セックスしないと恋人が死ぬ部屋ガヤガヤと騒がしい居酒屋で久々に2人きりで飲んでいた、前に会ったのはいつだったか、最近は忙しくてなかなか会えなかっただけに目の前にいる銀色は嬉しそうに酒を飲んで笑っているのを見て仕事ばかりで荒みかけていた心が癒されていくのを感じていた。
「ねえ土方くん、このあとどうするの?」
「ん?あぁ、どうしたい?」
頬杖をついて愛おしい男の顔を見ると、白い頬を赤く染めて目をうろうろとさせ始めた。
可愛いやつめ、と頬を撫でてやると目を細めて手のひらにすりすりと頬を押し付けてきた。
抱きてぇな、むくむくと湧き上がる欲望を必死に抑えて酒を飲むとカランコロンという音と共に大きな声が聞こえた。
「金時〜!金時やいか!久しぶりじゃのぅ!」
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