る。 冬の間中夢を見ていられるのなら、どれだけいいだろう。 けれど、私が眠っている間あるのは真っ暗な闇だけだ。 生きているのかどうかすらわからない、このまま眠り続けたらもう死んでしまうのではないかと思ってしまう。 誰か、気づいてくれるのだろうか。 私がもしも眠ったまま二度と目を覚まさかった時、冷たくなってしまった時に。 真っ暗闇の中、私は泣いているのだろうか。頬に温かい感触がする。 あなたは、あなたは来てくれるだろうか。 冬の間に私のことなんと忘れてしまう… 572 sirome0_0MOURNINGただ、ひとり旅の予定がズレた日に思いついた話ひとり旅出かけようと思った。大切だと思っていた人を忘れるために。唐突に選んだ意味のない季節をぱっと指さして気づく。 本当に偶然、でもそれは必然のように意味のある季節であるように思える。 それくらい、大切な日だった。その日は、君と出会った季節だったから。 君の口にしていた名前の場所、多くの時間君が過ごしたらしい場所。全部見て回りたかった。 君がいたことを、どうしても感じたかった。 それだけで良かった、それだけで。 きっと、私は前へ進める。 初めての土地は、冷たくてつんと鼻の奥が痛くなるような空気をしていた。 秋、という季節がそうさせていたのかもしれないけど。 「さむ。」 小さく呟いて、歩を進める。 右も左も知らない景色が広がる世界へ。 319 sirome0_0DOODLEきっと彼女は昔物語を作るのが好きだった。たまには、年老いた彼女のお話を当たり前にいた人はある日突然、ほんの些細なことで居なくなってしまう。 友達でも恋人でもそうなのかもしれない。家族でも同じだ。 だから私は大切な人をこれ以上増やさないと決めた。大切が増える分、なくなったときに心が痛くて痛くてたまらなくなるから。 こっちに来ないでくれ、そう思っても人間という生き物は一度外へ出ればいろんな人に出会ってしまう。時には言葉を交わし、相手との関係に名前をつけざるを得ない時だってある、ニンゲンだから。 ニンゲンなんて厄介だ、ひとりぼっち以外を知ればひとりぼっちには戻れない。 …あぁ、生まれ変わったら木になりたい。 木は色んな人の一生を見られるから、それでもその全部が他人事だから。言葉を交わさなくても構わないから。 491 sirome0_0DONEどうしても口説き(治し)たい人君は旅をするどうしても、どうしても口説けない人がいた。 その人は、いつも明るくてまるで病気なんてないような顔で診察室に入ってくる。 「せんせっ、今度沖縄に行くんだ」 「駄目だよ。」 その人は、僕の制止をなかなか受け止めてはくれない。 「今度こそ、治療を受けてもらう。」 「治療なら受けてるよ。」 「欠かさず処方薬は正しく飲んでるし、おかげで検査の結果も現状維持を続けてる。」 「だから、そうじゃなくて「いやだよ。」…」 「沖縄に行ってから。世界を見てから。どうせ私には私しかいないんだから。そんな私もそのうちいなくなるんだから。今、見に行くの。世界を。」 すぐにどうこうなる病気じゃない。ただ、彼女の病は確実にその小さな体を蝕んでいく。 719 recommended works jangdevaDOODLER18msdnMsrが大人 RAMMENUエロいのを描きたかったけど結局ネタに走ってて草お久しぶりです。良かったら見てやってください。黒尾鉄朗!!() 夢主顔あり⚠ ちすぐDOODLEでふぉるめ小手っ子。ヤマも描きたいけどちょっと時間がないのでまた今度で… 5 ちすぐDOODLE落書き藤堂。あとは藤堂にポニテしてほしい落書きと藤堂と妹ちゃんの落書き。 3 ちすぐDOODLE忘バ落書き。はるちゃんと国都と藤堂姉とちまいの色々 7 名無しさんDONEXに上げたものです。ささっと書いたので、まずこちらに投稿させていただきます。女避けの為に付き合っていると勘違いした話。スナと付き合って数ヶ月。それなりに恋人らしい事もしてきたから彼は私のことが好きで付き合ったんだと思ってたけど、どうやら私はただの女避けらしい。 バレー強豪校の稲荷崎に推薦で愛知から来たという彼は、その容姿も相まってたちまち人気者になっていた。クラスは違えど、同学年や先輩問わず女の子から言い寄られてる噂をよく聞いていたし、その現場を目撃する日も多々あった。かくいう私もスナくんの事が気になる女子のひとりだったわけだけど。 周りの華やかな女の子達みたいにスナくんに話しかける勇気もないから遠くからそっと眺めるだけ。 自分の意気地なさ故に接点を作れないで居る癖に、可愛い女の子達に嫉妬したりして、これは甘酸っぱいどころか塩っぱい青春になりそうだなぁ、と思っていた。 4321 yu7yumeDONE“彼ジャージ”の続き?“彼ユニ”⚠️819夢絵/クロオくん⚠️🌸ちゃんにお顔あり⚠️4枚目🌸ちゃん履いてないvar#HQプラス #819プラス 4 HatiDONE【たかとど】【高藤】付き合ってるタイプのたかとどです! ちすぐDOODLE忘却バッテリーテレビアニメ二期決定おめでとうございますわーい!!!